引越しで住民票を学生は変更しないでいいのか、いつまでに移すかも

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大学入学などで学生が引っ越す、これは春の定番の風景です。
引っ越しが終わってからもやるべき手続きが色々と多いのですが、住民票ってそのままでもいいのかって悩んでしまうのではないでしょうか。

引越ししたら住民票を学生は移さないといけないの?

こちらの記事で初めての引っ越しのグダグダだったこととか、荷造りが間に合わなかった場合のこととか書きましたが、この中学生の時を除いて私は住民票を移動させています。

けれど、大学に行ってた時なんかは住民票を移動させてないって声を意外と多く聞いたんですよね。
まずは住民票をそのままにしてもいいのかですが、次のどちらかの条件を満たしていればそのままでも大丈夫ですよ。

  • 1年以内で元の家に帰る
  • 生活の拠点が元の家にある

専門学校でも短大でも1年で卒業なんてところはまずないので、1年以内に元の家に帰るはあまり当てはまらないと思います。
調理師学校など1年制のところ、さらに1年制どころかもっと短いところもあるのですが、そういう場合は住民票を移さなくても大丈夫ですね。

どちらかと言えば、学生よりも社会人が期間限定の単身赴任をする場合に使われる条件です。
次の「生活の拠点が元の家にある」ははっきり言って分かりにくいのですが、引っ越し先は仮住まいで、元の家こそが自分の家(生活の拠点)なんだという場合には住民票は移さなくても大丈夫です。

言葉にしてもやっぱり分かりにくいと思いますが、生活の拠点と以下のような感じのことですね。

  • 定期的に元の家に帰っている
  • 自分の持ち物の多くを元の家に残している

「定期的に元の家に帰っている」は、完全に元の家を離れる気はないと言い換えてもいいかもしれません。
「自分の持ち物の多くを元の家に残している」についても、元の家に戻る予定があるという意味合いですね。

ちょっと曖昧な感じがするかもしれませんが、具体的に「○ヶ月以内に元の家に帰っておく必要がある」とかそういう基準はないんですよ。
だから、1年に1回しか元の家に帰らない場合でも、一応は元の家が生活基盤なので住民票を移動しないっていう選択はできます。

住民票は引越しで変更しないでもいいの?

上で挙げた2つの条件を満たしていない場合は、当然ですが住民票を移動させないといけません。
いつまでに住民票を移動させる手続きをするか、それは引っ越し日から14日以内と定められていますよ。

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仮に、住民票を移動させないといけないのに移動させなかった、こんな場合は最大で5万円の過料を課される恐れがありますね。
過料ってあまり馴染みがない言葉ですが、罰金のようなものと考えると分かりやすいのではないでしょうか。

一般的に罰金って言葉が使われていますけど、本来の罰金は刑法上のもので、何か刑法に触れる犯罪をして起訴されて罰金刑を言い渡されるっていう感じの流れですね(だから、罰金は前科になります)
スピード違反で支払っているのは「反則金」で、本当は前科がつく罰金刑を課せられてもおかしくないのですけど、反則金を支払うなら見逃してあげますよっていう制度です(そのため、厳密には罰金ではありません)

少し話はそれましたが、過料は罰金のようなものですが刑法に触れるものではなくて、行政罰に分類されます。
行政って名前についているように、市町村とか都道府県などお役所関係での(刑法以外の)罰則っていうのが一番近いですかね(過料は前科になりません)

そんな感じで、最大で5万円の過料が課せられるかもしれませんが、私は住民票を移動させていないので過料を課せられたなんてケース、全く知りません。
インターネットで調べると質問サイトでそんな感じの例はあるようですが、それは学生ではなさそうですしね。

学生が引っ越しで遠方に行くのなんか珍しくもなんともないので、住民票をそのままにしていて過料を課せられるのならもっと嘆きの声があっても不思議ではないと思います。
今後も絶対に大丈夫ってわけではありませんが、基本的には住民票を移動させなくても大丈夫です。

住民票は引っ越ししてからいつまでに移動させれば?

すでに結論が出たみたいな感じですが、実は個人的な意見は「住民票を移動させなくても大丈夫」ではなくて「一時的であっても住民票は移動させましょう」です。
罰則のことを考えれば移動させなくても問題はないかもしれませんが、それ以外にも住民票を移動させない場合のデメリットが割とあるんですよね。

大学入学時点で自動車、バイク、原付辺りの免許を取得しているなんてケースも多いですけど、住民票の移動と免許の住所更新は同時にやっておきたいところです。
マイナンバー制度がスタートしたので将来的にはどうなるか分かりませんが、現在のところは両方とも届け出る必要がありますね。

住民票を移さないと元の家に免許更新の葉書が届くので、実家の家族が見落としたりすると大変です。
見落としがなくても、免許更新の手続きのためには元の住所に帰らないといけないので、メリットはありません。

免許の住所更新の方もしないと身分証明書としては役に立ちませんから、住民票の移動と免許の住所更新は引っ越し後にまとめてやるのがおすすめなんです。
選挙も18歳から投票できるようになりましたが、こちらも住民票を移していない場合は元の家に投票券が届きます。

投票するためにはわざわざ帰省しないといけないので、こちらも大きなデメリットですね。
大学だと自前の図書館があるのが普通ですが、自治体が運営している図書館の場合は、その自治体に住民票を移していないと利用できないところもあります。

こんな感じで住民票を移さないことが原因のデメリットって結構あるので、個人的には住民票を移すのをおすすめしたいですね。
罰則のことも考えて引っ越ししてから14日以内までには住民票を移して、他の各種届出も終わらせておきたいところです。

まとめ

学生の場合、住民票を移さなくても罰則を受けることなんてまずありませんが、それでも住民票は移した方がいいですよ。
1年以内で帰る予定なら無理に移す必要はないかもしれませんが、そうでないならできれば移した方がいいと思います。

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この記事のポイント
  • 条件を満たしていれば、引っ越しで住民票を移さなくてもいい。
  • 住民票を移さない場合の罰則はあるが、学生で罰則が適用されることはまずない。
  • 免許関連など罰則以外のデメリットが大きいので、できれば住民票を移したい。

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