入浴剤の効果はないのかあるのか、種類の解説と本当のところ

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疲れた体を癒やすために入浴剤を入れてお風呂に入る、いいものですよね。
ただ、この入浴剤を入れて本当に効果が出ているのか、気になってしまうものだと思います。



入浴剤は効果がないわけではない

色と香りは分かりやすいですけど、それ以外の健康効果が本当に出ているかって分かりませんよね。
まず、入浴剤と大雑把にくくるのはよくなくて、入浴剤は法律では以下の3種類に分けられるんです。

  • 化粧品
  • 医薬品
  • 医薬部外品

化粧品は美容目的というのはすぐに分かりますが、法律的には効果が緩やかでないといけません。
すぐに美しくなれる化粧品って夢のようですが、すぐに効果が出るような商品は実は化粧品ではないんですね。

医薬品は説明する必要もないとは思いますが、病院で処方されたりドラッグストアで購入できる薬のことです。
そして、分かりにくいのが医薬部外品で、こちらは有効成分が配合されていて医薬品のようだけど、医薬品ほどの効果が出ないものですね。

この医薬部外品も効果が緩やかでないといけないって定められていて、薬ほどの効果はないのでドラッグストア以外でも販売してOKなんです。
化粧品も医薬部外品も「効果が緩やか」ですが、比較すると化粧品の方がより緩やかでないといけません。

効果は医薬品>医薬部外品>化粧品といった感じですが、日本で発売されている入浴剤はほとんどが医薬部外品ですね。
医薬品として認められている入浴剤は、現在のところは千葉実母散浴剤しか存在しません(インターネットでの注文でしか手に入らないはずです)

化粧品の入浴剤なら、薬用成分も入っていない上に効果も緩やかなので、特に効果がないと感じても不思議ではないんですね。
医薬部外品の方でもすぐに大きな効果は得られないので、やはり効果がないと感じられるかもしれません。

ただ、化粧品や医薬部外品の入浴剤が効果がないわけではなくて、すぐには効果が出ないってだけです。
じっくりと効果が出るのを待たないといけませんが、同時に効果の面での分類を知るのも重要なポイントですよ。

入浴剤の効果は種類によって違う

上で書いたように法律的には入浴剤は3つに分けられますが、成分や効能では6種類に大きく分けられていて、以下がその6種類です。

  • 無機塩類系
  • クール系
  • 炭酸ガス系
  • スキンケア系
  • 酵素系
  • 生薬系

無機塩類という言葉だと何なのか分かりにくいですが、これは温泉の成分が含まれているタイプと考えて問題ありません。
炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウムなどの成分が代表的で、こちらは保温効果が優れているんです。

体の芯から温まりたい、そんな場合はしっかりと体を温めてくれる無機塩類の入浴剤が効果的ですよ。
清涼系などとも呼ばれるクール系は、お風呂から上がった時にスーッとした感覚を味わえるのが魅力ですね。

ただでさえ暑い夏場に湯船に浸かると、お風呂上がりにドライヤーを使うだけでも汗が出てくるものです。
スーッとした感覚を味わえるクール系なら、夏場のような暑い時期のお風呂上がりのつらさを改善してくれますよ。

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炭酸ガス系はあのシュワシュワした炭酸が病み付きになりますけど、シュワシュワ感はあくまでおまけみたいなものです。
炭酸水が健康にいいことは割と知られていますが、血行促進の効果が体にいい影響を与えてくれます。

二酸化炭素が吸収されると、脳が酸欠だと判断して酸素が送られるので血流量がアップし、血行が促進されるわけですね。
炭酸ガス系の入浴剤でも肌から二酸化炭素が吸収されるので、炭酸水を飲んだ時と同じように血行促進の効果が得られます。

体の冷えはありとあらゆるところに悪影響をもたらすので、冷え性に悩まされているなら炭酸ガス系の入浴剤がいいですよ。

入浴剤の効果は本当にあるけれど

スキンケア系はそのままの意味であり、保湿効果が期待できるので乾燥肌に悩まされているなら役立ちます。
医薬部外品でもスキンケア系の入浴剤は割と多く発売されているので、肌の悩みがあるならぜひ試してみてくださいね。

酵素系の入浴剤はスキンケア系の派生みたいな感じで、こちらも肌に対して効果があるんです。
パパインやパンクレアチンといったタンパク質分解酵素、重曹、炭酸水素ナトリウムなどを配合していて、角質などの肌の汚れを落とす効果が強いのが特徴ですね。

最近は酵素風呂も人気を集めていますが、酵素風呂を自宅で再現するなら酵素系の入浴剤が欠かせません。
生薬系は名前の通り生薬を多く配合していますが、使われているのは茴香(ういきょう)や黄柏(おうばく)など、保温や冷え性改善の効果が期待できるものが多いですね。

以前に東洋医学についての記事を書きましたが、東洋医学や漢方に興味があるなら生薬系を選んでみてはいかがでしょう。

入浴剤全てがこれら6種類に完全に分かれているわけではなく、無機塩類系と酵素系を併せ持った商品もありますね。
ただ何となく体にいいというイメージで入浴剤を選ぶと、効果がないって印象を受けやすいと思います。

入浴剤は効果があるのは本当なので、どんな効果を得たいのかをまず決めて、それに合った入浴剤を探してくださいね。
上で書いたように、医薬部外品でも効果は緩やかなので、それこそ最低でも1ヶ月くらいは使い続けるくらい気長に行きましょう。

まとめ

入浴剤の効果がないと感じる原因としてよくあるのが、効果を確認していない、短期間で効果が出るものと思っている、この2つです。
血行の改善などの効果は期待できるので、ぜひ自分に合っているものを見つけてください。


この記事のポイント
・医薬部外品や化粧品の入浴剤は、すぐには効果は出ない。
・入浴剤は効果で6種類に分けられ、それぞれ異なる特徴を持っている。
・入浴剤は効果があるのは本当なので、気長に効果が出るのを待ちたい。
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