七夕の子供への願い事をどうするかの詳しい説明と、食事について

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子供がいる家庭の場合、七夕が近づいてくると願い事をどうするかという悩みが生まれます。
保育園や幼稚園では子供「の」願い事を書くだけでなく、子供「への」願い事を親御さんが書く場合もあるので、すごく悩むのですよね。



七夕の子供への願い事で迷う人は多いが

私が幼稚園に通っていた時に七夕をどうしていたか、ほとんど記憶には残っていませんが、笹を前にして何か書いたような覚えはあります。
それくらいの小さな子供の場合、願い事はゲームなどのおもちゃがほしいといったものや、将来は○○になりたいといった微笑ましいものが多いのですね。

しかし、親御さんが子供に対して書く願いの場合、何を書いてよいか迷うのではないでしょうか。
子供は人目など気にせずに素直に願いを書きますが、大人の場合は短冊が飾られて他の人に見られることを考えてしまうので、困るわけですね。

変に考えこむよりは、子供に対して思っていることを素直に表現するのがよいと思います。
「健やかに育ちますように」や「優しい子に育ってほしい」など、シンプルなもので問題ありません。

短冊はそう大きなものでもないですし、当たり障りがないものくらいでちょうどよいのです。
絵心があるなら、子供の似顔絵などを短冊に書きこむのも手で、願い事のついでに一緒に絵の練習をするのもよい思い出になりますよ。

子供がまだ小さくて願い事を書くのが難しい、そのような場合は願いや夢などを聞いて、代わりに書いてあげましょう。
子供の口から願い事が出てこないようなら、先に書いたような子供に対しての願い事を書く場合が多いのです。

七夕について子供に説明をねだられたら

私も子供の頃は何に対しても興味津々で、質問をよくしていたようですが、七夕について子供から質問された場合にどう説明すればよいかは悩むかもしれません。
七夕は彦星と織姫が1年に1度だけ会える日なんだよ、くらいは説明できるものの、何で願い事をするのかはよく分かっていませんでした。

織姫と呼ばれている星は正確にはこと座の「ベガ」という星ですが、中国では織女(しゅくじょ)星と呼ばれています。
彦星ことわし座のアルタイルは中国では牽牛(けんぎゅう)星と呼ばれていて、彦星と織姫が1年に1度だけ会えるという話は中国で生まれたものです。

この話を元にした中国の行事が7月7日に行われる乞巧奠(きこうてん)で、これが日本に入ってきたわけですね。
乞巧奠が日本に入ってきたのは奈良時代のことで、江戸時代に現在の七夕のような笹と短冊という形が広まりました。

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元々、乞巧奠は織姫みたいに機織りや裁縫が上手くなるよう願った行事で、日本でも江戸時代の時点では和歌や習字の上達を祈願していたのです。
このように、本来は芸事や習い事の上達を願うイベントなので、現在のように何でもありな感じの願い事を短冊に書くのは本来の七夕ではありません。

「テストでよい点を取りたい」とか「かけっこで一番をとりたい」とか「ピアノがうまくなりたい」とか、そういうのが本来の七夕の願い事なわけですが、個人的には必ずしも習い事に絡める必要はないと思います。
クリスマスだって外国と日本では全然違いますし、日本の七夕は単純に願い事を短冊に書くもの、そう考えても問題はありません。

ただ、知っているのと知らないのでは大きな違いがあるので、何で願い事を書くのかと子供に尋ねられた場合は「昔の人が習い事をうまくなりたいと願ったから」と教えるのもよいですね。
子供が何か習い事をしているか、もしくは打ちこんでいるものがあるなら、上達を願うのがよいと軽く誘導してあげてもよいでしょう。

しかし、子供の時はあれが欲しいとかそういう願い事をするものなので、無理に誘導する必要はないと思います。

七夕に子供と節句の食事を

江戸時代に七夕が定着したことは先に書きましたが、同じく江戸時代には5つの節句が定められました。
1月7日の人日の節句、3月3日の上巳の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕(しちせき)の節句、9月9日の重陽の節句の5つです。

奈良時代より前から宮廷では節会(せちえ)と呼ばれる宴会が季節の節目に行われていおり、節句は節会のあった日のことですね。
江戸時代、幕府により正式に5つの節句が定められましたが、現代では3月3日はひな祭り、5月5日はこどもの日、そして7月7日は七夕(たなばた)の名前の方がよく使われています。

この5つの節句の日にはそれぞれ違った節句料理を食べるのが習慣であり、上巳の節句なら菱餅、端午の節句なら柏餅やちまきが有名ですが、七夕の節句料理はそうめんなんです。
先に書いたように、七夕は元々は中国で機織りや裁縫の技術の上達を願ったイベントなので、その関係で見た目が糸に似ているそうめんが食べられるようになりました。

また、そうめんの原型である索餅を7月7日に供えると無病息災で過ごせるという言い伝えが中国にあり、次第に索餅からそうめんにシフトしていったのも広まった理由です。
そうめんは栄養素がなさそうなイメージがあるかもしれませんが、炭水化物以外にもミネラルやビタミン類が豊富なので健康によいのです。

子供に七夕についての話をせがまれたら、そうめんを食べる行事なんだと教えてあげたう上で、そうめんを用意するのもよいですね。


まとめ

私も子供の頃は七夕のことなどまるで知りませんでしたが、非常に興味深いイベントなんです。
どうして願い事をするのかなどの質問があったら、七夕について詳しく教えてあげてください。

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