お歳暮の時期に遅れたら、マナーやのしの使い方について解説

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何らかの事情でお歳暮を贈れなかった、こんな時にはどうすればいいか迷いますよね。

お歳暮を贈れなかった場合にはどのように対処すればいいのか、詳しく解説していきます。



お歳暮の時期に遅れたらどうすれば?

自分や贈る相手が忌中なので避ける、こんなケースの場合は最初から贈らないのを織り込み済みなのでいいのですけど、シンプルに忘れていたとかだと本当に焦りますよね。

まず遅れてもいいからお歳暮を出した方がいいんじゃないかという考えですが、これは時期によります。

お歳暮はいつまでに届けばいいものなのか、これは正確には12月31日までなのですけど、実際に大晦日にお歳暮が届いたならちょっと戸惑いますよね。

「歳」ってのは年、そして「暮」は終わりって意味合いなので、一応12月31日まではお歳暮と言い張れるのですけど、現実的には12月20日前後くらいまでに届くのがお歳暮って感じです。

お歳暮を贈っていないことを気づいた時点ですぐ準備をして、12月20日頃に届きそうならお歳暮として贈るのもありですね。

届くかちょっと判断に困る程度ならともかく、明らかに12月20日に間に合わなさそうならお歳暮は取りやめるのが無難ですよ。

もちろん、お歳暮を取りやめるってのは「何も贈らないでもいい」って意味合いではなく、しっかりと別の形で贈るのがベストです。

……この記事でこんなことを言うのもあれですが、前々から「あの人にお歳暮を贈るのってどうなんだろう」って思っていたのなら、いい機会と思って贈らないのもありと言えばありなんですけどね。

本題から外れるので多くは語りませんが、その場合も黙って贈るのをやめるのではなく手紙なり電話なりで伝えるのがマナーですよ。

お歳暮の時期をずらすならマナーは?

さて、とりあえずは贈らないって選択肢はなしということで話を進めますが、お歳暮を忘れていたって場合も、自分や相手が忌中などの理由で贈るのを避けていた場合も選択肢は以下の2つですね。

お歳暮を贈れなかった場合の代用法
  • お年賀
  • 寒中見舞い

年末の時点だけでなく、自分や贈る相手の忌中が年明けも続いているようなら品物を贈るのではなくて、寒中見舞いの手紙だけの選択肢もありです。

こちらの記事で書いたように、喪中に関してはお歳暮を贈ってはいけないというルールはないのですけど、自分自身や相手の気持ちを考えて贈らないって選択肢もありますね。

その場合は同様に寒中見舞いの手紙だけを贈るのが無難ですが、品物を贈る方向ならお年賀か寒中見舞いかの2択ですよ。

ただし、お年賀はかなり使いにくい一面があって、こちらはお正月に相手の自宅をうかがって渡すのが本来のやり方なんですよね。

絶対にダメってわけではないですけど、マナー的には宅配便でお年賀を贈るのは避けた方が無難だと思います。

贈ろうとしていた相手が近くに住んでいるなら、お歳暮を贈れなかったことをお詫びしてお年賀の形で手渡しするののもありですよ。

自宅までうかがうのが無理そうな場合、お年賀ではなく寒中見舞いとして品物を贈るのが基本ですね。

寒中見舞いと聞くと手紙の方が思い浮かぶかもしれませんが、品物を贈っても全く問題ないですよ。

お歳暮なら恒例行事なので手紙などはなしのケースが多いですが、寒中見舞いとして贈るならやっぱり手紙は添えたいですね。

すでに電話などでやり取りをしているかもしれませんが、お歳暮を贈れなかったことのお詫びなどを文章にするのがおすすめです。

お歳暮の時期ののしと何か違うところはあるの?

お年賀と寒中見舞いの時期ですが、お年賀は松の内までに手渡すものなので基本は1月1日から1月7日までですね。

松の内については年賀状のお返しの記事でも取り上げましたが、地方によって時期が変わるのがちょっと面倒なところです。

関東なら1月7日まで、関西なら1月15日までが主流ですが、どちらかよく分からない場合は1月7日までをお年賀の時期と考える方が無難ですよ。

寒中見舞いは松の内が過ぎてから節分までに届けるものなので、こちらもエリアによって時期がやや異なります。

松の内が1月7日までなら1月8日以降から節分まで、1月15日までなら1月16日以降から節分までに届けばOKですよ。

節分と書きましたが、正確には立春になるまでが寒中見舞いの時期で、立春が来ると暦の上では春ですからね。

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2020年までは節分が2月3日、立春が2月4日なのですけど、それ以降だと節分が2月2日で立春が2月3日、節分が2月4日で立春が2月5日なんて年も出てくる1)立春は太陽の通り道の状態によって日付が決まり、節分は立春の前日です。と予想されています。

もっとも、2100年までは節分が2月4日になる年はないとされていますけど、節分が2月2日は2021年以降ならあり得るので、一応は気を付けてくださいね。

お年賀や寒中見舞いをどういう風に贈ればいいかですが、品物は基本的にお歳暮と同じで大丈夫です。

気を付けたいのはのしの方ですが、まずはこちらのお歳暮で使うのしの種類の記事を確認してください。

そして、お歳暮の表書きの書き方、名前の書き方についてはこちらの記事で取り上げているので合わせて確認して欲しいと思います。

基本、のし紙はお歳暮と同じものを使えば大丈夫ですが、表書きに関しては変えないといけません。

お年賀なら表書きには「御年賀」や「御年始」と、寒中見舞いなら「寒中御見舞」と書くのが基本ですね。

寒中見舞いの場合、目上の相手に対しては「寒中御見舞」ではなく「寒中御伺」と書くといいですよ。

あと、自分が喪中の場合や贈る相手が喪中の場合は、のしマークも水引もなしの無地の奉書紙を使ってくださいね。

喪中の場合にお歳暮をどう贈るかについてはこちらの記事で詳しく取り上げているので、ぜひ合わせてどうぞ。



まとめ

お年賀は色々な制限があってちょっとつらいので、お歳暮の時期を逃したら寒中見舞いとして贈るのがいいですよ。

寒中見舞いの時期やのしの表書きなど注意したいポイントもいくつかあるので、そのあたりをじっくり調べてから贈りたいところですね。

この記事のポイント
  • お歳暮を贈っても12月20日前後に間に合わなさそうなら、時期をずらして贈りたい。
  • お年賀は相手の自宅にうかがって渡すものなので、宅配便なら寒中見舞いが基本。
  • お年賀も寒中見舞いも、のし紙の表書きがお歳暮とは異なるので注意したい。
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注釈   [ + ]

1. 立春は太陽の通り道の状態によって日付が決まり、節分は立春の前日です。

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