クリスマスツリーの星の名前や意味は、玉の由来についても解説

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クリスマスツリーを買ったり、街中のクリスマスツリーを見に行ったり、11月から12月にかけてはクリスマスツリーをよく目にしますよね。
このクリスマスツリーの上に付けられている星、あれがどんな名前でどんな意味を持っているのか、気になるのではないでしょうか。



クリスマスツリーのてっぺんの星の名前は

結論から書きますが、クリスマスツリーでよく見られるあの星は一般的にはトップスターと呼ばれています。
あの星について伝えたいだけならトップスターだけで十分で、クリスマスツリーを売っているおもちゃ屋などでも普通に伝わりますよ。

ただ、一般的という時点で分かるかもしれませんが、あの星には正式名称もあり、それが「ベツヘレムの星」です。
こちらのクリスマスケーキの記事では、クリスマスはキリストの誕生日であることなどを解説しましたが、クリスマスツリーの星もキリストと関係しています。

イスラエルとパレスチナの問題は相変わらずですが、ベツヘレムというのはパレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区にある都市のことですね。
このベツヘレムがイエス・キリスト生誕の地であると聖書には書かれていて、キリスト教にとっては重要な意味を持っています。

キリストが誕生したことを知った「東方の三博士」がベツヘレムまでやってきた、そう聖書には書かれていますが、キリスト誕生を予感させたのが「ベツヘレムの星」なんですね。
この時の星は誰も見たことのない星だったそうなんですが、具体的にどんな星だったのかはよく分かっていはいません。

彗星だったのではないか、超新星だったのではないかといった説から、そもそもそんな事実はなかったといった創作説まで色々とあります。
正体は不明ですが、キリストの生誕を知らせた「ベツヘレムの星」はキリスト教で重要な意味を持っているわけですね。

クリスマスツリーに星が使われている意味

ここまで「ベツヘレムの星」について説明してきましたが、次はそんな星がどうしてクリスマスツリーのてっぺんに飾られているか、です。
これには諸説あるので絶対に正しいとは断定できませんが、この星は希望を表していると考えられます。

「ベツヘレムの星」が創作ではないという前提で話を進めますが、キリスト誕生時のユダヤ人は暗黒時代と表現するしかない状態だったんですね。
キリスト誕生以前からあった旧約聖書(ユダヤ教の聖典)には救世主についての預言がいくつもあり、これがキリストのことです。

この預言があったからこそ、変わった星を見た「東方の三博士」は救世主が生まれたと確信したわけですね。
「ベツヘレムの星」は救世主誕生という希望を知らせるもの、このことから希望を象徴する存在としてクリスマスツリーにも使われるようになったと思われます。

クリスマスツリーが初めて歴史に登場したのは1419年と、キリストの時代からだいぶ後なので直接的な関係はなく、だからこそちょっと曖昧なんですね。
イギリスなどではクリスマスツリーに星ではなくて天使をかたどった像が使われている場合もありますが、キリストの母の聖母マリアに受胎を伝えた天使が由来とされています。

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星と天使で違いはありますが、キリストの生誕と大きく関わっているのは間違いありません。
ここまで星の由来について書いてきましたが、この「ベツヘレムの星」という言葉は日本ではあまり知られてはいないんですよね。

「ベツヘレムの星」からクリスマスツリーの星を思い浮かべるのは難しく、恐らく通用しないのではないでしょうか。
日本でメキシコサラマンダーと言っても、なかなか伝わらないみたいなものです(ウーパールーパーと呼ぶのは日本だけ、正式名称はメキシコサラマンダー)

クリスマスツリーの玉はどんな意味があるの?

クリスマスツリーの魅力の1つが色とりどりなオーナメントですが、あの玉が何を表しているか気になりませんか。
今では赤以外の玉もあるのでイメージしにくいかもしれませんが、玉はリンゴを表しているんですね。

禁断の果実」なんて言葉は今でも使われますが、これは上で出てきた旧約聖書の「創世記」に出てきます。
唯一神のヤハウェによって創造された人間の男女、アダムとイブが食べてはいけないと言われていた「善悪の知識の実」を食べてしまって楽園を追放されるというのが大雑把な内容ですね。

「絶対押すなよ!」的なフリではないのに本当にやってしまったわけですが、この「善悪の知識の実」がリンゴとしてよく描かれています。
実際には「創世記」には具体的にどんな果実だったのかは書かれていないのですが、昔からリンゴのイメージだったわけですね。

初期のクリスマスツリーには本当にリンゴをぶら下げていたらしく、その名残でリンゴを模している玉が飾られます。
他の色もあるとはいえ、クリスマスツリーの玉は赤が多いですが、これは元々はリンゴだったからですね。

玉の由来についてはこんな感じですが、以前にクリスマスツリーの収納に関しての記事も書いているので、ぜひこちらもチェックしてください。

まとめ

クリスマスツリーで使われている星、そして玉の由来はキリスト教の根幹の部分に大きく関係しています。
お子さんから星、玉の意味について質問されたら、ぜひこの記事を参考にして答えてあげてくださいね。


この記事のポイント
・クリスマスツリーの星の名前はトップスター、正式名称は「ベツヘレムの星」
・キリスト生誕時の逸話から、星は希望を表していると考えられる。
・クリスマスツリーの玉は、アダムとイブが食べたとされるリンゴがモチーフ。
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