漢検と簿記の難易度、履歴書でのお役立ち度を比較してみた結果

この記事は約 8 分で読めますよ。

履歴書に書ける資格として定番なのが、漢字検定と簿記検定ですね。
この2つの難易度を比較するとどうなのか、履歴書に書く場合の有用性について解説していきたいと思います。

漢検と簿記の難易度ってどのくらい違うの?

漢字検定は日本漢字能力検定協会による公的資格だったのですが、今は公的資格なのか民間資格なのかよく分からない状態です。
ちょうど私が漢字検定に挑戦しだしたのが、日本漢字能力検定協会の不祥事の直後くらいだった気がしますね。

漢検生涯学習ネットワークの会員(準1級以上の合格者のみが会員になれる)なのに過去のあれを掘り起こして申し訳なく……特に申し訳なくは思っていないのですが、ともかく不祥事のせいで資格の立場は不安定なんです。

そして、簿記検定ですが、簿記検定には色々と種類があるので何とも言いづらいところがあります。
恐らく、最も有名なのが日本商工会議所による簿記検定で、こちらは日商簿記という名前で知られていますね。

あとは全商簿記も名前は知っていますが、それ以外の簿記検定については聞いたことがありませんでした(全経簿記、日ビ簿記なんかがあるようです)
私が持っているのは日商簿記の3級なので、他の簿記検定についての詳しいことは知らないのですが、商工会議所主催の日商簿記は公的資格です。

文部科学省後援の全経簿記も公的資格ですが、全商簿記や日ビ簿記は民間資格という扱いですね。
では、私が受験したことのある漢字検定と日商簿記について比較していきますが、日商簿記は3級しか合格していないので、ちょっとここが不安要素です。

私が合格した漢字検定2級、準1級、そして日商簿記3級を難易度順に並べるとこんな感じですね。

  1. 漢字検定準1級
  2. 日商簿記3級
  3. 漢字検定2級

実のところ、どちらが1位かはだいぶ迷ったのですが、これを見て意外に感じられるかもしれません。
簿記検定3級なんて合格して当たり前みたいなイメージがありますが、決してそんなことはありませんよ。

比較したら絶対に漢字検定2級の方が簡単ですし、恐らく現時点で受験したら簿記検定3級は普通に落ちます。
商業高校に通っていて簿記を勉強しているならまた話は違うのですが、1から簿記を始めるなら本当に苦労しますよ。

補足情報を出しておくと私は理系なのですが、簿記は理系的な要素ってほとんどありません(逆に漢字検定に文系的な要素もほとんどないですが)
計算自体は計算機を持ち込んでやりますし、結局のところ簿記は仕訳をどうするかなので、記憶力が重要です。

これは現金、これは買掛金、これは未払金みたいな仕訳の判断が本当に大変で、慣れないと合格は厳しいですね。
一応、1回不合格で長く勉強した漢字検定準1級が最も難しく、次に簿記検定3級、だいぶ差が開いて漢字検定2級って感じです。

漢検と簿記を履歴書に書くならどっちがいいの?

さて、では実用性の面で評価していきたいと思いますが、残念ながら簿記検定3級は持っていてもほとんど評価されません。
すごく難しいのに一般的には合格して当たり前みたいな感じなので、苦労さに見合っていない資格と言ってもいいと思います。

あと、漢字検定がどう評価されているかですが、まずはこちらの就職活動での漢字検定についての記事をチェックしてください。

この記事では漢字検定は趣味みたいなものって書きましたけど、漢字検定2級と簿記検定3級なら割といい勝負かなって気がしますね。
就職活動に限らず、履歴書に書くならそこそこ興味を持たれるとは思いますが、やはり一般的な簿記検定3級の不当なイメージを考えると、少し漢字検定2級の方が評価が高いかもしれません。

あとは職種の問題で、経理の仕事を目指しているなら簿記検定3級の方が高く評価されるでしょうね。
漢字検定2級はどの職種でもそれなりに努力が評価されると思いますが、あくまでそれなりな感じで、抜群の評価が得られるとは思いません。

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漢字検定準1級は持っていても履歴書的にあまり意味はない趣味の資格なので、特にここで書くべきことはないです。

簿記の級の難易度や見返りを比較してみると?

私が日商簿記2級に合格していない(3級合格後に投げ出したまま)のにこんなことを書くのはあれですが、履歴書に書くなら個人的には簿記検定2級の方がいいかなと思います。
漢字検定は漢字について詳しくはなれますけど、パソコンとかスマホが身近にあるこの時代で、その漢字の知識ってほとんど求められないじゃないですか。

強いて挙げるなら、文字入力の時に同音異義語(図ると諮るとか)を多く知っておくとより安心ですが、今は校正機能がついたソフトも多いですしね。
それなら普通に簿記検定2級を頑張って目指した方がいいんじゃないかな、と思うわけです。

ただ、扱いが酷い簿記検定3級を飛ばすのは避けた方がよくて、順番に3級から受けていきましょう。
少しだけ簿記検定2級の勉強もしたのですが、あれって参考書も3級の知識があるものとして話が進んでいた記憶があります。

上で書いたように簿記の基本は仕訳ですから、そこをしっかりとできていないなら2級は全く分からないと思いますよ。
私が今から簿記検定2級の勉強を始めるなら、まず3級からやり直さないといけないわけですね。

そんなわけで、履歴書の資格欄に記載する資格を取得するなら簿記検定2級くらいは欲しいところです。
簿記検定1級は公認会計士とか税理士を目指す超上級者向けなので、普通に履歴書の資格を埋める目的で手を出せるものではありません。

漢字検定1級も同じようなもので、漢字詳しいキャラを付けたいタレントさんじゃない限り、仕事を意識して受ける必要はないと思います。
上の記事でも書きましたが、漢字検定の準1級より上は本当に趣味として受けるのがおすすめですよ。

2級なら難易度はそこまででもないので、合格を目指すならこちらの漢字検定2級の対策記事などを参考にしてくださいね。

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まとめ

日商簿記はかなりの慣れが必要なので、3級であっても合格率ってそんなに高くないんですよね。
その割には評価が今ひとつなところがありますが、2級まで行けば漢字検定より役立つことも多いと思いますよ。

この記事のポイント
  • 個人的には、漢字検定準1級と簿記検定3級は同じくらい難しかった。
  • 履歴書に書く分には、簿記検定3級と漢字検定2級で同等くらいの評価。
  • 簿記検定2級まで行けば履歴書に堂々と書けるので、狙ってみるのもあり。

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