暖房の温度と風向について、電気代の節約につながるやり方も

この記事は約 9 分で読めますよ。

暖房の設定は悩みやすいところですが、温度と風向きをどうすかは特に困るポイントですよね。

寒さを乗り切るためのおすすめエアコン設定や、電気代についても詳しく解説していきます。



暖房の温度と風向きの設定でおすすめは?

まず、暖房の温度設定についてはこちらの記事で詳しく解説しているのでチェックしてください。

上の記事で触れたように環境省は暖房を20度に設定するといいって発表していますけど、これは節電対策の意味合いもあるんですよね。

だから、必ずしも20度なら暖かくなるってわけではないので、このあたりは実際の暖房の効き具合とも相談して調整して欲しいと思います。

寒さの感じやすさにもよりますけど、個人的に22度くらいに設定するのがいい気がしますね。

温度と同じくらいに重要なのが風向きなのですが、こちらはどうするのがいいのかって分かりづらいんですよ。

風向きは下にするのが基本で、これは暖かい空気は自然と部屋の上の方に行ってしまうからです。

勝手に風船が浮き上がるのは空気より軽いヘリウムガスを入れているからで、軽い空気は重たい空気に押し上げられるように上に行くわけです。

そして、同じ空気でも温度が違えば重さは変わる1)厳密には重さは変わらないのですが、熱で空気が膨張することで相対的に軽くなります。ので、暖かい空気は軽くなり上の方に溜まっていきます。

気球とかアドバルーンも基本的な仕組みは一緒で、暖めた空気の力で浮かんでいるわけですね。

そんなわけで、暖かい空気は部屋の上の方に溜まりますから、風向きを上の方に設定しても残念ながらほとんど意味はありません。

部屋の上の方により暖かい空気が溜まる一方で、部屋の下の方は冷たいままなので効果は実感しにくいんですね。

だから、エアコンは風向きを下にした方が部屋が暖まりやすく、さらにサーキュレーターや扇風機を上に向けて空気の流れを整えてあげるとより効果的です。

暖房の電気代と風向きって関係あるの?

効果のことを考えるならエアコンの温度は22度くらい、そして風向きは下に設定するのがいいわけですが、電気代も気になるところだと思います。

まず、風向きの方から見ていきますが、風向きは下に設定するのが電気代の面でもおすすめですね。

風向きを上に設定すると効率的に部屋を暖められませんから、より電気代がかかってしまいます。

こちらの冷房の記事でも触れましたが、エアコンの使用で最も電気代がかかるのは起動させた直後、設定温度に近づける時ですね。

必死に部屋を暖めている時が最も電気代がかかるので、逆に暖め終わってキープしている時にはほとんど電気代はかかりません。

だからこそ、風向きを上に設定すると部屋を暖めるまでに時間がかかるので、電気代もよりかかるわけですね。

冷房では逆に風向きを上にするのがいいとされていますけど、暖房で風向きを上にするメリットって本当にないんですよ。

電気代の面でも風向きは下が基本ですが、最新のエアコンだと風向きを自動的に調整してくれるものもあります。

部屋の状態をセンサーで確認して、自動で最適な風向きを判断してくれるスグレモノですが、このような機能があるならお任せしちゃっていいですよ。

実際には家具の配置など部屋の状態によって最適な暖め方は異なってきますから、エアコンの判断に任せてあげるのがおすすめです。

そういう機能が付いていないなら、風向きは下にする方が暖まりやすく電気代も抑えられますよ。

残るは温度ですが、こちらはシンプルにエアコンの設定温度を下げる方が電気代は安くなりますね。

部屋が10度の時に室温を18度まで上げるのと、20度まで上げるのでは当然ながら20度まで上げる方がエアコンに負担がかかります。

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すぐ上で書いたように、エアコンは設定温度に近づける時に最も電気代がかかりますから、設定温度までなかなかたどり着かないようなら電気代も高くなるのですね。

風向きは部屋を暖めることと電気代を抑えることの方向性が同じなので分かりやすいですが、温度は方向性が一致しないのでちょっと困るところです。

電気代を抑えるなら設定温度も下げる必要があり、設定温度を上げるなら電気代も上がります。

それでも、何より優先したいのは健康ですから、電気代はそこまで気にせず22度くらいを目安にするといいですよ。

寝る時に関してはまた設定を変えた方がよく、そのあたりはこちらの記事で詳しく取り上げたので、ぜひチェックしてもらいたいと思います。

暖房の温度って節約のためにはどうすればいい?

電気代を節約するならエアコンの設定温度を下げるのが手っ取り早いのですけど、寒さで体調を崩しては元も子もありません。

エアコンの設定温度を下げるなら他の寒さ対策でカバーする必要がありますが、まずは加湿器を使うのが基本です(加湿器は節約を意識しない場合も欠かせませんが)

こちらのインフルエンザの記事でも書いたように、加湿器はインフルエンザや風邪対策って意味合いが強いですけど、寒さ対策での意味合いもあります。

夏場の暑さ思い出すと分かりやすいですけど、湿気がひどいと温度以上に暑く感じられるものです。

冬場も、カラッカラに乾燥している部屋と湿気が十分にある部屋だと暑さの感じ方が違うので、ウイルス対策も兼ねて加湿器を使うのはおすすめです。

あと、電気代や安い電気毛布を使うのも効果的で、電気毛布はかなり電気代が安く抑えられるんですよね。

もちろん、設定にもよるので断定はできませんけど、毎日のように使っても1ヶ月で30円ちょっとくらいで済む場合が多いんです。

無理に節約する必要はありませんが、加湿器と電気毛布をうまく使って寒さ対策をするのもありですよ。



まとめ

エアコンの風向きは自動か下が基本なので分かりやすいですが、温度はなかなか難しいですね。

電気代のことを考えると余計に悩みますが、まずは健康を優先させて、余裕がありそうなら節約の対策を取ってください。

この記事のポイント
  • エアコンの温度は22度くらい、風向きは下に設定するのがおすすめ。
  • 電気代を抑えるなら風向きは自動か下、温度は低いほど節約につながる。
  • 節約のためにエアコンの温度を下げて、加湿器や電気毛布を使って乗り切るのもあり。
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注釈   [ + ]

1. 厳密には重さは変わらないのですが、熱で空気が膨張することで相対的に軽くなります。

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