靴の防水と撥水の違いは、スプレーのおすすめや使い方についても

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雨が多くて過ごしにくい梅雨の時期は特にですが、靴の防水対策をどうするかで悩むことって多いと思います。
靴の防水性と撥水性の違いとは何なのか、そしてこの違いは靴の防水対策にどう関わってくるのでしょうか。



靴の防水と撥水ってどんな違いが?

防水性なんかはスマホなど他の分野でもよく聞かれる言葉ですし、漢字からも「水を防いでくれるもの」ってイメージが浮かびやすいと思います。
ゴアテックスってフレーズを聞いたことがあるかもしれませんが、ゴアテックスのような特殊な素材を使用して水が入ってこないように作られているのが防水加工がされた靴ですね。

土砂降りで上から地味に雨が流れ込んできたり、靴と同じくらいの深さの水たまりに足を突っ込んだりしない限りは靴の中は濡れることはありません(防水性をアピールしている靴で中が濡れるなら、欠陥品を疑った方がいいですね)
もちろん、防水効果が永久にキープできるわけではありませんが、買って半年とか1年で効果がなくなるなんてことはまず考えられません。

防水に対して、撥水なんてあんまり聞き慣れない言葉だと思いますが、撥水自体はこういう意味ですね。

表面で水を弾くこととありますが、撥水性のある靴は言葉通りに水を弾いてくれるわけですよ。
水を弾いてくれたら当然のように中に水が入ってくることはないので、基本的には防水加工と同じ意味です。

ただ、水を防ぐためのメカニズムが違っていて、防水加工の施された靴はゴアテックスのフィルムを内部に使うなどして、水を通さないようにしています。
外側は濡れますが、内部のフィルムでしっかりと水の侵入を抑えてくれるので塗れないというわけです。

撥水加工のしている靴の場合、外側の生地自体に加工をしているので、表面で水を弾いてくれます。
ただ、元々は撥水性などない生地に対して後付でコーティングをしているので、このコーティングが落ちてきたら効果はまるで期待できません。

防水と撥水のスプレーがあるけど、あれはどういうもの?

内部のフィルムが折れ曲がらない限りは効果のある防水加工と、コーティングが落ちない限りは効果のある撥水加工、2つを比べると撥水加工の方が長持ちはしません(もちろん、靴の使い方で多少は変化はありますが)
しかし、防水加工の方がコストはかかるので、全体的に撥水加工の靴の方が安い傾向はありますね。

ただ、靴全体を防水加工している靴なんてほとんどなく、靴底から何cm以内みたいに一定の範囲内の防水に対応している靴が多いので、そういう意味ではそこまで価格面の差はないと思いますよ(全体を防水加工している場合は完全防水ってフレーズを使ってアピールするのが普通です)
撥水加工がされた靴の方も(不良品でない限り)短期間で効果がなくなることはないので、そんなに悪いものではありませんよ。

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個人的にはしっかりと防水加工をされている靴の方が安心できますが、この辺りは好みと予算に応じてって感じですね。
防水加工、撥水加工がされていない靴を購入することも多いですが、そんな場合に役立つのが防水スプレーや撥水スプレーです。

防水スプレーは水を通さないようにする効果、撥水スプレーは水を弾く効果を後付で与えてくれるスプレーですよ。
これらを使えば何の防水対策もされていない靴であっても安心なのですが、こういうスプレーって種類が多くて困るかもしれません。

防水と撥水のどちらがおすすめとかある?

スプレーの場合、防水か撥水かよりもシリコン系かフッ素系かの方が重要で、シリコン系は通気性がなくなります。
隙間を埋めることで防水効果が出るタイプのスプレーですから、通気性を犠牲にしなければいけません(その代わり、安いです)

特に革靴にシリコン系のスプレーは厳禁で、基本的には通気性を保てるフッ素系のスプレーを購入した方がいいですよ。
そして、スプレーは衣類用と靴用に分かれているのが普通ですから、衣類用のもので代用したりせずに靴用のものをちゃんと購入してくださいね。

なるべくなら新品のうちにスプレーで対処するのがベストで、汚れが付いているのにスプレーを使うと効果が長続きしないんですよ。
新品でないならしっかりと汚れを落としてからの方がよくて、あと注意したいのは靴の素材です。

靴の素材によっては使用できないものもあるので、これはそれぞれのスプレーの注意書きをしっかり読んで、それを守ってください。
出かける直前にスプレーをしても意味はあんまりなく、しっかりと乾燥させてから使わないとダメですよ。

うまく使えば防水効果を与えられるスプレーですが、摩擦に弱いという割と致命的な難点があります。
だから、スプレーを乾燥させて新たに使い始めた日のうちに効果が消えるなんてこともあれば、普通に何日も効果が持続するなんてケースもあり、いつスプレーをかけ直すかは難しいところです。

洗うと間違いなく効果はゼロになるので、実際に履いてみた感じとお手入れの頻度と相談してかけ直すのがいいですよ。


まとめ

防水効果って何かふわっとした言葉なので分かりづらいかもしれませんが、防水と撥水の意味合いには違いがあります。
スプレーを使用する場合はシリコン系かフッ素系かって問題もあるので、この記事を参考にベストなものを探してくださいね。

この記事のポイント
  • 防水は特殊な素材で水の侵入を防ぎ、撥水はコーティングにより水を表面で弾く。
  • スプレーにも防水と撥水があり、あとから防水と撥水の効果を与えられる。
  • 防水か撥水かではなく、通気性の面で優れているフッ素系の靴用スプレーがおすすめ。
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