インフルエンザ予防の手洗い、うがいやマスクの効果について

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まだ本格的な冬が来る前、早ければ11月くらいから気をつけたいのが、インフルエンザです。
インフルエンザにかかると病院に行って薬をもらい安静にするくらいしかできないので、どう予防するかが重要ですよ。



インフルエンザ予防に手洗いってどうなの?

以前にインフルエンザの予防接種についての記事を書きましたが、11月くらいに予防接種を受けておくのは有効ですよ。

予防接種以外のインフルエンザの予防方法としてまず思い浮かぶのは手洗い、うがい、マスクといったところではないでしょうか。
子供の頃には「手洗いしなさい」的なことを言われたものですが、手洗いはインフルエンザの予防には効果が期待できますよ。

インフルエンザウイルスが体内で増殖して高熱などの症状が出るのですが、そもそもインフルエンザウイルスが体内に侵入するのは手からのケースが多いんですね。
電車やバスなどの公共交通機関では、バランスを取るために吊り革だったり握り棒(電車の扉近くなどにある棒のこと、スタンションポールとも呼ばれる)だったりを触りますが、こういう私たち誰もが触れるものってやっぱり危険なんです。

どんなウイルスが付着しているか分からないので、自宅に戻ったら必ず手を綺麗にしたいですね。
自宅以外で、殺菌されていなくて不特定多数がよく手をつけるもの(吊り革や階段の手すりなど)に触れるなら、手洗いを心がけるのも有効です。

私などは手洗いを面倒に感じる方なので、普段は特に石鹸も使っていないのですが、冬場は石鹸で念入りに洗っています。
特に意識しているのは指の間とか、普段はあまり気にしていないところをしっかりと洗うことですね。

私も昔は手のひら、手の甲だけのような洗い方をしていましたが、インフルエンザの予防のためには細かいところまで洗うのがポイントですよ。
あと、意外と見落としがちなのが目がかゆくてこすることで、手にウイルスが付着していると目から感染することもあるんですね。

私は割と目のかゆみが出やすく癖でよくやってしまうんですが、外出先で手を洗っていない時は目をこすらないようにするのがいいですよ。

インフルエンザはうがいで予防できるの?

手洗いと並んで子供の時によく言われたのが「ちゃんとうがいもして」的なことですけど、うがいがインフルエンザの予防に効果的かは疑問が残るんですよね。
以前に夏風邪についての記事を書きましたけど、そちらの方で軽くうがいについて触れました。

インフルエンザにうがいは効果がないけれども夏風邪なら効果が期待できる、的なことを書きましたね。
厚生労働省の方ではインフルエンザの予防に効果的な方法を紹介しているのですが、こちらからもうがいの名前が消えているように、実はインフルエンザにはうがいの効き目はほとんどないんです。

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どうして効果がないと判断されたかですけど、インフルエンザのウイルスは体内にすぐに入り込むんですよね。
20分程度で体内で増殖を始めるんですが、これを防ぐならインフルエンザウイルスが気道にやってきてから20分以内にうがいをしないといけない計算です。

そもそも、インフルエンザウイルスはかなり強力なウイルスなので、20分以内にうがいをしても間に合うかという問題もありますね。
一方で、夏風邪の記事でうがいを紹介したように、うがいは風邪の予防効果があるという研究結果が出ています。

うがいをするとインフルエンザにかかりやすいならともかく、そのようなデータはないので、インフルエンザに効果がなくても風邪予防のためにうがいをするのは有効なんですよ。

インフルエンザの予防にマスクは効果的?

手洗い、うがいは主に自宅に帰ってからするものですが、外でもできるインフルエンザ予防法がマスクです。
冬場は病気予防のためかマスク着用済みの姿を外でよく見かけますが、マスクはしっかりインフルエンザを予防する効果が見込めるんですよ。

インフルエンザのウイルスの感染経路としては、上に書いたように手からが非常に多いのですけど、飛沫感染も多いんです。
飛沫感染とは、すでに何らかの病気に感染している患者さんのくしゃみや咳などからウイルスを含んだ飛沫(つばなど)が当たって、そこから感染するパターンですね。

インフルエンザウイルスは空気感染はしないので、すでに感染している患者さんと同じ空間にいるだけではうつる心配はありません。
マスクは、インフルエンザを発症している患者さんの咳やらくしゃみやらを物理的に止めてくれる効果、それに乾燥を防ぐ効果があります。

乾燥はインフルエンザウイルスが好む環境なので、マスクの乾燥を防ぐ効果も何気に無視できないんですよね。
ただ、残念ながらマスクで飛沫感染を完全に防げるわけではなく、当然ながらマスクには隙間があります。

そのため、近くに感染している患者さんがいて、運が悪いと飛沫が直撃するなんてケースもあるんです。
けれども、マスクは自分が感染している時に周囲にうつさないという意味合いもあるので、できるなら冬場はマスクをした方がいいですよ。

うがいについてはインフルエンザの予防効果は期待できないのですが、手洗いとマスクはどちらかを心がけるのではなく、なるべく併用して予防するといいでしょう。
こちらの記事では、さらにマスクについて詳しく説明しているので、インフルエンザ予防のためにチェックしてくださいね。

まとめ

手洗い、うがい、マスクと代表的なインフルエンザの予防方法を紹介しましたが、それぞれ効果は異なります。
特に重要なのが手洗いとマスクなので、この2つを心がけて健康に過ごしてくださいね。


この記事のポイント
・不特定多数が触る電車の吊り革などからウイルスが付着するので、手洗いは欠かせない。
・インフルエンザにうがいが効果的ではない。
・マスクは飛沫感染をある程度は防ぐ効果があるので、冬場にはなるべく使いたい。
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