七五三の初穂料にのし袋は必要か、水引や表書きはどうすれば

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七五三にお子さんの祈祷をお願いする場合はのし袋が必要なのか、これは迷うところですよね。

初穂料を納める場合にはのし袋が必要なのか、のし袋を用意するならどれがいいのか、くわしく解説します。

七五三の初穂料にのし袋って必要なの?

まず、初穂料をそのまま手渡しするのはできればやめた方がよくて、のし袋を用意する方が無難ですよ。

必ずのし袋が必要ってわけでないのですけど、お札の手渡しはマナー的にはあんまりよろしくないって感じですね。

こちらの千歳飴についての記事では、祈祷を受けたら千歳飴をもらえることが多いって書きましたけど、のし袋はお互い気持ちよく祈祷を終えるためのアイテムと考えるといいと思いますよ。

他にも、神社での服装についてはこちらの七五三の記事で書きましたので、ぜひ合わせてチェックしてくださいね。

マナーは本当に意味があるのか悩むものも多いのですが、のしは神様や仏様へのお供えと深く関係しています。

初穂料は神様に対しての謝礼としてお金を包みますという意味なので、そのあたりを考えるならのし袋を使うのがベストですね。

手渡しでも文句を言われるなんてことはありませんけど、これから祈祷を受けることを考えるなら少し手間をかけてもいいんじゃないかなとは思います。

理想はのし袋ですけど、何らかの理由で手元にのし袋がなくて手に入れることも難しい、そんな場合もせめて白い封筒を用意したいですね(神社側で白い封筒を用意している場合もあります)

のし袋がマナー的に厄介なのは、複数あるのし袋のうちどれを使ってもいいってわけではない点ですね。

むしろ、間違ったのし袋を使ったらとてつもなく失礼なので、白い封筒の方がある意味では無難なところがあります。

七五三の初穂料でのし袋の水引はどう選べば?

さて、のし袋は色々と販売されていますけど以下のような感じの違いがあるので、どれを選べばいいか迷ってしまうわけですね。

各種のし袋の違い
  • のしの有無
  • 水引の結び方
  • 水引の色

一応、こちらのお盆のお供えに関する記事で書いたようにのしがないのし紙1)掛け紙とも呼ばれます。なんてものがありますが、のし袋にものしがないものがあります。

ただし、こののしなしののし袋は初穂料を包む時には使ってはいけないので注意してくださいね。

のしとはのし紙やのし袋の右上部分にされている縦長のマークのことで、あれはアワビを意味しているんですよね。

長寿をもたらしてくれると考えられていたアワビは神様へのお供えとして使われてきましたが、それが簡略化されてのしのマークを使うのが一般的になりました。

上の段落で神様や仏様へのお供えと関係していると書きましたが、のしマークの元となったアワビ(熨斗鮑)がお供えものってわけですね。

さて、そんなわけでのしマークありののし袋に話を戻しますが、水引の種類も重要なポイントですよ。

水引によって意味合いがだいぶ異なってくるので、ここを間違えないようにしたいところです。

まず水引の結び目が結び切りのものはダメで、結び切りとは紐が上の方にのみ飛び出ているやつですね。

固結びなんて言い方もされますが、ガッチリと結ばれていて解けないことから2回以上あってはまずいお祝いごとで使われます(結婚式が代表的ですね)

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七五三の祈祷は何回も受けるものではないですけど、女の子なら3歳と7歳の時みたいに祈祷を2回受けるというのはあり得る話ですから、七五三で結び切りは適切ではありません。

初穂料に使われる水引は蝶結び(花結び)で、こちらはお祝いが複数回あっても大丈夫です。

水引はのし袋に現物の紐があるタイプと、印刷されているタイプがありますけど、蝶結びならどちらでも問題ありませんよ。

次は水引の色ですけど、こちらはお祝いごとに使われる紅白のものを押さえておけば大丈夫です。

紅白の水切りはお祝いごとならどれでも使える万能的な存在で、七五三でも問題なく使えます。

あとは金銀の水切りもお祝いごとには使えるので、紅白か金銀のどちらかを選んでくださいね。

あえて難点をあげるとするなら、金銀の水引はパッと見だと黄白の水引に見えかねないところでしょうか。

黄白の水引は関西などで弔事に用いられるものなので、分かりやすくお祝いごとって感じがする紅白がベストかなと思いますよ。

七五三の初穂料でのし袋の表書きは何を書くの?

こののし袋に何をどう書いていくかも悩むところですけど、まず水引の上については縦書きの「初穂料」でOKです。

一応、他にも選択肢はありますので、七五三の祈祷で使っても大丈夫な表書きをまとめてみました。

初穂料で使われる表書き
  • 初穂料
  • 御初穂料
  • 玉串料
  • 御玉串料
  • 御礼

玉串料は初穂料と同じようなもので、神社によっては玉串料って呼ばれているかもしれません。

そういう場合は玉串料にした方が無難ですけど、そうでなければ表書きは初穂料で大丈夫ですよ。

初穂料以外ならシンプルに「御礼」というのもありで、文字数が少ないのがありがたいですね。

何を言っているんだって感じるかもしれませんが、こういうのしって丁寧に書かないとダメな雰囲気がありますから、字が汚いという自覚がある私は割と苦手なんですよ。

さて、残るは水引の下の名前ですが、のし袋を使う時って大抵は自分たちの名前を書くものです。

しかし、祈祷を受けるのはお子さんなので、初穂料に関してはお子さんの名前をフルネームで書くんですよ。

兄弟とか姉妹などまとめて祈祷を受ける場合、それぞれのし袋を用意する場合とまとめて連名で対処する場合があります。

単独でのし袋を用意する場合は、シンプルにお子さんのフルネームを縦書きで書けばOKですよ。

連名の場合はまず水引の下、気持ち右側に上の子をフルネームで、その左側に下の子の名前だけを書きましょう。

1人1人のし袋を別にする、連名でまとめる、どちらがダメってわけじゃなくどちらも正解なので、ここは気持ちの問題ですかね。

のし袋を書いたら終わり……ってわけではなくて、中袋の方も注意しないとダメなんですよ。

その中袋に金額をどう書けばいいのか、お札をどう入れるかなどはこちらの記事で書きましたので、ぜひ続けてどうぞ。

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まとめ

のし袋はかなり悩むポイントではありますけど、重要なのは水引の結び方と色を押さえておくことですね。

ここさえしっかりと押さえておけばあとはそう難しくはないので、ぜひこの記事を参考にしてのし袋を選んでください。

この記事のポイント
  • 七五三の初穂料の場合、できればのし袋を、最低でも白い封筒を用意しておきたい。
  • のしありで、紅白蝶結びののし袋を用意するのがベスト。
  • 水引の上には「初穂料」を、下にはお子さんの名前を書けばOK。


注釈   [ + ]

1. 掛け紙とも呼ばれます。

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