花粉症と風邪にアレグラの効果は、薬を併用して飲むのはOKか

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花粉症で使われる定番の薬と言えばアレグラですが、花粉症と風邪が重なった場合に使っていいかは迷うところですよね。
もし、花粉症と風邪を併発した場合にアレグラを使っていいのか、他の方法がいいのか、詳しく解説します。



花粉症と風邪にアレグラってうまく作用するの?

眠気が少ない薬として有名なアレグラは医療用医薬品として処方されるだけでなく、市販薬としても購入可能です(市販薬はアレグラFXの名前で販売されています)
どの花粉に反応しているかで花粉症の症状はやや異なってきますけど、花粉症と風邪の症状って似ているんですよね。

鼻水とかくしゃみ、目のかゆみなどが代表的な花粉症の症状ですけど、熱が出ることもありますから。
ただ、花粉症の熱は大抵は微熱なので、ちょっと熱が高いなら風邪だなって判断できることもあります。

今回は医療用医薬品ではなく市販薬のアレグラFXについて見ていきますが、アレグラFXの成分は久光製薬のサイトでまとめられていますね。

フェキソフェナジン塩酸塩 120mg(1日量:2錠中)

添加物:結晶セルロース、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポビドン、酸化チタン、マクロゴール400、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄

引用元:http://www.hisamitsu.co.jp/healthcare/products/601.html

こう書くと市販薬のアレグラFXと医療用医薬品のアレグラに違いがあるように感じられるかもしれませんが、実は成分も添加物も全く一緒なんですけどね(ただし、医療用医薬品の方には、水なしで飲めるアレグラOD錠などバリエーションがあります)
さて、このフェキソフェナジン塩酸塩が風邪に効果があるかですけど、一部の症状を抑える効果が期待できますよ(最後の段落で詳しく書いていますが、重大な注意点もあるので最後まで確認してください)

アレグラの効果って風邪のどのあたりに影響が?

フェキソフェナジン塩酸塩は抗ヒスタミン剤の一種で、抗ヒスタミン剤は花粉症など主にアレルギーに対して使われているんですね。
アレグラは花粉症の薬ですから当たり前と言えば当たり前ですが、実は抗ヒスタミン剤はアレルギー専門の薬ではありません。

そのあたりの具体的な仕組みはこちらのスギ花粉とヒノキ花粉の違いの記事でも触れましたが、ヒスタミンというアレルギーを引き起こす成分がヒスタミン受容体とくっつくことで症状が出るんです。

アレグラはヒスタミンをやっつけるとかそういうことをするのではなく、H1受容体(ヒスタミン受容体)とくっつくことを邪魔してアレルギー症状が出ないようにしています。
このヒスタミン、別にアレルギーじゃなくても作られる場合があって、風邪でもウイルスに反応して出てくるんですよね。

だから、原因に違いはあっても、ヒスタミンの結合を邪魔してくしゃみや鼻水などの症状を抑える効果は期待できます。
実際、風邪で病院に行ったらフェキソフェナジンが処方されることもあるので、鼻の症状を抑える意味ではアレグラを飲むのもありなんですよね。

ただ、それ以外の風邪の症状に関してはアレグラは無力なので、風邪薬として代用できるわけではありません。
もっとも、細かいことを言い出すなら風邪薬だって風邪そのものを治すことはできないのですが。

風邪薬は風邪そのものウイルスをやっつける薬ではなくて、鼻水とか咳とか、そういうウイスルが悪さをして出てくる症状を抑える薬ですね(だから、本当に風邪のウイルスをやっつける特効薬ができたらノーベル賞は確実とも言われています)
さて、続いての問題はアレグラを飲むのがいいか悪いかですが、やっぱり飲まないわけにはいきませんよね。

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以前にこちらの記事で触れたように、風邪薬を飲んで熱を下げるのってあんまりよくはないんですよ。

別に熱に限らず、くしゃみも鼻水もウイルスを何とかしようとしているからこそ出る症状なので、アレグラでそれを抑えるのは体の頑張りを邪魔することとも言い換えられます。
しかし、それでくしゃみや鼻水が止まらずに負担が増えるようでは本末転倒なので、アレグラを使って症状を抑えるのが基本ですよ(花粉症が原因なのか風邪が原因かもはっきりしませんしね)

アレグラと風邪薬の併用ってどうなの?

より早く治すためには花粉症対策としてアレグラを、そして風邪対策として風邪薬を飲めばいいんじゃないかって思われるかもしれません。

次の問題はこのような風邪薬とアレグラの併用ですが、まずはこちらの風邪薬とバファリンの飲み合わせの記事をチェックしてください。

どうしてバファリンが関係してくるんだって思うかもしれませんけど、本題はバファリンじゃなくて飲み合わせの部分ですね。
上の記事でも書きましたが、同じ成分が含まれていたり効果がかぶっている薬って合わせて飲んだらダメなんですよ。

効果と副作用が重なって強くなる恐れがありますから、そういう似た薬は避けないといけません。
問題はアレグラと風邪薬に重なっている部分があるかですが、思いっきり重なっていますね。

大抵の風邪薬は風邪の諸症状に対して色々と効果が出るように作られているので、鼻の症状に対処するために抗ヒスタミン剤が使われているのが普通です。
フェキソフェナジンはアレグラ、それにアレグラのジェネリック医薬品ならではの成分なので、風邪薬に使われているのは違う種類の抗ヒスタミン剤ではありますけど、アレグラと同系統ですね。

そんなわけですので、効果が重なっている薬は使っていはいけないというルールに引っかかりますから、アレグラと風邪薬は飲むならどちらかだけにしないとダメですよ。
花粉症の薬と風邪の薬、この2つのどちらを優先させるかはこちらの記事で詳しく取り上げているので、参考にしてくださいね(今回の記事と内容がかぶっているところもありますが、リンク先で取り上げているのはアレグラを含めた花粉症の薬全体の話です)

最後に、風邪で苦しい時に役立つ、スポーツドリンクの飲み方の情報をまとめているので合わせてチェックして欲しいと思います。



まとめ

アレグラは風邪の一部の症状に対して効果がありますので、アレグラを普段から服用しているならそのまま継続するのはありです。
ただし、新たに風邪薬を加えるのはNGなので、体調が悪くてもここは押さえておいてくださいね。

この記事のポイント
  • アレグラの成分、フェキソフェナジン塩酸塩は風邪の一部に効果が期待できる。
  • アレグラは、風邪のウイルスが原因の鼻の症状を抑える効果が見込める。
  • アレグラと風邪薬には効果が重なっている部分があり、合わせて飲んではいけない。

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