喪中はがきの送り先範囲、身内や喪主を務めた場合はどうする

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年末を前に喪中はがきを出さないといけないけど誰に出せばいいのか分からない、これは困りますよね。
送り先の範囲はどれくらいなのか、喪主を務めた場合とそうでない場合で変化はあるのか、詳しく解説します。



喪中はがきの送り先の範囲ってどこまで?

さて、まず基本情報からまとめていきますが、喪中はがきは「喪中なので年賀状は出しません、ご容赦ください」という意味合いの挨拶状ですね。
こちらの初詣の記事で喪中については触れましたけど、そもそも喪中自体が現代では法律などで定められているわけではない1)戦前までは「服忌令(ぶっきりょう)」という法律で明確に定められていました。ので、ここも話をややこしくしている原因な気がします。

喪中は喪に服す期間なのでおめでたいことは避ける必要がある……というよりはおめでたいことは避けなければいけない的な空気があるので、おめでたい年賀状を避けるために喪中はがきを出すわけです。
基本、普段から年賀状を出している方々に対しては全員に喪中はがきを出すのがいいですが、例外が仕事関係ですね。

喪中はがきを仕事関係にまで出すと気を使わせてしまうという理由で、仕事関係には喪中はがきを出さなくてもいい2)普通に年賀状を出してもいい。という暗黙の了解のようなものがあります(出したらダメってわけではないのですけどね)
仕事関係以外で普段から年賀状のやり取りをしていないなら無理に喪中はがきを出す必要はなく、親戚であってもプライベートであっても、普段から年賀状のやり取りがあるかどうかが1つの基準ですね。

毎年のように年賀状のやり取りをしているけどそこまで深い付き合いがない場合、知らせなければ相手が年賀状を出してしまいますから、やり取りがあるなら喪中はがきで連絡しておきましょう。
基本はこれだけなのですけど、この基本だけでは悩むところも出てくるのが厄介なところです。

喪中はがきを出さなくていい身内の範囲ってある?

まずは身内の親戚に関する問題ですが、親戚なら喪中はがきを出さないって選択肢もあります。
このあたりは仲のよさとか普段からよく会っているかとか、そういう距離感も関係してくるので「こうした方がいい!」と断定はできないのですが、お互いに喪中だってことが分かりきっているなら出さないケースも割とあるんですよね。

例をあげてみると、三兄弟の長男が亡くなって次男と三男が葬儀に出席した、この次男と三男の関係は良好である、こんな場合は次男と三男が喪中なのはお互いに分かりきっているわけです。
ここまで関係性が近くなくても、交流がある叔父さんとか叔母さんなんかの場合も喪中はがきは出さない場合がありますね。

出したらダメとか出さない方がいいとかそういうことではないので、関係性によっては出さないという選択肢を採用してもいいってのが正確なところです。
このあたりは風習とも関係しているので、嫁ぎ先では親戚間での喪中はがきのやり取りがないなんてケースも十分にあり得ます。

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だからこそ判断が難しいのですが、不安に感じるなら身内であっても喪中はがきを出す方がいいですね。
基本、喪中はがきを出してマイナスに働くことってないので、困った場合は喪中はがきを出す方がいいですよ。

兄弟とか姉妹とかなら基本、出さないでもそう大きな問題にはなりませんけど、不安が残るなら事前に「喪中はがき出さなくてもいいよね?」と尋ねておくと安心ですね。
もし「喪中はがきを出さなくてもいいか」を尋ねづらい関係性なら、喪中はがきを出す方が無難ですよ。

喪中はがきの範囲は喪主の場合で変わるの?

さて、ここまでが基本的な喪中はがきの範囲なのですが、自分が喪主を務めた場合はまた別に喪中はがきを出す必要があるんですね。
上の段落までの情報は、身内が亡くなったので「自分」が年賀状を出せないってパターンですが、さらに喪主の場合は「故人」の知り合いに対して喪中はがきを送らないといけません。

親戚以外に直接的な知り合いがいないなんてことも十分に考えられますが、ここを放置するわけにはいかないので。
喪中はがきを送るのは故人が年賀状のやり取りをしていた知り合いの方々と、葬儀に参列してくれた方々ですね。

年賀状が残っているならそちらを元にして喪中はがきを送るのですが、もしかしたら抜けがあるかもしれません(たまたまその年だけ年賀状が届いていなかったなどの理由で)
そのようなケースでは年賀状が来るかもしれませんが、寒中見舞いの形で改めて亡くなったことを知らせれば大丈夫ですよ。

故人が亡くなったことを知らせられなかった場合は葬儀後に死亡報告のはがきを出すという方法もあり、厳密に言うならこちらの方がより正しい形なんですね。
喪中はがきはあくまで知り合いに出すものですから、直接的な知り合いでないなら本来は使えないはずなんです。

ただ、現実には顔見知りでない場合も喪中はがきを出すのが普通ですから、喪中はがきの方でOKですよ。
これらの喪主としての喪中はがきに加えて、自分自身の喪中はがきも出す必要があるのでちょっと大変ですから、早め早めに喪中はがきに取り組むのがおすすめです。



まとめ

喪中はかなり迷いやすい慣習ですが、喪中はがきもどこに送るかかなり悩んでしまうんですよね。
仕事関係とか親戚とか例外もありますが、基本は自分自身、そして故人が年賀状をやり取りしていた相手です。

この記事のポイント
  • 仕事関係を除いて、年賀状のやり取りをしている相手には喪中はがきを出したい。
  • 親戚との距離感によっては、喪中はがきを出さなくていい場合がある。
  • 喪主を務めた場合は、故人が年賀状をやり取りしていた方々にも喪中はがきを出す。
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注釈   [ + ]

1. 戦前までは「服忌令(ぶっきりょう)」という法律で明確に定められていました。
2. 普通に年賀状を出してもいい。

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