風邪で熱が出ないだるい状態が長引くなら、汗などどう対処すれば

この記事は約 9 分で読めますよ。

風邪をひいて熱が出る、これは非常につらいですけど、ある意味では正常なんです。
逆に、風邪をひいているのに熱が出ない方が問題があって、普通の風邪と比べるとかなり厄介ですよ。

風邪で熱が出ないしだるい状態が続く原因って?

そもそも、どうして風邪をひいて熱が出ないかですが、以下の2パターンが原因として考えられます。

  • ライノウイルスのように熱が上がらないウイルスに感染している
  • 熱を上げるための免疫力に問題がある

風邪の原因になるウイルスって無数にあって、だからこそ風邪薬の特効薬は今もないんですよ(200種類以上と言われています)
ライノウイルスはその中でも有名所で、鼻風邪の症状がよく見られるのですが熱はそんなに上がりません。

上がっても微熱程度なので熱そのものの苦しさはさほどでもないのですが、意外と長引くんですよね。
このライノウイルス、他のウイルスと違って33度くらいの超ぬるま湯環境的なところを好むので、体の内部とかじゃなくて鼻とか喉とかに症状が出ます(体の内部は基本的に体温が高いので)

感染したとしても、白血球など免疫力の方は「まだ慌てるような時間じゃない」と積極的に働かないので、熱が上がらないわけです。
熱が上がらないのはいいことばかりではなくて、免疫力があまり働いてくれない以上はライノウイルスもぬるま湯環境でしぶとく生き残り、なかなか治らないわけですよ。

ライノウイルスは薬でやっつけることができないので、基本的には自然に治るまで待つしかありません。
下手すれば1週間くらいずっとダルいなんて症状が出るので厄介ですが、体を冷やさないようにして休むのが一番です。

ライノウイルス以外にコロナウイルスも似たような症状が出て、これらのウイルスが原因の風邪は春に多く見られやすいのが特徴です。

風邪で熱が出ないで長引くならどうすれば?

熱が出ないなら、熱が出にくい風邪の可能性がまず考えられますが、最近はインフルエンザでも熱が出ないなんてケースもそれなりにあるんですね。
上で「熱を上げるための免疫力に問題がある」と書いたように、免疫力が正常な状態ではないと熱が上がらないなんてことが起こります。

白血球がしっかり働いてウイルスと戦っているからこそ熱が上がるわけで、熱が上がらないということはウイルスをやっつける力も弱いわけですよ。
熱が上がるなら割と短期で治るケースも多いのですが、熱が上がらないと当然のように戦いは長引きます。

総合格闘技でガードポジションでのお見合いが続いてレフェリーから警告が出るみたいに、グダグダの泥仕合になって、ダルさだけが続くといったことも十分にあり得るんです。
例えが分かりにくいかもしれませんが、ともかく風邪のたびに長引いているようなら、免疫力の低下を疑った方がいいかもしれませんね。

ライノウイルスやコロナウイルスが原因の場合も、免疫力が低下している場合も基本的に薬に頼ってはいけません。
市販の風邪薬でも解熱効果がありますが、ただでさえ熱が出にくい以上、解熱効果のある風邪薬を使うのはあまりおすすめできないんです。

やるべきことは熱を上げる、というよりは免疫力を高めることなので、熱を下げてしまっては逆効果です。
風邪の時に熱を下げるのはよくない、こちらの記事を始めとして何回も書いてきましたが、熱が出ない時もやっぱり同じです。

あと、鼻炎薬の方も気をつけたいポイントで、ウイルスを排出しようとしているからこそ鼻水が出るんですよ。
これが春先で花粉症も併発しているならまた話は変わってくるのですけど、風邪の場合はなるべく鼻炎薬も飲まない方がいいんですね。

スポンサーリンク

どうしても会社などに行く必要があって、鼻水が出ては仕事にならないといったケースでない限り、使わない方がいいですよ。
ベストなのは当然のように自宅でゆっくり休むことなのですが、会社って風邪くらいじゃ休んではいけない的な空気がありますからね(インフルエンザでも休めないという異常な状況もありますし)

こちらの記事では、風邪で喉に症状が出ている時におすすめの食べ物について書きましたので、ぜひチェックしてください。

風邪で熱も汗も出ないなら無理やり体を温めればいいんじゃないの?

昔、37.5度くらいの熱が出た時に「汗をかけばいいんじゃないの」とひたすら布団にこもって汗を流したことがあります。
汗をかけば熱は下がる、これは間違いのない事実なので、熱を下げるために無理に汗をかくこともあるかもしれません。

これはやってはいけない行動で、無理に汗をかいてもいいことなんて特にないんですよね。
どうして私のような勘違いをしてしまうかですが、普通の状態で汗をかくのは体温を調節するためですね(実際には精神的な発汗もありますが)

熱が出た時に汗をかくのもやっぱり体温を調節するためですが、熱が出ている場合は「ウイルスをやっつけているんだから汗をかくんじゃない」って命令が出ていると考えるのが分かりやすいですね。
汗をかいて熱が下がるのは免疫力にとってよくないので、汗をかかずに熱を上げようとします。

熱が出ているなら汗をかかないのが正常で、ウイルスを退治して熱を下げてもいいって状態になってから汗をかくのです。
(熱がある場合は)汗をかくから熱が下がるのではなくて、熱を下げてもOKって許可が出たから汗をかいて、結果的に熱が下がります。

つまり、そんな許可が体から出ていないのに無理やり汗をかいても、免疫力の邪魔をするだけですね。
当然ながら横になるなら寒くしてはいけませんけど、汗をかくために無理に毛布を重ねたりする必要はありません。

あくまで自然な状態で熱が下がるのを待つ、これが熱が出ない時に重要なポイントですよ(熱が出ている場合も基本的に同じですが)
こちらは風邪ではなくインフルエンザの記事でですが、免疫力を高める方法についてまとめているのでぜひチェックしてください。

一応、風邪かと思ったら違う病気だったってケースは稀にあるので、熱が出なくて長引いているなら念のために内科で診察してもらうのもいいかもしれません。

まとめ

熱が出ないと「もしかして抵抗力があるんじゃ?」って勘違いしてしまうかもしれませんが、全く逆なんですね。
あまり熱が上がらないライノウイルスなどの場合は仕方ありませんが、熱が出ず長引く風邪が多いなら少し気をつけてくださいね。

おすすめ記事

この記事のポイント
  • ライノウイルスやコロナウイルスが原因だと、風邪でも熱が上がりにくい。
  • 熱が出ないなら抵抗力が落ちている可能性もあり、薬はなるべく使わない方向で。
  • 汗をかいて無理に熱を下げるのはNG。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする