初盆とお盆の違いは、お布施やお供えにどのような差があるか

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お盆の疑問の中でも分かりにくいのが、お盆と初盆の違いですね。
この2つにはどのような違いがあるのか、何に気を付けた方がいいのかを詳しく解説していきます。

初盆とお盆の違いって?

私が子供の頃、お盆には祖母の家に遊びに行っていたので、お盆と言えばほぼ帰省と同じ意味だと思っていました。
ところが、だいぶ後から初盆なるものがあると知って「何だそれは」と混乱したわけですね。

まず、お盆についてはこちらの記事で詳しく説明したので、チェックしてもらいたいと思います。

ご先祖様の霊が現世に戻ってくる日とされているので、自宅での法要やお墓参りをするのが一般的ですね。
じゃあ初盆は何かと言いますと、四十九日法要が終わってから初めて迎えるお盆のことです。

こちらの記事などでは忌中や喪中について書きましたが、忌中が明けるのが49日なので、重要な意味があります。

四十九日法要は必ずしも亡くなってから49日目に行われるわけではないですけど、大抵は49日前後ですね。
この四十九日法要が終わってから初めてのお盆が初盆であり、お坊さんに法要をお願いします。

非常に特別なお盆と言っても過言ではなく、普通の形とは異なるお盆はこの初盆の時だけですね。
初盆が終われば翌年以降はまた普通のお盆の形に戻りますから、気持ち的にも重要なターニングポイントだと思います。

さて、誰かが亡くなってから初めてのお盆が初盆と誤解されやすいですけど、上で書いたように四十九日法要が終わってから初めてのお盆が初盆です。
だから、仮に8月の頭に誰かが亡くなった場合、四十九日法要は9月の下旬頃ですから、初盆は翌年のお盆ってわけですね。

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あとは、四十九日法要とお盆が重なるなんてケースも存在していて、6月下旬に亡くなった場合はお盆と四十九日が重なることがあります。
このような場合には明確な答えはなくて、四十九日法要を優先させて初盆を来年に回したり、四十九日法要を早めたり、四十九日法要と初盆をまとめて行うという3つのパターンが存在しますね。

その地域の風習とかお坊さんの考え、都合などにも左右されるので明確な正解はありませんから、まずはお坊さんや身内と相談するのがポイントです。

お盆と初盆のお布施ってどうすれば?

お盆で悩むのがお布施の問題で、これは今すぐにでも明確にするべきだと思うんですよね。
「お気持ちで十分です」みたいなことをお坊さんは言いますけど、本当に気持ちだけで済ますとか無理ですから。

過去にちょっと嫌なことがあったので個人的に仏教のお坊さんに対する気持ちはかなり冷めていますが、それはさておき明確に請求があるわけではないので本当に困ります。
ここでもお盆と初盆では差があり、こういう言い方をするのはあれですけど普段のお盆の方が相場は安いんですよね。

逆に初盆は重要なイベントだからかちょっと相場が高いのですが、読経に違いがあるのかは知りません。
相場はそれこそエリアであったり、檀家であるかどうかによっても変わるので確実ではありませんけど、大体はこんな感じですね。

お盆のお布施相場

一般的なお盆 5,000円~20,000円
初盆 30,000円~50,000円

さらに、お車代として5,000円から10,000円程度を別に包むなんて風習もあり、ボロ儲けだなと思ったものです、はい。
もしお布施を用意する必要があるなら、過去にどんな感じだったかを周囲に尋ねてそれにならうのが確実な気がしますが、分からない場合は相場内で包むのがいいでしょう。

一応、このお布施を明確にしようとする動きもあって、あの通販大手のAmazonでは法事法要手配チケットなるものが売られています。
このチケットの代金以外は一切支払う必要がなくて、これは初盆でも問題なく使えますよ(お盆の時期の時間指定は不可のようですが)

普通のお盆の場合はちょっと割高ですので使うのはおすすめしませんが、初盆の時には使ってみるなんて手も一応はあります(どんなお坊さんが来るか分からないという問題はありますが)

お盆と初盆のお供えに差はある?

初盆に招かれた場合に何を持っていくかですが、お供えに関してはお盆とそう変わりはありません。
線香、お花、お菓子辺りがお盆のお供えの定番ですけど、初盆に招かれた場合もこれらで大丈夫ですよ。

そして、もう1つお盆に欠かせないのが現金……という言い方はあれですけど、香典ですね。
この香典も普通のお盆と初盆で違いがあり、普通のお盆の場合は3,000円くらいなのに対して、初盆だと最低でも1万円くらいは包んだ方がいいと思います。

初盆の香典の相場は割と差があって、安い場合は3,000円くらいなんて言われることもありますけど、やっぱり最低ラインは1万円じゃないかなというのが個人的な考えですね。
さらに、食事(お斎)があるかも重要なポイントで、あるならもう少し多めに包んだ方がいいと思います。

故人との関係性とか自分自身の年齢、お供えに持っていくものの価格によっても変わってくるので明確な正解はありませんが、とりあえず1万円を基準にするといいですよ。
4と9の数字は使ってはいけないとされていますけど、キリがいい1万円ならそんな心配も不要ですしね。

最後に初盆の服装に関してですが、遺族側は四十九日法要と同じく喪服で、招かれる側は喪服か略礼装です。
最近は熱中症の危険性もよく言われるところなので、喪服ではなく略礼装でいいというケースが増えています。


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まとめ

法要を手配する立場としてはかなりややこしいですが、招かれる立場ならそう大きな違いはありません。
香典と服装が普段のお盆と初盆の大きな違いなので、とりあえずこの2つはしっかりと押さえておきましょう。

この記事のポイント
  • 初盆は、四十九日法要の後にやってくる最初のお盆のこと。
  • 初盆はお坊さんに包むお布施も多くする必要がある。
  • 香典と服装にも違いがあり、初盆の香典は1万円が基本。

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