風邪にポカリとアクエリアスとダカラのどれがいい、苦い場合の対策は

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風邪をひいて横になっている状態の時に頼りになるスポーツドリンクですが、どれが最適なのかは気になるところですよね。

スポーツドリンクと言えばポカリスエットにアクエリアスやダカラなどが有名ですけど、風邪の時に適しているのはどれなのでしょうか。



風邪をひいたらポカリとアクエリアスのどっちがいいの?

まずは定番中の定番、ポカリスエットとアクエリアスの違いから見ていきますが、ポカリスエット(に限らず飲料水全般)はペットボトルか缶かでわずかに成分が違うんですよね。

ただ、カロリーが2kcalほど違うとかその程度の間違い探しレベルなので、特に気にしなくても大丈夫です。

今は缶よりペットボトルの方を買う機会が多いと思いますから、チェックするのはポカリスエットのペットボトルの栄養成分表示(100gあたり)です。

ポカリスエット(ペットボトル)の栄養成分(100gあたり)
  • エネルギー 25kcal
  • タンパク質 0g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 6.2g
  • ナトリウム 49mg
  • カリウム 20mg
  • カルシウム 2mg
  • マグネシウム 0.6mg

続いてはアクエリアスの成分を見ていきますが、こちらもペットボトルか缶かでほんの少しだけ成分が違うんですね。

ほとんど間違い探しレベルなのはポカリスエットと一緒なので、アクエリアスでもペットボトルの方の栄養成分表示(100gあたり)を見てみましょう。

アクエリアス(ペットボトル)の栄養成分(100gあたり)
  • エネルギー 19kcal
  • タンパク質 0g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 4.7g
  • 食塩相当量 0.1g
  • カリウム 8mg
  • マグネシウム 1.2mg
  • アルギニン 25mg
  • イソロイシン 1mg
  • バリン 1mg
  • ロイシン 0.5mg

わずかにカロリーはポカリスエットが高く、成分が色々と含まれているのはアクエリアスの方ですね。

ポカリスエットにはナトリウム、アクエリアスには食塩相当量がありますが、ナトリウムと食塩相当量ってイコールではありません。

本筋から外れるので詳しくは書きませんが、こちらのグリコのホームページで詳しく書かれていますので、興味があるならチェックしてくださいね。

そんなわけで、簡単に両者を比較したいと思いますが、このグリコのホームページで掲載されている計算式がこちらです。

ナトリウム(mg)×2.54÷1,000=食塩相当量(g)

引用元:http://www.glico.co.jp/navi/dic/dic_30.html

この計算式を使ってポカリスエットのナトリウムを食塩相当量に直すと、49×2.54÷1,000で0.12446gになります。

塩分はポカリスエットの方が少し上なので、汗をかいて塩分を失っている状態の時はポカリスエットの方がいいんですね。

こんな感じで栄養成分を見てきましたが、実はポカリスエットとアクエリアスには決定的に違う点があって、アクエリアスはスポーツドリンクです。

ポカリスエットも今ではスポーツドリンクみたいな扱いですけど、元々は飲む点滴として作られた飲み物なんですよね。

点滴液の生理食塩水が体液1)血液やリンパ液など体内にある液体。と似ているのはよく知られていますが、そんな点滴液を参考にして作られているポカリスエットは吸収されやすいんです。

アクエリアスの方もそこまで吸収の面で劣るわけではないのですが、吸収されやすいこと、エネルギー源の炭水化物が多く含まれていることなどから、お医者さんもポカリスエットの方を勧めているわけですね。

栄養素を詳しく見てみると、アクエリアスの方にのみ含まれているアルギニン、イソロイシン、バリン、ロイシンはいずれもアミノ酸の一種で、体を作る上で欠かせません(イソロイシンとバリンとロイシンは体内で作られない必須アミノ酸)

アクエリアスはスポーツをした後に補給したい飲み物ですが、アミノ酸による疲労回復効果が期待できるので、治りかけの状態まで風邪が回復したらアクエリアスに切り替えるのもいいと思いますよ。

風邪の時にポカリとアクエリアスとダカラを比較したら?

