お彼岸の春の花でお供え向きのものは、具体的な種類についても

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春のお彼岸で迷うポイントの1つが、何の花を選ぶかです。
どうしても春のお彼岸にピッタリの花が思い浮かばない、そういうこともあると思いますよ。

お彼岸の春に何の花を選べばいいの?

まず、基本情報として以前に書いた秋のお彼岸についての記事があるので、こちらもぜひチェックしてください(現在は春のお彼岸も秋のお彼岸も、大きな違いはありません)

秋のお彼岸なら花選びが楽というわけではありませんが、秋は時期的にお花屋さんに行けば菊がまず間違いなく見られますよね。
こういう言い方をするのがいいかは分かりませんが、菊はお葬式でもよく用いられる「死」をイメージさせる花なので、お彼岸のお参りでも菊を選ぶことって多いんです。

やっぱりこういうお墓参りで独自の色を出そうとすると失敗することも割とありますし、ある意味で無難な菊に人気が集まるのも当然だと思います。
しかし、春のお彼岸にはこれといった定番の花がないので、何を選べばいいかで悩みやすいわけですね。

春、菊という言葉からは鍋でもお馴染みの春菊を思い浮かべるかもしれませんが、あれは厳密には菊の仲間ではありません。
菊はキク科キク属に分類されていますが、春菊はキク科シュンギク属に分類されている花なんですね(シュンギク属はキク属から分離されたもので、元々は同じ分類でした)

春に花が咲くこと、花が菊に似ていることから春菊と呼ばれていますが、一般的には食べるものってイメージだと思います。
お花屋さんでもあまり見かけないのではないかと思いますが、もし春菊を扱っているところがあるなら春のお彼岸でも使えますよ。

菊と似ている上に、下の段落で書くお彼岸でやめておいた方がいい特徴にも当てはまりませんから。
あと、春菊からの繋がりでおすすめなのがマーガレットで、こちらは春に花が咲くのでお花屋さんでも置いてあるはずです。

マーガレットは若葉が春菊と似ていることから和名はモクシュンギクで、春菊と交配させた黄色のマーガレットもあります。
もっとも、マーガレットは菊と同じキク科キク属なので、どちらかと言えば菊の方に近いのですが。

マーガレットは仏事にも使われる花ですし、見た目にも菊と似ていますから、春のお彼岸では困った時のマーガレット頼みという選択肢もありますよ。

お彼岸のお供えに向いていない花ってあるの?

こんな感じでキク科の花をおすすめしましたけど、実はお彼岸にお供えする花はある程度は自由なんですね。
由来とかいわれとかそんなことを考える必要も実はなくて、単純にお花屋さんで気に入った花や自分で育てた花でも特に問題はありません。

ただ、一応はお彼岸に供えてはいけないとされている花もあり、それが以下のような特徴を持つ花ですね。

  • 毒や棘がある
  • 傷みやすい
  • 香りがあまりに強い

縁起的に毒や棘が問題があるというよりは、どちらかと言えばお墓を管理する側の都合が大きい気もしますが、ともかくマナー的には毒や棘は問題なんですね。
こちらでは秋の彼岸花の記事を書きましたが、彼岸花には毒があるのでお彼岸には使ってはいけないわけです。

あと、花の中でも特に知名度が高い薔薇は、ご存知の通り棘があるのでマナー的な問題が発生します。
ただ、花キューピットさんのサイトではこんな記述があるので、絶対にダメってわけではありません。

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一般的に、棘のある花や香りの強い花、毒のある花は用いないとされていますが、実は「この花をつかわなければいけない」という決まりはありません。また、色も淡い色でなければならないという決まりもないため、故人が生前好きだったお花などをお供えするといいでしょう。

引用元:https://www.i879.com/hanablog/tag/%E3%81%8A%E5%BD%BC%E5%B2%B8/

そして、香りが強い花がダメな理由は虫が寄ってくる恐れがあるからで、これもお墓を管理する側の都合な気がします。
傷みやすい花については何となく分かる気がしますが、これはお花屋さんで購入するならまず大丈夫です。

いくら決まりがなくても、一般的に知られているマナーに違反していると親戚から注意されるってこともあるかもしれませんし、ダメと言われているものは避けた方が無難ですね。

お彼岸に向いている花の種類って?

上の段落で書いたようなダメと言われている花以外なら自由にしていいので、故人が好きだった花をお供えするなど好みで大丈夫です。
ただ、投げっぱなしだと困るかもしれませんので、マーガレット以外のおすすめを見ていきましょう。

お彼岸に使うのに無難な花は仏花で、こちらは仏壇やお墓にお供えする花としてよく使われるものですね。
春のお彼岸の時期に購入できる、仏花として用いられる花は以下の4種類が挙げられますよ。

  • 小菊
  • カーネーション
  • キンセンカ
  • アイリス

菊は秋を代表する花ですが、小菊(名前の通り花が小ぶりな菊です)なら1年を通して購入できます。
カーネーションは母の日の定番中の定番ですが、仏花としても有名で、こちらも1年を通して手に入る花です。

キンセンカはカレンデュラ、ポットマリーゴールドといった別名があるキク科の花で、春に黄色やオレンジ色の花が咲きます。
アイリスは特定の花ではなく分類の一種で、アヤメ属アヤメ属のジャーマンアイリスやダッチアイリスなどを指していますよ。

ジャーマンアイリス、ダッチアイリスは共に4月から5月にかけて咲く花なので、春のお彼岸は時期的にやや早いですが、ぜひお花屋さんでチェックしてください。
あと、生花ではなく造花をお供えするという選択肢もあり、こちらは上の段落で書いた傷みやすいというデメリットを気にせずに済みます。

地方によっては造花の方が当たり前で、造花を供えてはいけないというマナーもありません(その辺りを気にされる方がいないとは限りませんが)
造花はインターネット通販で購入する方が楽で、お供え向けの造花も多く販売されていますよ。

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まとめ

春のお彼岸に供える花は、マナー的な問題に引っかかっていなければ何を選んでも大丈夫です。
小菊やカーネーションといった定番の仏花、マーガレット、それに造花といった選択肢を取り上げましたが、他の花でいい感じのものがあればそちらもいいですよ。

この記事のポイント
  • キク科で菊に近いマーガレットは春のお彼岸向け。
  • 棘や毒、香り、傷みやすさなどの問題がある花はマナー的にはよくない。
  • 小菊やカーネーション辺りの仏花、それに造花もお供えに適している。

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