漢字の書き順は必要なのか、テストや漢検では対策した方がいいか

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正しく読む、意味を知る、熟語を知るなど漢字の勉強は奥が深く、どれだけ勉強しても終わりがないくらいのレベルです。

漢字検定のように漢字専門の資格なんてのもあるくらいですし、漢字をより深く勉強するのはいいことだと思います。

一方、小学生の頃には漢字の書き順、筆順なんてものを習っていましたけど、あれって本当に必要なのかは気になるところですよね。

今回の記事では以下の3つのポイントを中心に、漢字の書き順の必要性についてくわしく解説します。

今回の記事で取りあげるポイント
  1. 書き順って本当に必要なの?
  2. テストで書き順は出てくる?
  3. 漢字検定の試験に書き順は関係ある?

漢字の書き順って必要なの?

もう合格からだいぶ時間が経っているので、同じ試験を受けても合格できるかはかなり怪しいですけど、こちらの記事でも書いたように私は漢字検定の準1級に合格しているんです。

学生時代も漢字はそこそこ得意だったのですが、社会人になってから本格的に勉強を始めました。

そんな立場から漢字の書き順について色々と解説するのですが、まず必要か不要かで言えば……不要に近いですね。

まず、私は書き順について多少は昔の記憶がありますけど、これが正しいかどうかは分かりません。

漢字は読めて、書けて、意味を知っていればほぼ満点で、それ以外の要素ってほとんど必要ないんですよ。

このうち書き順が影響してくるのは書き方ですけど、書き順を知っていればうまく書けるってわけではありません。

私はものすごく字が下手で、こちらの記事で書いたように漢字検定の本番では漢字を丁寧に書くだけで苦労しました。

ただ、これは私が左利きなのが大きくて、こちらの記事で書いたように左利きってどうしても字が汚くなりやすいんですよ(言い訳)

そんなわけで、本番では苦労しましたけど、それでも漢字検定の2級と準1級に合格しましたので、書き順が必須とは思いません。

ただ、最低限のルールくらいは知っておいた方がよくて、例えば「田」って字を書くのに下の横棒から書きだして上に向かって線を伸ばすのは……バランスが悪くなりそうです。

「こう書くとやりやすい」ってのが書き順の基本ですから、最低限のルールは小学校で教える方がいいと思います。

上から下に、左から横にみたいな基本的な書き順のルールさえ知っておけば、あとは必要ない気はしますけど。

どうして必要ないと思っているかですが、書き順って過去にルールが変わっているんですよね。

私の父がそうなのですが、必要の「必」って漢字を書く時に、まず「心」って書いて最後に右上から左下に線を入れるみたいな書き方をするんです。

しかし、私は真ん中の上にある点を最初に置いて、右上から左下、真ん中から右下に線を伸ばし、最後に残りの左右の点を入れるって形で書きます。

はっきりした記憶はありませんけど、多分こういう感じで書き順を習った気がするんですよね。

書き順は時期によって変わっているものがあり、さらに言うならそもそも書き順に正しいとか正しくないってありません。

元々、漢字の書き順の候補はいくつかあったのですが、その中から「これが正しい」って戦後に文部省(現在の文部科学省)が無理やり決めたんですよね。

テストで出題することを考えると分かりやすい正解があった方がいいってことだと思うのですけど、今ひとつ納得しづらいものがあります。

結局、その後も書き順が変わっている漢字が出ていることを考えると、そんなに気にしなくていいんじゃないかというのが個人的な意見です。

ただし、これはあくまで大人が「書き順なんて知らなくても問題なかった」って言っているだけで、学生さんだとまた話は違うんですよ。

漢字の書き順ってテストや受験で出るの?

大人になってから漢字の勉強を始めるなら無視していいですが、学生さんは書き順とか画数とかそういう「意味あるの?」的な情報も少し意識しておいた方がいいんですよね。

書き順は小学校で習うので、当然ながら中学受験で問題として出てくる可能性がそこそこ高く、無視するのはおすすめできません。

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こちらのNEWSポストセブンでは鎌倉女学院の受験問題が紹介されていますけど、これは画数を押さえていないと分からない問題ですから。

漢字検定準1級を持っている私なら何の問題もなく……嘘です、3問目を普通に間違えました。

部首についてはこちらの漢字検定の記事で勉強方法をくわしく書きましたが、部首は漢字の意味や成りたちを知る上で役立ってくれます。

「さんずい」なら水に関係しているとか、体に関係している漢字は「月」が入っているとかそういうことです。

それに対して書き順、画数は特に役立つとは思わないのですけど、それでもテストで出てくるかもしれない以上はやっておいた方がいいんですよ。

漢字の書き順は漢検で対策しておいた方がいい?

受験を含めたテストでは書き順の勉強も必要ですが、続いては漢字検定ならどうなのかです。

漢字検定では書き順の問題は出ますけど、全ての級ではなくて5級以下に限られているんですよ。

こちらの記事では、漢字検定には全部で12の級があることなどを書きましたのでチェックしてほしいと思いますが、4級以上を受験するなら書き順は無視しちゃってOKです。

4級と5級がどのくらいのレベルかですが、4級は中学校在学程度、5級は小学校6年生修了程度と日本漢字能力検定協会のサイトでは書かれています。

小学校までは漢字の書き順を習うので、5級までは書き順の問題があるってことのようですね。

書き順の問題は「この文字のこの部分は何画目に書くでしょう」みたいに、漢字の読みとか書きとかを答えなくていいタイプですよ。

……ほとんど書き順を覚えていない私からすれば、そういう問題の方がイヤなんですけどね。

漢字検定でも5級までは書き順が出てきますから、もし書き順の勉強がイヤなら4級以上を目指してみるのもありだと思いますよ。

小学生が漢字検定を受験するとどんないいことがあるのか、それはこちらの記事でくわしく書いたので、あわせてチェックしてくださいね。


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まとめ

大人の視点で言うなら「漢字の書き順なんか意味はない」ですけど、全く勉強しなくていいってわけではありません。

各種テストで書き順が出てくる可能性はありますし、小学校時代はしっかりと書き順も勉強するといいですよ。

この記事のポイント
  • 大人の場合、細かい書き順を知らなくても問題はない。
  • テストで書き順の問題が出題される可能性はあるので、学生さんは勉強しておきたい。
  • 漢字検定の5級以下では、漢字の書き順の問題が出題される。

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