icカードと現金で違いは、不足時や紛失のデメリット、併用の話も

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交通系のICカードで電車やバスに乗り、コンビニなんかではICカードで支払う、こんな光景が当たり前になりました。
現金での支払いとICカードでの支払いは何か違うところがあるのか、メリットとデメリットなんかも見ていきましょう。

icカードと現金って違いなんてあるの?

当たり前ですが、お金を支払う時に現金とICカードで支払い額が異なるなんてことは基本的にはありません。
「基本的に」ってことは例外も存在するってことで、その例外はICカードの出番と言っても過言ではない電車に乗る時なんですね。

Suicaなどの交通系ICカードを使っていると、何故か運賃が中途半端な金額なことに気が付くかもしれません。
JR東京駅からJR品川駅まで在来線で向かう場合、切符を現金で買うなら支払う金額は170円です。

それに対して、同じ区間の運賃をICカードで支払った場合は、金額は165円で5円も違うんですよね。
どうしてこんな差が出るのか、それは自動券売機に投入できるお金が最低10円だからです。

1円や5円を入れられない以上、切符は10円単位で運賃を設定する必要がありますが、本当の運賃は実は違うんですよね。
ICカードで支払う価格の方が実は正確1)厳密には小数点以下の数字が存在していて、切り捨てが一般的です。で、切符の場合は10円未満の端数を切り上げたり四捨五入したりして、10円単位にしています。

わずかにICカードの方が安くなる場合もある一方で、四捨五入で計算する場合は逆にICカードの方が割高なケースも出てくるんですね(ICカードだと213円だけど切符は四捨五入で210円にしている、みたいに)
だからどちらがお得かは区間によって違うのですが、基本的にはICカードの方が割安なケースが多いですよ。

特にJR東日本はICカードの普及に力を入れていますから、現金での支払いの方が盛り返してくるとはちょっと考えづらいですね。
それに、広島電鉄みたいに路線によっては特定のICカードで割引を受けられるなんてシステムもありますし、全体的にICカードの方が有利と考えていいと思います。

新幹線は、こちらの記事で紹介したようにICカードだけで乗ることはできないので例外ですが、電車はICカードがスタンダードな地位を築くのではないでしょうか。

ただ、首都圏以外のエリアだと1円単位での支払いには対応していないところが多く、そういうエリアだと切符でもICカードでも差はありません。
しかし、いちいち券売機に並ぶ手間を考えると、個人的にはお手軽ってだけでICカードの方に分がある気がします。

バスも現金なら10円単位で運賃が決められていますが、ICカードなら1円単位で支払えるところもありますね(東武バスなど)

icカードってチャージ不足があるから現金の方が便利では?

電車やバスの利用を除けば支払い額は変わらないので、あとは使い勝手の問題だと思います。
ICカードもクレジットカードも使えないお店って今や少なくなってきたので、そういう意味ではキャッシュレスの世の中が近づいている気はしますね。

ただ、ICカードはデメリットもあり、クレジットカードよりも不正使用のリスクがあるんですよ。

クレジットカードは一応はサインか暗証番号が必要です2)少額ならどちらも不要の場合が大半です。が、ICカードはそういうのは全くなく、タッチすれば支払いが行われますから。
ICカードのチャージ額には限界が設定されていて、Suicaの場合は2万円までしかチャージできません。

仮に落としたり盗まれて勝手に使われたとしても被害は最大で2万円なのですが、1万円でもなかなかのものですからね。
ただ、それを言い出したら財布を落とす、盗まれるなどで現金が使われるなんてこともあるので、個人的にはICカード「だからこそ」のデメリットだとは思っていません。

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誰でも簡単に使えるというのは現金でも当てはまることですから、あまり気にせずに1万円以上をチャージしていますね。
あとは、チャージ不足で支払いの時に困るのもデメリットと言えるかもしれませんが、これはそんなに気にしなくても大丈夫ですよ。

交通系のICカードならどれでも大丈夫だとは思いますが、普通の買い物なら残高不足でも現金で残りを支払えます。
JR東日本の電車はICカードに初乗り運賃すら残っていない場合、改札を通れないので先にチャージする必要がありますが、普通の買い物ならそんなに残高不足を気にする必要はありません。

オートチャージ対応のICカードもありますが、これはクレジットカードが必須なので、私は使っていません。
クレジットカードが必要だったら、普通にクレジットカードを使えばいいんじゃないのって思ってしまう方なので(駅の券売機などクレジットカードが使えないサービスもあるので、メリットはありますが)

こんな感じで、ICカードはチャージを忘れていてもそこまで問題ではありませんし、チャージ額は少なめにしておくって手もありますね。

icカードと現金を併用することってなくなっていく?

私が利用しているのはSuicaですが、SuicaでJREポイントが貯まるのでなかなか重宝していますよ。
あらかじめ登録が必要ですし、ポイントが貯まるのは駅ナカの店が中心なので貯まらない場合は本当に貯まらないですが。

個人的には財布から小銭を出すのって面倒に感じる方なので、少額ならICカード、高額ならクレジットカードって感じで使い分けていますね(対応しているお店に限りますが)

それでも、何だかんだで日本は現金が最も信頼される世の中ですから、完全なキャッシュレスは無理だと思います。
国がキャッシュレスを推し進めればICカードとクレジットカードだけで生きていけるって世の中になるかもしれませんが、まずあり得ませんしね。

こう書いている私も完全なキャッシュレス社会がいいと思っているわけではないですし、そこそこキャッシュレスな世の中になればとりあえずはいいかなって感じです。
そんなわけで、当面は現金の出番も間違いなくあるので、うまく併用していくのがいいと思います。

ICカードが使えるならそちらで支払いをしつつ、使えない場面も想定してある程度の現金も持っておきたいところです。
上の段落でも紛失の危険性については書きましたが、ICカードをなくして現金がないなら、交番に行ってお金を借りないと自宅まで帰るのすら難しいなんてことも起こりかねませんからね。

どのくらい現金を持っておいた方がいいかは何とも言えませんが、私の場合は最低でも1万円は現金で常に持っておくようにしていて、この1万円は買い物などに使うものではなく非常事態用です(だから財布とは別のところにあります)

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まとめ

日本ではICカード、現金、それにクレジットカード辺りが共存する感じになるんじゃないかなと個人的には思います。
特定の支払い方法のみでいいと考えるのではなく、それぞれいいところを利用していきたいですね。

この記事のポイント
  • 電車、バスを利用する時は、ICカードと現金で少し支払い額が違うケースが。
  • 不正使用、チャージ不足で困るなどのデメリットはあるが、そこまで気にしなくてもOK。
  • ICカードは便利だけど、現金の出番がなくなることはまず考えられない。

注釈   [ + ]

1. 厳密には小数点以下の数字が存在していて、切り捨てが一般的です。
2. 少額ならどちらも不要の場合が大半です。

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