寺での初詣の作法やマナーは、拍手などはどうすればいいのか

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初詣と言えば神社に行くもの、そんなイメージがあるのではないかと思います。

私自身も、初詣は神社に足を運ぶのが普通なのですが、神社ではなくお寺にお参りに行くって選択肢もあるんですよ。

どちらがいい、どちらが悪いってものでもないのでお寺でも全く問題ないのですけど、初詣の作法が神社とお寺でどう違うのかは気になるポイントですよね。

今回の記事では以下の3つのポイントを中心に、お寺での初詣に役立つ情報をくわしく取りあげます。

今回の記事で取りあげるポイント
  1. そもそも、どんな服装で行けばいいの?
  2. お参り前にお寺の中で何をすればいいの?
  3. 具体的なお参りの作法は?


寺での初詣の作法で服装はどうすれば?

こちらの初詣の記事でも書きましたが、忌中だと神社に初詣に行くのはダメなので、忌中に関係ないお寺への初詣も選択肢に入れたいんですよね。

喪中なら神社の方に立ちいっても大丈夫なのですが、ちょっと気になるようならお寺の方がいいと思いますよ。

シンプルに、自宅の近くにあるのがお寺だからという理由もあるでしょうが、お寺での作法自体は神社とそう変わりません。

まず基本的な服装ですが、これは着物であっても洋服であっても問題はないですけど、あんまり派手な格好は浮きやすいですね。

だからダメってわけではないのですけど、お寺の雰囲気には合っていないかなって感じです。

もっとも、色合いよりはアクセサリーを無駄に飾りつけているとか、そっちの方が問題かなとは思います。

少し地味めな方がお寺の雰囲気には合っていますが、明るい色の着物や洋服で初詣に向かうならアクセサリーなどはシンプルにするのがおすすめですよ(神社に行く場合も基本は同じですが)

あと、神社でもそうですが、お寺でも礼をする機会って割とありますので、帽子はお寺の中ではしまっておく方が理想的ですね。

マフラーに関しては判断に困るところではありますけど、どうしても寒さがきつい場合はそのまま、理想なのはお寺の中ではマフラーをしないって感じです。

神社では鳥居をくぐる前に一礼するものですけど、お寺でも山門に一礼するものですから。

時期的にかなり冷えるのは間違いありませんから、貼るカイロをうまく使って寒さ対策をしておくのもありですよ。

こちらの記事では効率的なカイロの使い方について書いたので、ぜひ合わせてチェックしてくださいね。

さて、そんなわけでお寺に入る時のポイントは山門への一礼で、帽子を取ってから本堂の方に向かって一礼します。

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そんなガッツリと礼をするわけではなく、ちょっと取引先の相手とか部活の先輩に軽く頭を下げるくらいの感じですね。

もっとも、ただ頭だけをペコって下げればいいってものでもなく、上半身の全体を15度から20度くらい傾けるってのが正確ですよ。

寺での初詣で手水舎などのマナーや手順は?

さて、ここからはお寺の中での話ですが、以下のような流れで初詣を進めていくのが基本です。

お寺での初詣の流れ
手水舎で手を清める→常香炉で体を清める→参拝の本番

ただし、お寺によって手水舎(ちょうずや)がないところもありますので、その場合は手水舎は飛ばしてください。

常香炉も同じくない場合があり、火を扱うものですから常香炉はあっても防火のために線香をあげられないなんてケースも考えられます。

そういう常香炉を利用できない場合は、手水舎と同じように飛ばして参拝の方に進んでくださいね。

まずは手水舎ですが、これは神社にある手水舎と同じで参拝者が手を清めるための場所です。

初詣で柄杓(ひしゃく)を前に悪戦苦闘するなんて神社のあるあるネタではないかと思いますが、お寺でもやり方は同じなので以下にまとめておきました。

手水舎での手順
  1. まずは右手に柄杓を持って左手を水で清める。
  2. 左手に柄杓を持ちかえて、今度は右手を水で清める。
  3. 柄杓を右手に持ちかえて左手に水を注ぎ、その水で口をすすぐ。
  4. 右手にある柄杓の水で左手を清める。
  5. 使った柄杓を元の位置に戻す。

ここまでが一連の流れですけど、この流れは最初にくんだ水だけでやりきらないといけませんから、たっぷりと柄杓に水をくむのがポイントです。

「水が足りなくなったから途中で追加しよう」ではダメなので、最初の水の量は非常に重要ですよ。

あと、手水舎は砂利が敷いてあったり排水路があったりで、口をすすいだ水は吐きだせるように作られています。

吐きだすのが正しいやり方なのですが、思いっきりやるんじゃなく口元は隠してってのがマナーですよ。

常香炉は線香やロウソクをお供えするためのもので、その煙を浴びて体を清める的な意味合いがあります。

上で書いたように火を使えない場合はスルーしますが、お供えできる場合はしておきましょう。

火をつけてからお供えするだけですが、ここでのポイントは種火を使って火をつける点ですね。

誰かから火をもらうのは縁起が悪い1)他人の業、悪いものまでもらうとされています。ので、用意されている種火を使うのがいいですよ。

ライターを持っているならそれを使ってもいいので、家族や恋人同士でお供えするような場合も火をもらわないようにしてください。

ロウソクは奥から、線香は中央に置くのがマナーで、これはお寺うんぬんではなくて他の参拝者の方の迷惑にならないようにする目的ですね。

寺での初詣では拍手はしていいの?

これらを経由して最後に本番の参拝なのですが、神社での二礼二拍手一礼はよく知られていると思います。

さて、これがお寺だとどう変わるかですが、まずお寺では神社のように拍手をしてはいけませんよ。

これは初詣とかは関係ないお寺ならではのルールなので、ついついやっちゃわないよう注意したいところですね。

まず、お賽銭を入れて鈴を鳴らすってところまでは神社と一緒で、そこから神社は二礼二拍手一礼が始まります。

それに対してお寺の場合、鈴を鳴らしたら手のひらを合わせる合掌をして願い事の後に礼をすれば終わりです。

お寺によっては本堂の中で参拝するなんてこともあり、そちらだと焼香が悩むポイントだと思います。

焼香はお葬式などでやるあれですが、宗派によって回数が変わったりするので困りますよね。

迷った場合は回数は1回でいいので、右手でつまんだお香を顔の前まで持ってきてから香炉に落とせばOKです。

お寺の宗派がはっきしていて、自分自身もその宗派の場合などは独自のやり方でももちろん問題ありません。

そして、再び合掌してから願い事って感じで終わりなので、焼香を除けば神社よりもシンプルな感じですよ。

注意したいポイントはお賽銭で、投げいれたりせずに、音を立てないよう静かに入れましょう。

あとは好みに応じておみくじをやったり、お守りを購入したりと自由に雰囲気を楽しんでください。

こちらの記事で書きましたが、喪中であってもおみくじを引いて大丈夫ですし、さらにお守りを購入するのもOKですよ。

最後、お寺から外に出る時は、お寺に立ちいる時と同じように本堂の方向を向いて軽く一礼すれば終わりです。



まとめ

お寺でどうすればいいかってかなり迷うかもしれませんが、神社と比べてものすごく違うってことはありませんよ。

拍手の有無とか大きな違いはありますが、そこさえ押さえておけばお寺でもそう困ったりはしませんから。

この記事のポイント
  • 服装は地味めが基本だが、明るい色よりはアクセサリー類に気をつけたい。
  • まずは手水舎と常香炉で体を清める、利用できない場合はスルーしてOK。
  • お寺では拍手はせず合掌、焼香の回数が分からないなら1回で。
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注釈   [ + ]

1. 他人の業、悪いものまでもらうとされています。

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