クレジットカードとデビットカードの違いと比較、併用はありか

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クレジットカードとデビットカード、どちらを持つのがいいかは悩むところですよね。

この2つの違いは何なのか、使い方にどんな影響が出てくるのかなど詳しく比較解説します。



クレジットカードとデビットカードの違いって?

まずはクレジットカードの特徴からですが、押さえておきたい重要なポイントを以下にまとめてみました。

クレジットカードの特徴
  • 後払いで手持ちのお金がなくても利用可能
  • キャッシングを利用すればお金を借りられる
  • 審査をパスしないと持てない
  • 引き落としができなければ大問題
  • (トラブルを起こさなければ)使えば使うほどにクレジットカード会社からの評価が上がる
  • 海外では欠かせない
  • 国際ブランドによって利用できるお店に差がある

クレジットカードは後払いで、翌月、もしくは翌々月に使用した分をまとめて銀行口座から引き落として支払います。

使用する時にはお金を持っていなくてもいいのですが、下で詳しく書くように引き落としができないなら恐ろしいことが起きるんですよね。

続いてはキャッシングですが、コンビニなどのATMで手続きをすれば借金の形で現金を手にできます。

こちらは後からキャッシング枠をなしにしてお金を借りられないようにすることも可能です。

最初からキャッシングなしでクレジットカードを申し込むこともできるので、嫌ならなしにするのもありですよ。

申し込みの話題も出たので次は審査に関してですが、クレジットカード会社が「しっかりと返済してくれる」と判断してくれない限りクレジットカードは持てません。

この審査で門前払いされるなんてケースも割と多く、クレジットカード会社やカードの種類によっても審査内容は異なります。

そのあたりのクレジットカードの審査については、こちらの記事で取り上げているのでチェックしてくださいね。

買い物にせよキャッシングにせよ使ったのなら引き落としまでにお金を容易しないといけませんが、次はいよいよ支払いをしないことによるリスクです。

こちらの記事で書いたように支払いの延滞だけでもブラックリスト入りする可能性があり、それでも支払わなければクレジットカードの利用停止、利用額の一括請求へとつながっていくわけですね。

支払いが苦しくて、そのまま破産などの債務整理に手を出すなんてケースも多く、これは人生に大きく響いてきますよ。

新たなクレジットカードの作成、ローンの利用はかなり難しいですし、携帯電話の分割払いすらできなくなる恐れがある1)分割払いも後払いの一種なので、過去のトラブルが大きく関係しています。んですね。

気軽に使えますけど、しっかりと支払わなければダメなので、ついつい使い過ぎてしまうってのはかなりの死亡フラグです。

一方、しっかりとクレジットカードを使ってしっかりと返済するなら、クレジットカード会社からの評価も上がります。

アメックスゴールドカードなど、ステータス的な意味合いを持つクレジットカードを手にしたいなら、使ってからの返済をしっかりと続けるのがポイントですね。

あと、海外ではそこまで現金の価値がないので、海外旅行に行くならクレジットカードはほぼ必須と言ってもいいですよ。

最後に国際ブランドによる差ですが、VISAやMastercardは利用できるお店が多いけれど、他の国際ブランドだと利用できないなんて恐れがあります。

世界的に見ても日本国内に限っても、VISAとMastercardの2つが普及率の面で飛び抜けているので、このどちらかは持っておくと安心ですよ。

さて、クレジットカードだけでも割と色々なことを説明してきましたが、続いてはデビットカードの特徴ですね。

デビットカードの特徴
  • 銀行口座の預金からその場で引き落としされる
  • (基本的に)審査はなし
  • 使い続けても特に評価は高まらない
  • (一部のデビットカードは)クレジットカードが使えるお店で利用可能

クレジットカードとの最も大きな違いは支払いの形で、デビットカードは登録している銀行口座の預金から使った分を引き落としその場で支払う形です。

現金は使わないですけどシステム的には先払いなので、預金以上の支払いはできないんですよね。

ただし、クレジットカードのように使い過ぎてしまう恐れがないので、デビットカードの方が安心して使えるのは間違いありませんね。

クレジットカードと比べるとあれですが、預金が足りないのに使おうとするとデビットカードを止められるなどのリスクがあるので、ちょっと預金が足りるか怪しい場合に利用しようとしてはいけませんよ。

一応、中には預金が足りない場合に自動でお金を融資してくれるなんてタイプのデビットカードはありますが、こちらはかなりクレジットカード寄りと考えてください。

そのあたりの自動での融資に関してはこちらのジャパンネット銀行の説明が分かりやすいので、参考にリンクしておきます。

基本、後払いでないデビットカードの審査はないので、銀行口座があるなら誰でも作れるのですが、その手の融資ありのデビットカードは審査もありますし、クレジットカードと同じく返済のリスクも存在しますよ。

