お歳暮のお返しののしの書き方は、品物を選ぶ時の注意点はあるか

この記事は約 8 分で読めますよ。

お歳暮のお返しにのしが必要かどうか、これは迷うところですよね。

のしは必要なのか、必要ならどんな風に書けばいいのか、このあたりを詳しく解説します。



お歳暮のお返しではのしをどう選べば?

まず、そもそもお歳暮にお返しが必要かどうかという問題があって、実はお歳暮のお返しって必要ではないんですよね。

お歳暮はあくまで、お世話になったことに対する感謝の気持ちを表して贈るものですから、お返しを求めるものではありません。

しかし、現実的には「お歳暮をもらったけどお返しはいいや」と割り切るのはなかなか難しいので、かなりの確率でお返しは必要かなって感じです。

そんなわけで、お返しを贈らないなんて選択肢を取りにくい以上、お返しではのしをどうするかって問題が出てきます。

普通にお歳暮を贈る場合とお返しを贈る場合でのしの種類に差があるのかですが、これは特に違いはありませんよ。

こちらの記事でも書いたように、お歳暮ののしは紅白の水切りで蝶結びのものが基本です。

1回きりが理想な結婚式などとは違って、何回あってもいいお祝いに関しては紅白蝶結びののしが使われますが、それはお返しを贈る場合も変わりませんよ。

そのため、のし紙は紅白蝶結びが基本ですが、例外のパターンがいくつかあるので紹介します。

まずは自分が喪中、あるいは贈る相手が喪中のパターンで、このケースではこちらの記事で触れたように無地の奉書紙1)のしマークも水引もありません。を使用しないといけません。

どちらが喪中であっても対応はやや困りますが、喪中の場合はお返しをせずにお礼状だけに留めておくってのもありですね。

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あち、こちらのお盆のお供えの記事で触れたようにのしマーク自体はアワビを表していて、さらに生ものって意味合いもあるんですよ。

贈るものが生ものならのしマークと意味合いがかぶってしまうので、のしマークなしで水引のみの掛け紙を使うのがいいですよ。

絶対に守らないといけないルールかと言われるとやや疑問は残りますが、一応は注意しておきたいですね。

お歳暮ののしの書き方と何か違うところは?

さて、最適なのし紙、あるいは掛け紙や奉書紙を用意したのなら表書きや名前を書いていくわけですが、いずれの紙でも書き方自体に違いはありません。

まず用意したいのは筆ペンで、ボールペンで書いてはいけませんので注意してくださいね。

表書きは水引の結び目の上2)奉書紙の場合は、紙の中心点のやや上です。に書いていきますが、表書きは普通にお歳暮を贈る場合と同じで大丈夫ですよ。

「お歳暮」か「御歳暮」と書けばいいのですが、困るのはお歳暮の時期から外れてしまった場合ですね。

一般的にお歳暮は12月20日前後までに届くものなので、12月20日のように期限ギリギリのところで贈られてきたお歳暮に対してお返しをするなら、お歳暮の時期から外れてしまいます。

この場合は「お歳暮」や「御歳暮」の表書きは使いにくいのですが、その場合はとりあえずお礼状なり電話でのお礼なりで対応して、寒中見舞いとしてお返しをしてはどうでしょうか。

お歳暮が遅れた場合の対応はこちらの記事で詳しく書きましたが、お年賀は本来は相手の自宅にうかがって渡すものなのでやや使いづらく、寒中見舞いとしてお返しを贈る方が無難ですよ(寒中見舞いとしてお返しをする場合の難点をあげるなら、お歳暮の時期からやや遠いことです)

その場合の表書きは「寒中御見舞」が基本ですが、目上の相手に対しては「寒中御伺」でOKです。

「御礼」という表書きが適しているように思われるかもしれませんが、お歳暮のお返しでは使われないので注意してくださいね。

名前に関しては普通にお歳暮を贈る時と同じで、水引の結び目の下に名前を書けば大丈夫です。

もし寒中見舞いとして時期をずらして贈る場合は、簡単でもいいのでお礼状も添えておきたいですね(お歳暮が届いたことを知らせるためのお礼はした上で)

詳しい経緯が伝わらない場合、お返しのはずの寒中見舞いにさらにお返しが届くなんてこともあり得ますからね。

お歳暮のお返しの品物選びで注意点はあるの?

お返しにどんな品物を贈ればいいかも迷うポイントですが、ここを間違うと大変なんですよ。

品物によっては価格が想像しづらいものもあるかもしれませんが、明らかにもらった品物より高いものを贈るのは「もうお歳暮はしなくて結構ですよ」ととらえられてもおかしくありません。

たとえそんな気がなかったとしても、相手はそうは思わないかもしれないので、あまりに高いものはNGです(本当に今後のお歳暮を遠慮したいならありと言えばありですが)

仮にお歳暮をしなくていいと受け取らなかったとしても、明らかに自分が贈ったものよりも高いものが贈られてきたらやっぱりモヤモヤして対応に困ってしまいますからね。

贈られてきたものと同じか安いなら特に問題はありませんが、あまりに安いのもあれなので、同じくらいか少し安めくらいが最も安心ですよ。

価格さえ注意すれば基本的には大丈夫ですが、お歳暮を贈る時にNGな品物はお返しでも同様にダメです。

代表的なのは金券類ですが、他にも靴やスリッパのように「踏みつける」ものなどNGな品物は意外とあるので、そのあたりも注意しておきたいところですね。



まとめ

お返しを無理に贈る必要はありませんが、贈る場合はのしと品物選びが最も気を付けたいポイントですよ。

特に、お返しがお歳暮の時期から外れる場合はどうしていいか困りやすいので、寒中見舞いも候補に入れつつどう対応するか決めて欲しいと思います。

この記事のポイント
  • お返しで使うのし紙はお歳暮と同じ紅白蝶結びだが、喪中の時などは変える必要がある。
  • のしの書き方はお歳暮と同じでいいが、寒中見舞いとして贈るなら表書きが変わってくる。
  • 贈られてきた品物より高いものはお返しで選ばない方がいい。
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注釈   [ + ]

1. のしマークも水引もありません。
2. 奉書紙の場合は、紙の中心点のやや上です。

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