ダカラ(DAKARA)は今はほとんど見かけなくなっていて、ドラッグストアに行った時に見かけるのは大抵はグリーンダカラですね。

そんなわけで、グリーンダカラの方も同様に栄養成分(100mlあたり)の方をチェックしていきたいと思います。

グリーンダカラの栄養成分(100gあたり)
  • エネルギー 20kcal
  • たんぱく質 0g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 4.9g
  • ナトリウム 40mg
  • カリウム 7mg
  • カルシウム 0.1~1.0mg
  • マグネシウム 0.1~1.0mg
  • アミノ酸 3~15mg
  • ぶどう糖 160mg
  • クエン酸 80mg
  • リン 1mg未満

カルシウムやマグネシウムの量に幅があるのが気になるところですが、まずはナトリウム40mgを食塩相当量に換算してみましょう。

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40×2.54÷1,000は0.1016なので、アクエリアスの食塩相当量0.1gとほぼ同じと考えられますね。

ダカラは日常生活の中での水分補給を打ち出した飲み物なので、成分的には似ていますけどアクエリアスとはコンセプトは異なります。

カルシウムなどの摂取しにくい成分を気軽に飲んで補給する、みたいな感じの使い方を想定されているので、風邪の時はポカリスエットの方がいいですよ。

アクエリアスとは違ってスポーツした後には向いていませんが、風邪が治りかけの時には好みでグリーンダカラに切り替えてみるのもありですよ。

風邪でポカリが苦いんだけどどうすれば?

風邪に限った話ではないのですけど、体調を崩すと何でも苦く感じるなんてケースが見られます。

私はあまり味覚の方に影響が出るタイプではありませんが、気管支炎で高熱が出た時にはちょっと味覚が変だなって感じましたね。

ただでさえ弱っている時って食欲がないのに、その上で味も変わるとかなりつらいものがあります。

苦味ってのは毒を防ぐ上で重要で、体調が悪い時ほど苦味を感じる能力って上がる傾向があるんです。

だからこそ、ポカリスエットでも苦く感じるなんてこともありますが、そんな時にはハチミツを入れてみてはいかがでしょうか。

こちらの風邪で喉が痛い時の対策の記事でもハチミツが登場しましたが、ポカリスエットとハチミツを合わせるのは効果的ですよ。

ハチミツは栄養素も抜群で抗菌作用があり、風邪の時に効果が期待できる食材なので、自宅にハチミツがあるならぜひ試してください。

冷たいポカリスエットだとハチミツが溶けにくいので、ポカリスエットは電子レンジで温めるといいですよ。

大塚製薬のサイトのQ&Aで「ポカリスエットは温めて大丈夫か」って質問がありますが、その回答がこちらです。

ポカリスエットは温めても成分が変化することはありませんので、お好みの温度でお飲みいただけます。 電子レンジをご利用になる際には、お飲みになる量を電子レンジ使用可能な別の容器に移し替えて温めてください。
なお、ゼリーは温めると性状が変化し、食感が変わってしまう場合があるのでお勧めしません。

引用元:https://www.otsuka.co.jp/faq/pocarisweat/

そんなわけで、飲むタイプのポカリスエットなら温めても大丈夫なので、ハチミツと合わせて飲みやすくするのもありですよ。

ポカリスエットだけではさすがに栄養素はカバーできませんが、つらい時の栄養補給には向いているので飲みやすくしてでも飲んでおきたいところです。

こちらの記事では風邪の時のポカリスエットの飲み方について詳しく説明しているので、合わせて確認してくださいね。

また、体調が悪い時は食事も重要なので、こちらの記事で取り上げた風邪におすすめな食事についてもチェックして欲しいと思います。



まとめ

「飲む点滴」のポカリスエットは風邪の時に頼りになるので、他のスポーツドリンクよりも優先度は高いですよ。

ポカリスエットとハチミツとの合わせ技も有効なので、ハチミツがあるならぜひ試してくださいね。

この記事のポイント
  • ポカリスエットは吸収力の面で優れている、アクエリアスはスポーツの時に有効。
  • グリーンダカラは日常の水分補給、摂取しにくい栄養素の補給に向いている。
  • 風邪の時はポカリスエットが基本で、苦く感じるならハチミツを入れる手も。
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注釈   [ + ]

1. 血液やリンパ液など体内にある液体。