お盆と彼岸の両方に墓参りをするべきか、どちらかではダメか

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お盆とお彼岸の両方で里帰り、お墓参りに行かないとダメなのか、そう考えてしまうことってありますよね。
里帰りやお墓参りはどちらか1回だけではダメなのか、その辺りの疑問をを詳しく解説しましょう。

お盆とお彼岸の両方で田舎に帰るのって大変じゃない?

最初に結論から書くと、余裕があるならお盆もお彼岸もお墓参りに向かうのが理想ではあります。
この辺りの風習は地域によっても違うので断言はできませんが、お墓参りは何回も行ったらダメとかそういうものではありませんしね。

だから余裕があるならお盆とお彼岸で里帰りして、ご先祖様のことを思ってお墓参りするといいでしょう。
しかし、これはあくまで理想論なので、それを実行できるケースはそう多くはないと思います。

業種もそうですが、会社によってはお盆休みがないなんてところもありますし、お盆休みですらそんな感じなのですからお彼岸の時期なんてさらに休みが取りづらいのが実情ですよね。
恐ろしいことに、有給なんてもってのほかみたいな感覚って根強く残っていますから、働きながらお盆とお彼岸に里帰りするなんてとても現実的ではありません。

どちらかに里帰りできるならまだましで、下手をしたらどちらも休みを取れないなんてケースも十分にあり得ます。
専業主婦だったりフリーランスで働いていてスケジュールに余裕があるなら積極的に里帰りした方がいいってわけでもなくて、金銭的な問題もあるんですよね。

ちょっと在来線に揺られれば行ける程度の距離ならお盆とお彼岸の両方で里帰りしやすいですけど、飛行機とか新幹線、夜行バスなんかを使わないと里帰りできないって場合の負担はかなりのものです。
金銭的な負担だけでなく肉体的な負担も割とあるので、やっぱりお盆とお彼岸の両方に里帰りするのがベストとは言いにくいですね。

色々な障害がある現代ではお盆とお彼岸のどちらか片方に里帰りするなら上々だと思いますよ。
仮に仕事の都合などで里帰りできなかったとしても、無駄に自分を責める必要はありません。

お彼岸とお盆ってお墓参りに差はあるの?

上の段落では、理想を言うならお盆とお彼岸の両方でお墓参りした方がいいと書きましたが、これはお墓参りの意味合いが違うからですね。
お盆についてはこちらでも触れましたけど、ご先祖様があの世から現世に帰ってくるとされているのがお盆です。

だからこそ、灯籠などでご先祖様を出迎える準備をするなど、他の行事とはちょっと異なる風習があるんですよね。
ご先祖様が帰ってくるならお墓参りをする必要はあるのかって感じるかもしれませんけど、お墓参りはご先祖様の送り迎え的な意味がありますよ。

あとは、お墓参りすることでご先祖様が極楽浄土に行く助けになるとか、そういうその土地ならではの信仰が理由に加わっているケースもあります。
そして、お彼岸についてはこちらの記事で触れていますが、お彼岸のお墓参りは自分からご先祖様に会いに行くって感じですね。

元々は修行の意味合いが強いイベントでしたけど、現代では修行の要素はほぼ残っていないと考えていいでしょう。
土地ならではの風習で「お盆もお彼岸もお墓参りしないとダメ」みたいなところはあるかもしれませんけど、両方でお墓参りをしないといけないという明確な根拠はありませんよ。

お盆とお彼岸のどちらかだけってのはダメ?

現実的にはお盆とお彼岸の両方でお墓参りをするのは難しい、両方でお墓参りが必要ではない、これらを踏まえた上でどうするかを判断する必要があります。
まず個人的な意見を言うなら、お墓参りはご先祖様に対しての感謝の気持ちを表す場だと思っています。

感謝の気持ちを表すのはお盆とかお彼岸でなくてもいいのですが、この手の時期はお墓参りに行きやすい雰囲気がありますからね。
「お墓参りに行かないとご先祖様が怒る」みたいな考えもありますけど、本当に何かよくないことが起こるならそれは「怒られるんじゃないか」みたいな負い目が原因じゃないかと思います。

だから、ちょっと打算的ではありますけど、そういう気持ちを解消するためにもお墓参りに行った方がいいんですね。
しかし、お盆やお彼岸に行く方がいいかはまた別問題で、無理して行っても本当にご先祖様に感謝できないと思いますよ。

スケジュール的な都合でお盆やお彼岸のどちらかにしか行けないなら、その1回でも十分です。
回数の問題ではないので、お墓参りではしっかりとご先祖様に対して感謝の気持ちを伝えてくださいね。

休みを取りやすいのはお盆ですが、お彼岸に里帰りできるならそちらでも大丈夫ですし、さらに言うならお盆とお彼岸から外れていたらダメってわけでもありません。
お墓参りに行かないと負い目が生まれやすいので、お盆とお彼岸が無理なら別の機会に里帰りした方がいいと思いますよ。

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私の意見だけだと説得力がないかもしれませんので、こちらのダイヤモンド・オンラインさんの記事を合わせてチェックしてはどうでしょうか。

これはお盆とかお彼岸とか以前にお墓参りは生きている人間が勝手に供養した気になっているだけ、という感じの記事です(そもそも、お墓が必要かどうかというテーマで書かれています)
一般的な価値観とはだいぶ異なる専門家の意見ではありますけど、お盆とかお彼岸にお墓参りに行かなきゃダメという価値観に悩まされているなら、少し楽になると思いますよ。

こういう意見もありますけど、ご先祖様のことを思う気持ちが不要ってわけではないので、余裕があるならなるべくお墓参りに行くようにはしたいですね。

今回の記事はどちらかと言えばスケジュール的な都合で帰省できないケースを想定していますが、喪中でお彼岸のお墓参りをして大丈夫かという記事も書いているので、喪中に当てはまっている場合は確認して欲しいと思います。

秋のお彼岸には欠かせない、おはぎのお供えに関する疑問についてはこちらの記事で取り上げていますよ。

お墓参りの細かい疑問の1つ、水をどうするかについても記事にしているので、合わせてチェックしてください。

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まとめ

田舎への里帰りはなかなか大変なので、お盆とお彼岸の両方でお墓参りをするのって難しいんですよね。
いつお墓参りするかよりもご先祖様に対する気持ちの持ちようの方が重要なので、その辺りを意識してスケジュールを組んでくださいね。

この記事のポイント
  • お盆とお彼岸の両方でお墓参りをするのは、現実的ではない。
  • お盆とお彼岸ではお墓参りの意味は違うが、両方に行くべきという根拠はない。
  • なるべくお墓参りには行った方がいいが、むしろ気持ちの持ち方が重要。

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