漢検の対義語と類義語の覚え方やコツは、過去問はどう活用すれば

この記事は約 9 分で読めますよ。

漢字検定の合格を目指す上で避けて通れないのが、対義語・類義語ですね。
この厄介な問題をどうすれば攻略できるのか、私自身の経験に基づいた答えを出してみようと思います。

漢検の対義語と類義語の覚え方って?

漢字検定の8級から対義語が、6級からは対義語・類義語が登場するので、ほぼ全ての級で対義語と類義語は壁として立ちはだかるわけですね。
対義語と類義語を攻略するためには覚え方が大事だとイメージするかもしれませんけど、個人的にはそうは思っていません。

こちらで紹介したような漢字検定の頻出の問題集、それに過去問題集だと対義語・類義語の問題が多く収録されていますけど、それを徹底的にやっても最終的には身にならないかなと思うのですよね。

私の場合は準2級以下は受験したことがないので何とも言えないところもありますが、重要なのは記憶力より推理力です。
工藤新一江戸川コナンとかそういう推理力ではなく、適切な漢字を検索する力とでも言えばいいでしょうか。

対義語・類義語を厄介に感じる理由はただ1つで、問題文からのヒントがないんですよね。
漢字検定の2級や準1級では10個の単語と10個のひらがなが並んでいて、そのうち5個の単語の対義語と残り5個の単語の類義語をひらがなから選んで漢字にします。

どれがどの単語とペアになるのかは全く分からないので、なかなかイメージがつかみにくいんですよね。
級が上になればなるほど簡単に分かる問題が減っていき、そもそもどれとどれがペアなのかも分からないなんてことがよく起こります。

「ジョウザイを募る」みたいな書き取りの問題があれば、このジョウザイは薬の錠剤ではないと予測ができますよね。
そういう意味では書き取り問題の方がヒントがあるのでまだ難度は低く、点数を稼ぎやすいのです。

以前にこちらの漢字検定準1級の記事でも触れたように、漢字検定2級なら書き取りはかなりの難敵ですが、ヒントが少ない対義語や類義語は難度の方が上です。

この厄介な問題を何とかするために必要なのが推理力で、特に単語の意味と読み方をどれだけ知っているかがポイントですよ。
だから、対義語や類義語を覚えていくというより、単語を多く覚えることが対義語・類義語の対策としておすすめですね。

漢検の対義語や類義語で点数を取るコツって?

推理力を高めていくやり方は手間がかかるけど実力が身に付く勉強法ですけど、いくら単語を多く覚えたところでうまく使えなければ意味はあんまりありません。
問題集で勉強しているとこの辺りの落とし穴にハマりやすいので気を付けた方がよくて、対義語・類義語の問題以外にコツがあります。

読み取り、書き取りの問題など漢字検定の問題集には色々な単語が出てきますが、この単語をとにかく詳しく調べましょう。
たとえば「クウキョな生活」みたいな書き取り問題があって書けなかった場合、答え合わせして「空虚って書くんだ」って思ってそれで終わりってケースが多いんじゃないかなと思います。

私も漢字検定2級に挑戦した頃はそんな感じで勉強していましたけど、それで終わりにするんじゃなくてその単語を詳しく調べてください。
漢字検定2級以下なら国語辞典で引っかからないなんてことはないので、まずは国語辞典で調べるといいですよ。

スポンサーリンク

国語辞典の現物があるならそれを使ってもいいですし、インターネットの国語辞典でも大丈夫ですね。
できれば「空」と「虚」のそれぞれの漢字自体も調べた方がいいのですが、そんな余裕がないならせめて「空虚」の意味、そして対義語と類義語もチェックするといいですよ。

こちらのWeblio辞書では対義語。それに類義語を調べられるのでどんな言葉があるか詳しく見ていきます。

中にはとんでもない量の類義語が出てくるなんて単語もありますけど、ここは眺める程度でも大丈夫ですよ。
理想を言うなら出てきた対義語や類義語も軽く書いたり調べたりしたいのですが、とりあえずは一覧を眺めるだけでもOKです(漢字検定準1級以上ならできれば対義語や類義語も詳しくチェックしたいですね)

対義語・類義語の問題はとにかく候補が多い段階が最もきついので、ここの閃きを身に付けるために単語の意味を知ることからアプローチするのがいいんですね。
そうして漢字の選択肢を広げていけば「この読みならあの漢字を使うんじゃないの」みたいに、候補のひらがなにピンとこない場合も推理力を活かせるってわけです。

漢検の対義語は過去問を使って対策すればいいんじゃ?

一応、頻出の問題集の対義語・類義語をひたすら繰り返してやるって方法もあるんですが、これって今ひとつ漢字の実力に繋がらないんですよね。
だから、問題集に出たペアがそのまま出題されたら正解できるけど、そうでないなら分からないってことが起こりやすい勉強法です。

「今回、この級にどうしても受かりたい」みたいに合格を目指すだけなら、対義語・類義語を繰り返してやる方が手っ取り早いとは思います。
ただし、合格に加えてさらに上の級を狙っていく予定があるなら、漢字の実力と推理力を身に付けるやり方の方がおすすめですよ。

それでも、本番が近づいてきたなら上の段落で書いたような方法ってちょっと使いにくいんですよね。
あれは時間に余裕がある時におすすめな勉強法なので、本番が近づいてきたら短期的に詰め込む方が無難かなと思います。

頻出問題集や過去問題集で対義語・類義語の問題を徹底的にやっていれば、6問から7問くらいは正解が期待できるはずです。

あとは当日の問題を見ての閃きに期待するしかありませんが、分からない場合も諦めずに考えてくださいね。
ひらがなの方から全くイメージができなくても、何となく意味から考えてこの文字が当てはまるんじゃないかみたいに想像すれば、当たるってことがありますから。

もし対義語・類義語でペアがうまくできなくても、最後まで考え抜けば正解が出てくるかもしれませんし、考えたこと自体は無駄にはなりませんよ。


おすすめ記事

まとめ

漢字検定の問題の中でもかなり厄介な部類ではあるものの、それだけ対義語と類義語には漢字の実力がモロに出るとも言い換えられます。
対義語とか類義語を何とかしようと対策するよりも、地道な漢字の勉強をやる方が実はおすすめです。

この記事のポイント
  • 対義語と類義語を覚えるのではなく、漢字の知識を増やすのがポイント。
  • 単語の意味に加えて、対義語や類義語を調べて漢字の引き出しを増やしたい。
  • 問題集を使った丸暗記はあまりおすすめはしないが、本番直前には一定の効果はある。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする