鏡餅のみかんの代用の飾りは、のせないという選択肢はありなのか

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お正月に欠かせない定番アイテムは色々とありますけど、やっぱり室内では鏡餅とみかんの組みあわせが鉄板じゃないかなと思うわけです。

門松やしめ縄などお正月らしいものを用意しない場合でも、鏡餅は何だかんだで用意する場合が多いですし。

しかし、本当に鏡餅の上に乗せるみかんって必要なのか、代わりに何か置くのはダメなのかって感じることもありますよね。

今回の記事では以下の3つのポイントを中心に、鏡餅に乗せるものについてくわしく取りあげます。

今回の記事で取りあげるポイント
  1. 鏡餅のみかんって使わなきゃダメなの?
  2. みかん以外に飾れるものは?
  3. みかんを乗せないならどうすれば?


鏡餅のみかんって代用できないの?

まず、みかんの代用品ってところが……ちょっと引っかかるところで、そもそもみかん自体が代用品として使われているんですよね。

本当はだいだいを鏡餅に乗せる習慣があって、こちらは橙(だいだい)色の名前の元であるミカン科の果物です。

ただし、現代ではだいだいはそう簡単には手に入らず、私もスーパーで見かけた記憶はほとんどありません。

そのため、だいだいではなく雰囲気が似ているみかんを代用品として使っているのですが、現代ではみかんを乗せるのが当然みたいな雰囲気になっているわけですね。

みかん自体が代用品なのに、さらに代用品を探すのはどうかって気持ちもありますけど、まずはどうしてだいだいが使われてきたかってことがポイントです。

「家が代々繁栄しますように」と願う→代々→だいだい……バンザーイ、バンザーイみたいなものですよ。

……何かバンザーイは通じていない気もしますが、そんなにうまいわけでもない語呂合わせとしてだいだいが使われてきました。

今はそういう時代ではないみたいな雰囲気も生まれつつありますけど、昔は家を守るってのが第一みたいな雰囲気でしたからね。

たとえ親父ギャグに近いような語呂合わせであっても、熱心に信じられてきたのだと思います。

そんなわけで、家の繁栄を願う気持ちからだいだいを使ってきたわけですが、みかんを代用品として使っている時点で本来の意味はなくなっていますよね。

形とか味とかいわれとか、そういうだいだいの特徴を重視して鏡餅の上に置いたのならみかんで代用するってのもありだったかもしれませんけど、上の説が正しいとしたら重要なのは名前です。

「だいだい」って名前が重要なのですから、代用品として「みかん」を使っている時点で本来の意味はほとんどないんじゃないかなと思います。

それでも、形など見た目はほぼ一緒ですから、細かいことを気にせずにみかんってのもありなんですけどね。

ちょっと遠回りになりましたけれど、個人的にはみかんを無理に使わなくてもいいって考えていますよ。

鏡餅の飾りとして使われるみかん以外のものは?

じゃあ、みかんの代わりに何を乗せればいいかですが、鏡餅の上に乗せるのはやっぱりみかんかなって感じます。

上の段落と言っていることが違うと感じられるかもしれませんが、鏡餅の上にうまく乗ってくれるものってそう多くはありませんからね。

小型でいい感じに鏡餅の上に収まってくれるものを考えたら、やっぱりみかんが有力候補なんです。

ただし、実用的か、現実的かは置いておくとして、実際には鏡餅の上に乗せるものって意外と選択肢は多いですし、みかんと一緒に別の何かを飾るなんて場合もあるんですよ。

鏡餅をどういう風に置くか、これは地方によってだいぶ差があるので現代でも用いられているかもしれませんが、以下のようなアイテムが使われていたんですね。

鏡餅に飾る縁起物
  • アワビ
  • エビ
  • 干し柿
  • 昆布
  • スルメ

……何かどれも自己主張が強い食べ物ばっかりな気がしますし、そもそも用意するのが難しいものもあります。

問題のアワビですが、こちらのお中元の記事でも書いたように、のしに使われているマークはアワビのことを指しているんですよね。

もちろん、某番組で出てくるたびに自腹に大きく影響するようなアワビ料理の形ではなく、干しアワビと考えてください。

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エビも言わずとしれたみたいな感じの有名な縁起物ですし、昆布もアワビに並ぶくらいの縁起物として使われてきました。

干し柿もスルメも同じく縁起物としての側面があるので、鏡餅と合わせるのはありなんですよね。

鏡餅にみかんをのせないってありなの?

そもそも、みかんを鏡餅に乗せる必要があるかですけど、無理に乗せる必要はありません。

実際、喪中であんまりお祝いムードでない時には、鏡餅だけを飾るなんて例もあるくらいですから。

喪中でもないのにみかんを乗せないのはちょっとさびしいかなと思いますが、代わりに何かを飾るならそれもありかなって感じですね。

候補としては上の段落であげた鏡餅に合わせられてきたものですが、アワビは……見なかったことにしましょう。

縁起物の中ではエビが特に別格みたいなイメージがありますが、伊勢神宮では鏡餅に伊勢エビを飾って神様へのお供えとしているように由緒もあるんですよね。

伊勢エビはさすがに価格的に難しいと思いますが、本物のエビを鏡餅と合わせるってのも選択肢の1つです。

しかし、たとえ伊勢エビでなくても本物のエビは色々と厳しいので、エビの飾りがついた鏡餅をあらかじめ購入するってのはありだと思いますよ。

干し柿は今でも割と鏡餅に合わせられていて、干し柿をいくつも串に刺した串柿の形で鏡餅の上に乗せ、さらにみかんを乗せるって形が多いですね。

昆布やスルメの場合は上に乗せるのではなく、鏡餅の1段目と2段目の間に挟むって形が基本です。

干し柿はちょっとやりにくいかもしれませんが、みかんの代わりにエビを使ったり昆布やスルメを用意するのはありだと思いますよ。

こちらの記事では鏡餅を下げるタイミングについて書いたので、ぜひ合わせてチェックしてくださいね。



まとめ

入手しやすさとか乗せやすさを考えるなら、やっぱりみかんを使うのがいいかなとは思います。

ただし、みかん以外の縁起物を飾るって選択肢はあるので、そちらを使うのもありですよ。

この記事のポイント
  • みかん自体がだいだいの代用品で、無理に飾る必要はない。
  • アワビやエビ、干し柿などが鏡餅の飾りとして使われてきた。
  • みかんを乗せないなら、エビなど他のアイテムを用意したい。
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