お歳暮の時期に喪中なら送っていいのか、マナー面での注意点は

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喪中なのでお歳暮を贈っていいものか分からない、これは困りますよね。

お歳暮と喪中に関係はあるのか、お歳暮を贈るのがいいことか悪いことかなど詳しく解説します。



お歳暮の時期に喪中ならどうすれば?

喪中とお歳暮の関係についてはこちらの記事でも触れていますけど、どちらかと言えば喪中の相手に対して贈っていいかを多く書きました。

一応、自分が喪中の場合についても軽くは書いているのですが、今回は改めて自分が喪中だった場合を詳しく解説していきます。

まず、喪中自体が割とあいまいなところがあって、明確に何をしていいとか何をしたらダメってルールが決められているわけではないんですよね。

喪中の時に神社の鳥居をくぐってはいけないなんて言われますけど、これだって別に正しくはない1)ただし、忌中の場合は神社は避けた方がいいですね。ですし。

お歳暮に関しても、喪中の時には贈るのを控えた方がいいなんてルールは存在しませんよ。

現在では全く会ってもいないのにお歳暮とかお中元のやり取りをするなんてケースも珍しくはありませんけど、そもそもお歳暮はお世話になった相手に感謝の気持ちを込めて品物を贈るイベントなんですよね。

喪中の時にやってはいけないとされるのはお祝いごとですけど、そもそもお歳暮はお祝いごとですらないわけです。

お世話になったから感謝して品物を贈る、このどこにもお祝いごとの要素はありませんからお歳暮を贈っても大丈夫……と言いたいんですけどね。

喪中でもお歳暮を送っていいの?

上の段落で書いたことは間違ってはいなくて、喪中だからってお歳暮を贈ったらダメとかそういう正式なルールはありません。

ただし、それでトラブルが起こらないとは言い切れなくて、誰もが「喪中とお歳暮は関係はない」と知っているとは限りませんから。

お歳暮にお祝いごとのようなイメージを持っているなら、喪中の相手からお歳暮が贈られてきた時に「何だこいつは!」みたいに思っても不思議ではありません。

この手のマナーって学校で習うものでもないので、自分だけの独自ルールみたいなものができあがりやすいんですよね。

だから、本当は大丈夫なのに相手が怒ってしまうなんてこともあるので、喪中ならお歳暮を贈らない方が無難ではあるんですよね。

「喪中なのにお歳暮を贈るなんて何を考えてるんだ!」って思われることはあるかもしれませんが、逆に「喪中だからってお歳暮を贈ってこないとはどういうことだ!」みたいに思われることはまずありませんから。

さらに言うなら、喪中の相手からお歳暮をもらったら、それからどうすればいいか先方も迷いやすいですからね。

お返しをした方がいいのか、それともお返しはなしでお礼状の形がいいのかって悩んでしまうと思います。

これらを総合して考えるなら、お歳暮は贈っても贈らなくても間違いではないが、贈る方がややトラブルは起こりやすいかなって感じですね。

お歳暮を贈らない場合にどう対応すればいいかですが、寒中見舞いの形で品物を贈るのがいいですよ。

12月までは喪中だけど年明けには喪が明ける、こんな場合は時期をずらしての寒中見舞いが最適ですし、まだ喪中が続く場合も寒中見舞いとして1月に贈るといいでしょう。

親戚など自分が喪中であることを知っている相手には喪中はがきを送らないって選択肢もありますが、そこまで関係性が近くない場合は喪中はがきでしっかりと連絡をしておきたいですね。

そのあたりの喪中はがきの送り先の範囲についてはこちらの記事で取り上げているので、合わせて確認して欲しいと思います。

これは自分が喪中の場合の話ですが、忌中の場合はお歳暮にしろ寒中見舞いにしろ何かを贈るのは避けた方が無難です。

同様に、贈る相手が忌中の場合も何かを贈るのは避けて、手紙の形での寒中見舞いだけに留めておくのが基本ですよ。

喪中の時に気を付けるお歳暮のマナーって?

お歳暮と寒中見舞い、どちらを贈るにしても気を付けたいポイントがあって、それはのし紙ですね。

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こちらの記事でお歳暮ののし紙の種類については詳しく説明しましたが、喪中の時にはのし紙を使わないのがマナーです。

のしマーク自体におめでたい意味があるので、のしマークなしで水引のみの掛け紙を使うケースもあるのですが、自分が喪中の時は掛け紙もNGなんですね。

使うのは奉書紙と呼ばれるシンプルな無地の紙で、ここに表書きと名前を書いていけばOKですよ。

表書きと名前の書き方についてはこちらの記事で説明しましたが、奉書紙を使う場合は水引があるものとしてのし紙と同じくらいの位置に表書きを書いてくださいね。

喪中であっても表書きの内容は変わらず、上の記事で書いたように「お歳暮」か「御歳暮」大丈夫ですよ。

寒中見舞いとして品物を贈る場合の表書きは基本が「寒中御見舞」で、贈る相手が目上の場合は「寒中御伺」ですね。

名前に関しても表書きと同様で、のし紙の名前を書くところと同じ位置に来るように調整してください。

こちらの記事では短冊のしについて説明しましたけど、のしマークも水引もない短冊のしを使うのもいいですね。

短冊のしは「こういう簡略化したものを使って大丈夫かな?」って悩みやすいのですけど、喪中の時であればシンプルな短冊のしでも違和感はありません。

贈る品物については特にNGはありませんけど、のしマークなしの奉書紙を使っている以上は生ものは避けた方が無難ですね。

のしマーク自体がアワビ、そして生ものって意味合いがあるので、のしマークを使わない以上はわざわざそれらを選ぶ必要はありませんよ。

あとは、まず贈ることはないと思いますが、紅白まんじゅうみたいにあからさまなお祝いを連想させる品も避けましょう。



まとめ

喪中自体が何をしていいか、したらダメか分かりにくいので、お歳暮の時に悩んでしまうのは仕方がありません。

お歳暮か寒中見舞いの形で感謝の品物を贈ればいいので、この記事を参考にしてくださいね。

この記事のポイント
  • お歳暮はお祝いごとではなく、喪中の時に贈ってはいけないというルールも存在しない。
  • お歳暮でトラブルになる可能性は否定できず、時期をずらしての寒中見舞いという手も。
  • お歳暮や寒中見舞いには、のし紙や掛け紙を使わずに奉書紙で。
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注釈   [ + ]

1. ただし、忌中の場合は神社は避けた方がいいですね。

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