喪中に彼岸の墓参りはありか、服装や行かない選択肢についても

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喪中だけどお彼岸の時期にお墓参りをして大丈夫なのか、気になりますよね。
お墓参りをしても大丈夫か、普段のお墓参りと何か違うところはあるのかなどを解説していきます。

喪中だけどお彼岸に墓参りして大丈夫?

喪中だと何をしていいのか、したらダメなのかでだいぶ悩むものですが、お彼岸のお墓参りはしても大丈夫ですよ。
こういう言い方をするとメリット・デメリットみたいな話に感じられるかもしれませんが、喪中でお寺が使えないなら何もできませんからね。

今はマンション型の納骨堂なんてのもあるくらいなので、墓参りイコールお寺って感じでもありませんけど、まだまだお寺の影響力は強くあります。
そのため、喪中でお寺と関わってはいけないのならお墓参りどころか四十九日法要も何もできないんですよね。

別にお彼岸の時期に限らず、お寺に関係していることなら喪中であっても特に問題はありませんよ。
上で出てきたマンション型の納骨堂みたいに、たとえお寺が前面に出ていないところであっても大丈夫です。

喪中で神社に行くのは問題とされています1)神社は死を穢れ(けがれ)と扱うためです。が、お墓参りなら問題はないのであまり気にしないでも大丈夫ですよ。
その辺りの喪中、忌中についてはこちらの初詣の記事で詳しく書いたので、ぜひ確認してくださいね。

ここまでは一般論に近いのですが、中には一般論が通用しないなんてケースも考えられます。
たとえ一般的には喪中の時にお墓参りはしてもいいとされていても、地域によっては「そんなのダメだ」って言われることはあるんですね。

その辺りの理屈は正直に言うならよく分からないのですが、仏教では49日間は故人は成仏せずに現世に留まっている2)浄土真宗は亡くなればすぐに成仏するという考えです。とされていることと関係がある気はします。
だからこそ故人が極楽浄土に行けるように供養をするのですが、この辺りの考えが変化して「喪中だとお墓参りに行ってはいけない」的な考えに変化することがあり得るかもしれません。

もしくはもっとシンプルで、神社に行ってはいけないからお墓参りもダメに違いないみたいな思い込みから来ている可能性もありますね。
四十九日法要が終わるまでは喪中ではなく忌中ですし、理論的には割と穴がありますが、その地域の風習ではお墓参りに行ったらダメとされているなら、それに従うのが無難かなと思います。

無駄に波風を立てるのもあれですし、お彼岸には絶対にお墓参りに行く必要があるってわけではありませんから。

お彼岸の墓参りって服装はどうすれば?

お墓参りで困るのが服装ですが、喪中や忌中なら喪服を着用しないといけないとかそういうことはありません。
故人の納骨に関しては関係性や亡くなってからの日にちによって喪服が必要な場合もありますが、お彼岸のお墓参りってことはご先祖様へのお参りですからね。

もちろん、お墓参りに無駄にカラフルな服とかは絶対に合いませんが、地味めの服装なら問題ありませんよ。
ミニスカートみたいな無駄に肌を露出する格好は避けるべきですけど、明らかに堅苦しい服装にする必要はありません。

お墓参りではお墓の掃除など意外と体を動かすので、そういう堅苦しい服装だと動きにくくて困りますから。
さらに、お彼岸くらいならまだ残暑が厳しいなんてことも十分に考えられますので、地味めかつ動きやすい服装がおすすめですね。

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黒とか深緑、それに紺や茶色辺りなら色的には全く問題ないので、この辺りの動きやすい普段着があるならそれで大丈夫ですよ。
ただし、これはあくまでお墓参りのみをする場合ですので、もし法要があるなら最適な服装は異なります。

法要も関係性などによって最適な服装が異なるので厄介ですが、法要ありなら基本はお墓参りより固い感じの服装で行く必要がありますね。
もし最適な服装が分からないなら、事前に参列する知り合いに尋ねておいた方がいいですよ。

服装以外でもお墓参りで悩むポイントは色々とありますが、水については以前に書いたこちらの記事が参考になるかもしれません。

お彼岸の墓参りに行かないってまずいよね?

最初の段落のラストで少し触れましたが、お彼岸に絶対にお墓参りに行かないといけないわけではありません。
行かない方がいいとは言いませんけど、むしろ大事なのはご先祖様に対する気持ちの持ち方なんですね。

表向きはとても誠実そうに見えても、内心で「ダルいな」みたいに舌を出している相手が紛れ込んでいたら、ご先祖様も気を悪くするだけだと思いませんか。
普段はなかなかお墓参りに行くチャンスはありませんから、お彼岸の時期にお墓参りに行くのはご先祖様を偲ぶいい機会だと思います。

それでも、もし仕事で相当に忙しかったり、最初の段落で書いたように喪中などでお墓参りに行ってはいけな空気みたいなものがあるなら、絶対に行った方がいいとはとても言えません。
お墓参りに行けないのなら、残念ながら行けないということを心の中でお詫びしましょう。

もしそれでも心苦しいと感じるなら、時間に余裕ができたり喪中の期間が終わってからすぐにお墓参りをするといいですよ。
心残りのせいで日常生活の方に集中できないってのはあれなので、もしお彼岸に行けない理由があるならまた日時を改めてお墓参りを検討してはどうでしょうか。

以前に、秋のお彼岸はどういう行事なのかを詳しく書きましたので、こちらの記事もぜひチェックして欲しいと思います。

さらに、こちらの記事ではお彼岸に欠かせないおはぎの扱いについて解説したので、こちらも合わせて確認してくださいね。

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まとめ

喪中であってもお墓参りに行ったらダメってことはなく、できればご先祖様に対する感謝をしたいところです。
何らかの原因で行けなくても、あくまで重要なのはご先祖様に対する気持ちの持ち方なので、そこを忘れなければ大丈夫ですよ。

この記事のポイント
  • 喪中でもお墓参りはして大丈夫だが、地域の風習によっては止められる可能性がある。
  • 喪中の場合もお墓参りの服装自体は変わらず、地味めで動きやすい服装がいい。
  • 気持ちが重要なので、もし喪中などの理由でお墓参りに行けないなら別の機会に。


注釈   [ + ]

1. 神社は死を穢れ(けがれ)と扱うためです。
2. 浄土真宗は亡くなればすぐに成仏するという考えです。

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