喪中で初詣は大丈夫か、忌中のケースやいつまでに行くかも解説

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年明けの初詣は、日本人にとっては恒例のイベントです。
ただ、喪中の場合は初詣に行ってもいいのか、行ってはいけないのかすごく迷ってしまうものですよね。



喪中で初詣に行っても大丈夫なの?

こちらの記事では喪中、そして親等について詳しく書きましたが、かつては法律でしっかりと喪中が決まっていました。

しかし、戦後にこの法律はなくなったので、喪中は明確に法律で決まっているわけではない、暗黙の了解みたいな扱いなんです。
明確に決まっていないからこそ、あれこれ迷ってしまうわけですが、どこに初詣に行くかによって答えは変わるんですよね。

初詣と言えば神社がまずイメージされるでしょうし、実際に私も神社へ初詣に行っています。
しかし、千葉県成田市の成田山新勝寺が初詣の人出ランキングで毎年上位にいるように、初詣はお寺の方に行っても何の問題もないんですね。

神社とお寺、この2つで初詣に行くのが問題なのは神社の方で、これは宗教観の違いが原因です。
お寺が仏教の施設なのに対して、神社は神道(読みはしんとう。日本古来の宗教)の施設なので、方針みたいなものはだいぶ異なるんですよね。

神道では死を穢れ(けがれ)として扱っていて、神道のやり方で葬儀を行う場合も神社は使われません。
それに対して仏教では死を特別に否定はしていないので、お寺で葬式が行われることもあります。

このように大きな違いがあるので、死の穢れが残っている喪中の状態で神社に行くのは駄目だと言われているのです(こちらも、法律で定められてはいませんが)
お寺の方は喪中であっても特に問題はなく、現実問題として中に入れなかったらお寺での法要はできませんからね。

ここで問題なのが神社に初詣に行ってはいけないかどうかで、上で触れたように明確な決まりは存在しません。
それどころか、実は喪中の状態で神社の方に初詣に出かけても特に問題はないんですよね。

お寺と神社の違いは以前の初詣の記事でも触れましたが、実は江戸時代は神社とお寺って同じものとして扱われていたんですよ。

明治時代から神社とお寺は明確に分けられるようになったのですが、そう考えると神社に行けないというのはおかしな話です。
それでも、日本では喪中に神社に行くなんて駄目みたいな雰囲気があるので、喪中で神社に初詣に行くと知り合いから注意されるみたいなことはないとは言い切れません。

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神社によっては喪中での初詣を嫌がるところがあってもおかしくはありませんし、そういう意味では無理に神社に行くよりは、お寺の方に初詣に行く方が無難だというのが個人的な考えですね。

初詣に関係してくる喪中と忌中のち外

喪が明けてなくてもお寺なら初詣に行って大丈夫ですが、忌中の場合はまた別問題なんですよ。
喪中と忌中、私も身内が亡くなるまで違いは知らなかったのですが、簡単に言えばどちらも身内の死を受け止めるための期間です。

江戸時代だと忌中は仕事をしてはいけない、髪の毛やヒゲを剃ってもいけない、外出は控えるなどかなり細かいルールがありましたが、今は普通に葬儀が終わったら出社するケースがほとんどですよね。
本来の意味はだいぶ失われているので、現代では忌中と喪中の違いは期間の違いと考えて問題はありません。

忌中は現代では四十九日法要明けの50日までのこと(両親や配偶者の場合、関係性によってはもっと短い)です。
喪中の方も関係性によって期間がだいぶ異なりますが、両親や配偶者で1年、兄弟姉妹で半年とされることが多いですね(やはり明確な決まりはありませんが)

上で触れたように、喪中であっても神社に初詣に行って大丈夫なのですが、忌中の時は神社には行ってはいけません。
忌中の50日という期間は神道の考えによるものなので、ルールはありませんが喪中とは違ってやってはいけないことなんです。

一応、神社の方に連絡すればお祓いの上で初詣ができるところもあるようですが、そこまでして行く必要があるかはちょっと疑問ですね。

初詣へ喪中で行くならいつまでがいいの?

お寺なら忌中であっても初詣に行けますが、厄除けや厄払い、絵馬が欲しいといった理由で神社に初詣に行きたいってこともあると思います。
そもそも、初詣はいつまでに行けばいいかですが、こちらは明確には決まっていないんですね。

新年の1回目のお参りが初詣なんていう考えもあるので、この考えなら12月31日の初詣も成り立ってしまいます。
もっとも、神社の方もいつまでも初詣モードでいるわけではなくて、1月7日か1月15日を境に通常通りの神社に戻るのが普通ですね。

門松を出しておいてもいいのは松の内までとされていて、この松の内が1月7日、もしくは1月15日までなんですよ(地域によって違います)

1月7日までならどの神社でも初詣客に対応してくれるはずですが、それ以降はそれぞれの神社によって対応が異なります。
忌中が明けるのが1月6日なら十分に神社の初詣に行けますが、忌中が明けるのが1月8日から14日くらいだと困るところですね。

1月15日まで初詣ができるのか、それぞれの神社に問い合わせた上で訪れてみてください。

まとめ

お寺の方なら喪中でも忌中でも初詣に行ける、これを知っておけばそう困ることはありません。
神社の方はちょっと判断に困りますが、それでもタブーってわけではないですよ。


この記事のポイント
・お寺は喪中でも初詣は大丈夫、神社も一応は大丈夫だが避けた方が無難かも。
・忌中なら神社への初詣はNG、お寺なら問題なし。
・1月7日、1月15日まで初詣ができる神社が多い。
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