ロキソニンとバファリンの違い、強さや飲み合わせの面を解説 | 光のどけき今日の日に

ロキソニンとバファリンの違い、強さや飲み合わせの面を解説

この記事は約 10 分で読めますよ。

頭痛などの痛みが出た時に、ロキソニンとバファリンのどちらを選ぶかで悩むことってありますよね。

この2つの薬はどういうところが違うのか、それぞれの効果の強さなどを詳しく比較解説していきます。


ロキソニンとバファリンの違いって?

ロキソニンとバファリンはメーカーも何もかもが違うので、痛み止めという一点を除けば、共通点はほとんどありません。

今回の記事では特に注釈がない限りロキソニンという単語は市販の「ロキソニンS」を、そしてバファリンという単語は「バファリンA」のことを指しています。

まずはロキソニンとバファリンの成分についてですが、ロキソニンの成分は以下の通りです。

ロキソニンの成分
  • ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg

成分を書き出すとあまりにシンプルですが、ロキソプロフェンというのがロキソニンの主成分ですね。

そして、バファリンの成分についてはこちらのバファリンとバファリンプレミアムの比較記事で詳しく書きました。

この記事でも改めてバファリンの成分を記載しますが、以下のような成分が配合されています。

バファリンの成分
  • アセチルサリチル酸(アスピリン) 330mg
  • 合成ヒドロタルサイト(ダイバッファーHT) 100mg

さて、成分を比較した上での2つの薬の違いですが、ロキソニンの主成分のロキソプロフェンナトリウム水和物と、バファリンの主成分のアスピリンの差は大きく分けて2つあります。

まず1つ目は副作用で、ロキソニンは市販の薬の中では相当に副作用が強い部類に入るんですよね。

こちらの記事でも書きましたが、市販のロキソニンと医療用のロキソニンは中身は全く同じなので、市販されているからといって気軽に使っていい薬ではありません。

ロキソニンの代表的な副作用が消化器へのダメージで、食欲不振や胸焼けのような比較的軽いものから、潰瘍といった酷いものまであるんですね。

痛みを脳に伝えるプロスタグランジンという成分がありますが、ロキソニンはこのプロスタグランジンが合成されないように邪魔をする薬なんです。

ところが、プロスタグランジンは胃の粘膜を保護する役割もあるので、邪魔をした結果として胃酸による被害が増えるわけです。

病院でロキソニンが処方される場合、胃薬が一緒に処方されるのは胃を守る必要があるからですね。

市販のロキソニンを購入して使うなら、なるべく胃の粘膜を保護するタイプの胃腸薬を合わせて飲むのがよくて、エーザイのセルベールがまず候補に挙がりますね。

どうしてセルベールが候補に挙がるか、それは病院でよく処方される胃薬、セルベックスと同じテプレノンという成分が配合されているからですよ。

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ただ、セルベールはセルベックスよりテプレノンの量は少なく、完全には代用できません。

一方、バファリンには胃を守る働きがあるダイバッファーHTが配合されていて、胃に優しい痛み止めなんですね。

バファリンと言えば「優しさ」ですが、ロキソニンと比べると安心して使えるのが魅力ですね(それでも15歳未満のお子さんに使ってはいけませんが)

ロキソニンとバファリンの強さはどっちが上?

副作用はロキソニンの方が強いという結果ですが、副作用があっても構わないから痛みを抑えたいって場面はありますよね。

ロキソプロフェンナトリウム水和物とアスピリンの差の2つ目は、薬を使う上でも特に重要なポイントである効果ですが、こちらはロキソニンの方が大きく上回っているとされています1)実際には相性とか思い込みなどもあるので、絶対ではありません。よ。

普段からバファリンを飲んでいるので、バファリンを飲むと安心して効果が出やすいとかそういう例外あるのですが、アスピリンとロキソプロフェンは効果に相当な差があるんですね。

医療用も含めた全ての痛み止めの中で、最も効果が期待できるのはジクロフェナクを配合している医療用のボルタレンです。

湿布薬のボルタレンテープはドラッグストアでも売っていますけど、飲み薬としてジクロフェナクを配合している市販の薬はまだありません。

それくらい効果が強い医療用のボルタレンが効果のトップで、ロキソニンはボルタレンに次ぐ効果なんですね。

医療用のロキソニンは手術後の痛み止めとしても使われるくらいで、市販のロキソニンでもそれと同じ効果が期待できますよ(最初の段落で触れたように成分が一緒なので)

バファリンにも医療用の薬がありますが、痛み止めとして使われることはほとんどない2)血栓対策として使われる場合はあります。のではないでしょうか。

このように効果の面ではロキソニンが圧倒的なので、本当に痛みが酷い場合はバファリンではなくロキソニンを選ぶ方がいいんですよ。

どのくらい時間が経てば効果が出てくるか、これは個人差があるので断定はできませんが、どちらの薬も30分から1時間程度で効果が出てくるケースが多いですね。

ロキソニンとバファリンの飲み合わせはどう?

つらい痛みがあり、ロキソニンとバファリンを合わせたくなることって割とあると思います。

市販の薬は合わせても大丈夫的に考えてしまいがちですけど、ロキソニンとバファリンを合わせるのはダメです。

以前、バファリンと風邪薬などとの飲み合わせの記事を書きましたが、バファリンと風邪薬を合わせると効果が重複するので危険なんですね。

ロキソニンとバファリンは共通点はほとんどありませんし成分もまるで違いますけど、どちらもNSAIDsに分類されます。

NSAIDsの別名は非ステロイド性抗炎症薬で、皮膚科でよく処方されるステロイドではないけど鎮痛効果がある薬のことですね。

成分で被っているものがあると効果や副作用が出過ぎるリスクが高まりますが、被っていなくても同じ系統の薬を使うのは危険なんです。

どうしても痛みでつらい時もロキソニンだけにする方がよくて、もしロキソニンでも効果がまるで見られないなら病院で診察してもらう方がいいですよ。

バファリンもロキソニンも、長く使うものじゃなくて短期的に痛みを抑える薬3)痛みの原因を解決してくれるわけではありません。なので、痛みが持続しているようなら病院で根本的な解決方法を提案してもらうのがいいでしょう。

ロキソニンは効き目が強いからか入手するのがやや面倒ですが、入手方法についてはこちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてください。


まとめ

バファリンとロキソニンの違いを簡単に表すなら胃に優しいバファリン、胃に優しくないけど効果が期待できるロキソニンといった感じですよ。

痛みの程度や胃薬があるかなどの条件で最適な薬は変わりますので、うまく使い分けてくださいね。

この記事のポイント
  • ロキソニンは副作用が強く胃薬と合わせて飲みたいが、バファリンは胃に優しい。
  • 効果を比較すると、ロキソニンの圧勝。
  • ロキソニンとバファリンを同時に飲んではいけない。

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注釈   [ + ]

1. 実際には相性とか思い込みなどもあるので、絶対ではありません。
2. 血栓対策として使われる場合はあります。
3. 痛みの原因を解決してくれるわけではありません。

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