新米の水加減はどれくらい、炊飯器のタイマー設定の注意点も

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新米の季節になると、お米を炊く時の水加減で苦労するものですよね。

炊飯器を使う場合の水加減はどれくらいがいいのか、古米との違いについてくわしく解説します。



新米の水加減ってどれくらいがいいの?

昔から「新米は水分が多いから水は減らした方がいいよ」的なアドバイスはよく聞かれますけど、これが間違いってわけではありません。

ただ、これはあくまで昔の話なので、現代のお米事情に合っているアドバイスってわけではないんですよね。

結論から先に書くと、多少は減らした方がいいですが1割もカットする必要はありませんよ。

どうしてそんなにカットする必要はないのか、それはお米自体に含まれている水分量に差がないからですね。

新米だと瑞々しい、水分が多いので美味しいってイメージがあるかもしれませんけど、実は古米も新米も含まれている水分量は大体15%くらいなんです。

このあたりは好みとか炊き方にもよるので断定はできませんが、最も美味しいのは水分量が17%くらいのお米なんて言われることがあります。

私の場合は柔らかいお米より硬めのお米の方が好きなのであんまり当てはまらない気はしますが、新米が美味しいものというイメージはこの水分量から来ているのかもしれませんね。

ただし、水分量が多いと保存性に問題が出てくるので、現在は新米も古米も水分量は15%が一般的なんですよ。

新米の方が瑞々しいというのは当てはまっています1)若々しい、新鮮って意味です。けど、新米の方が水分量が多いというのは間違いですね。

だから、昔によく言われていた「新米は水分が多いから~」というアドバイスをそのまま実行すると、ちょっとベタベタになりやすいんですよ。

しかし、古米と全く同じ感じで炊くのもやめた方がよくて、新米の約5%くらい水を多めにするのがおすすめです。

新米の水加減は炊飯器での炊き上がりにどう影響するの?

お米自体が持っている水分量は新米も古米も差がないですけど、それでも同じように炊いて「何か違う」って感じた経験はあるんじゃないかと思います。

炊き上がりのお米の硬さに大きく関わってくる、新米と古米の決定的な差は以下の2つですね。

新米と古米の差
  • お米自体が持っている水分の吸収力
  • お米自体の柔らかさ

水分をよく吸うのは新米の方ですから、古米と同じような感じで炊いたらやっぱりベタッとなります。

あと、新米自体が古米と比べるとちょっと柔らかめなところがありますから、これも仕上がりに大きく関係しているわけですね。

それでも、この2つのせいで新米の方が圧倒的に柔らかくなりやすいってわけでもなく、あくまでちょっと違うかなってレベルですよ。

だから、古米と比べて大幅に水分をカットする必要はなくて、あくまで気持ち少なめにするレベルでOKです。

このあたりの調整は好みもありますけど、よく言われているような1割も水分をカットするのはちょっとやりすぎですね。

逆に硬くなる恐れがありますから、1割のさらに半分くらいをカットするくらいで十分ですよ。

こちらのクックパッドの記事にもありますけど、お米を炊くならお米1合に対して水200mlというのが基本ですね。

お米1合が180mlくらいなので、その1割増しくらいの水を合わせるわけですが、新米の場合は5分増し(5%増し)くらいでいいですよ。

5分は1/20ですから、お米1合の場合は180mlの1/20の9mlを足して水は189ml……ですが、きりが悪いので190mlにするのがおすすめです。

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お米の硬さの好みはそれぞれですから、実際にはこの基準から少し足したり引いたりします。

新米の場合はこのあたりの調整が難しいかもしれませんので、少しずつ分量を変えて最適な数字を見つけてくださいね。

新米の場合はお米をひたす時間は30分ほどでよく、あんまり長く水にひたしておくと水分を吸いすぎちゃうんです。

古米の場合はもっと長く、1時間から2時間くらいなんてよく言われますが、新米は30分ほどひたせば大丈夫ですよ。

新米は炊飯器のタイマー機能を使って大丈夫?

上の段落までで書いたことを意識すればいい感じに新米を食べられますが、何気に注意したいのは炊飯器のタイマーです。

正確にはタイマーを使用することにより、お米が水にひたっている時間が長引く恐れがあるんですよ。

上の段落で新米をひたす時間について説明しましたが、夜にタイマーをセットするような場合って新米が水につかる時間がかなり長くなりますよね。

お米は一定量の水分を吸ったらそれ以上は吸わないので、許容量を超えてパンパンに膨れるなんてことはありませんけど、それでも長く浸けるのはあんまりよくはありません。

せっかくのお米がふやけたような感じになり、タイマーをセットする場合はかなり柔らかく仕上がる恐れはあります。

できればタイマーなしで対処する方が理想ではありますけど、厳しいならやや水の量を少なめにしておきたいですね。

あと、夏場に新米が手に入った場合は、夜にお米をひたしておくと雑菌が繁殖する恐れがあります。

そのため、夏場の場合は釜を冷蔵庫に入れるなどの対処が必要だったりと、意外と炊飯器のタイマーって使い方が難しいんですよね。

タイマーを使うならちょっと仕上がりに難が出るかもしれない、これはぜひ覚えておいてください。

最後に、こちらの記事では新米と古米の見わけ方について書いたので、合わせてチェックしてほしいと思います。


まとめ

新米を炊くなら気持ち水分をひかえめにした方がよくて、あとは好みに応じてって感じですよ。

大幅に水の方を減らす必要はないので、新米が手に入ったらぜひこの記事を参考にしてくださいね。

この記事のポイント
  • 新米も古米も水分量は変わらないので、大幅に水の量をカットする必要はない。
  • 新米の量の5%増し程度の水に、30分ほど浸すのがおすすめ。
  • 炊飯器のタイマーを使う場合は、浸しすぎで柔らかくなる恐れがある。

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注釈   [ + ]

1. 若々しい、新鮮って意味です。

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