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一方、使い続けても金融機関からの評価は高まるわけではないので、デビットカードを使い続けたからクレジットカードの審査で有利になるとかそういうことはありません。

そして、ここがかなり重要なポイントですが、VISAやJCBの国際ブランドのデビットカード2)昔はMastercardのデビットカードがありましたが、新規では作れません。なら、VISAやJCBが使えるお店や通販サイトなどで同じように利用可能です。

ただし、国際ブランドではないデビットカードは使えるお店が限られているので、こちらは全くおすすめできません。

海外でも同様に使えるので、クレジットカードを持たないのならぜひとも申し込んでおきたいですね。

クレジットカードとデビットカードを比較するとどっちがいい?

さて、この特徴を押さえた上でどちらを持つといいかですが、個人的にはクレジットカードをおすすめします。

重要なのは先払いとか後払いではなく金融機関からの評価で、デビットカードだとこの評価が高まりませんから。

クレジットカードの使用履歴のことをクレジットヒストリーとも呼びますが、このクレジットヒストリーはクレジットカードの作成やローンの申し込み時などに金融機関がチェックします。

だからこそ、しっかりと使用してしっかりと返済しているなら、ちゃんと返済してくれそうと判断されるわけですね。

あまりクレジットカードを使用していないなら返済が滞るリスクは少ないかもしれませんが、金融機関からすればいいお客様ではないってことです。

デビットカードの利用だけではこのクレジットヒストリーが存在しませんから、金融機関としても何とも言えないわけです。

こちらの記事で書いたように、全くクレジットカードを持ったことがないなら「債務整理をしたんじゃないか」って疑われる可能性もありますしね。

将来的にローンを申し込む時にはクレジットヒストリーのあるなしでだいぶ変わってくるので、だからこそクレジットカードをおすすめしています。



一方、クレジットカードは支払えなかった時のリスクも相当なものなので、安易に作るのはどうかなとも思うんですよね。

こちらの記事では私がクレジットカードの延滞をした時のことを書きましたが、本当に生きた心地はしなかったです、はい。

クレジットカードを持つと調子に乗って使ってしまいそうなら、デビットカードの方が安心ですね。

理想は節度を持った上でのクレジットカードの利用ですが、そこに自信がないならまずデビットカードから始めてみるのもありだと思いますよ。

クレジットカードとデビットカードを併用するってどうなの?

クレジットカードとデビットカードを併用するなんて手もあり、併用するなら必ず別の国際ブランドにしてくださいね。

どっちもVISAでは利用できるお店は増えませんけど、どちらかがJCB、どちらかがVISAなら利用できるお店も増えますから。

JCBのみ利用できるお店は日本でも海外でもそう多くはないのですが、ゼロってわけではありません。

昔のディズニーランドがJCBしか使えないことで有名だった3)現在では他の国際ブランドでも利用可能です。ように、日本でもそんなお店が今でも残っている……かもしれません。

……正直に言うと、JCBしか使えないお店は今のところ私は見かけたことがないので、そこはあまり期待は持てないかなとは思いますが。

そのため、先にVISAのクレジットカード、あるいはデビットカードを持っているなら、JCBのクレジットカードやデビットカードを契約する意味はそこまでない気もします。

逆に、JCBのクレジットカードやデビットカードがあるなら、利用するお店を増やすためにVISAのクレジットカード、デビットカードを契約するのはありですよ。

海外旅行ではクレジットカードを2枚、3枚と持って行くなんて例も多いですから、どちらかと言えばクレジットカードとデビットカードの併用は海外向きな印象ですね。

少なくともクレジットカードとデビットカードの併用自体にデメリットはありませんから、とりあえず両方を持っておくのも手ですよ。

こちらの記事ではクレジットカードなしで不便じゃないか、通販でのクレジットカードとデビットカードの比較などを取り上げているので、ぜひ合わせてチェックして欲しいと思います。



まとめ

細かい違いは色々とありますが、個人的には見返りがどれくらいあるかに注目したいところです。

クレジットカードを使い続けると将来的に役立つ場面がありそうですが、併用も含めてそれぞれを検討してくださいね。

この記事のポイント
  • クレジットカードは延滞時のリスクが大きく、先払いのデビットカードは安心して使える。
  • 使い過ぎなければ、信頼を積み重ねる意味でクレジットカードの方がおすすめ。
  • クレジットカードとデビットカードの併用はありで、違う国際ブランドを選びたい。
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注釈   [ + ]

1. 分割払いも後払いの一種なので、過去のトラブルが大きく関係しています。
2. 昔はMastercardのデビットカードがありましたが、新規では作れません。
3. 現在では他の国際ブランドでも利用可能です。

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