彼岸のお供えののしの表書きは、書き方で注意したいポイントは

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法要などのためお供えを持ってお彼岸の時期に里帰りする、よく見られる光景ですよね。

このお供えの選び方もなかなか悩むポイントなのですが、同じくらいになやまされるのがのしをどうするかという問題です。

お彼岸のお供えにはのし紙をかけるのか、それともなしで大丈夫なのか、気になるところですよね。

今回の記事では以下の3つのポイントを中心に、お彼岸のお供えののしをどうするか、のし紙を使う場合の表書きなどについてくわしく取りあげます。

今回の記事で取りあげるポイント
  1. のしなしだと問題があるの?
  2. 表書きには何て書けば?
  3. 名前はどう書くの?

彼岸のお供えってのしをかけるものなの?

のし紙をどう書くか以前に、お彼岸のお供えにのしをかけるかどうかってのが最初のポイントですが、どこにお供えするかがポイントですね。

実家、あるいは義実家のような身内の場合に関しては、のし紙がなくてもOKな場合もあります。

ここは非常に判断に困るところで、身内でもそのあたりはきっちりとしている場合もあれば、細かいことは気にしなくても大丈夫って場合もありますので。

だから、実家の場合は過去のお彼岸のことを思いだしたり、兄弟姉妹など身近な相手にたずねてみたりして判断してほしいと思います。

基本的に、実家だとのしなしでもOKな場合が多いですが、義実家だとパートナーと相談しつつって感じですね。

法要などがある場合のお供えに関してはのし紙をかける……のではなく、掛け紙を使います。

のし紙ののしマークについてはお中元の記事でくわしく書きましたが、あれは高級食材のアワビを表しているんですよね。

アワビはおめでたい時に使う縁起物って一面があるので、のしマークありののし紙はお彼岸など亡くなった方が関係してくる場面では使われないんですよ。

そういう、のしマークがそぐわない場面で使われるのが掛け紙で、こちらはのしマークなしののし紙みたいなものです。

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また、のし紙のうち水引が黒白、黄白のものは葬儀などの場面で使われますが、こちらものしマークはありません。

じゃあ、掛け紙と水引が黒白、黄白ののし紙の違いって何かって話ですが、これはほぼ同じものと考えてください。

何か厳密には違いがあるのかもしれませんが、どちらであってもお彼岸のお供えに使えますから。

黒白、黄白の水引の違いは使うエリアで、東日本だと黒白の水引を使う場合が多く、西日本だと黄白の水引を使う場合が多いので、どちらが使われているか家族などにたずねておくと安心ですよ(西日本でも黒白の水引を使うところなどがありますし)

掛け紙や黒白、黄白ののし紙の結び方に関しては結び切り1)角のように上に2つ飛びでている結び方。のはずですので、これでOKです。

彼岸のお供えの表書きって?

では具体的に掛け紙(もしくは黒白や黄白ののし紙)に何を書いていくかですが、まず用意するのは筆、もしくは筆ペンですね。

ボールペンで掛け紙、のし紙を書くのは完全にマナー違反ですので、筆ペンを用意しましょう。

まずは表書きですが、表書きとは水引の結び目の上に書くもので、これは贈り物の目的を表しています。

お歳暮だったら「御歳暮」など、お中元だったら「御中元」って書くように、どういう意味合いの贈り物なのかを一目で分かるようにするわけですね。

法要でお坊さんに渡すために現金を用意していくこともあると思いますが、こういう場合は「御布施」か「お布施」でOKですよ。

こちらの記事で書いたようにお菓子、線香などをお供えする場合は「御仏前」や「御供」で、お供え全般に使える表書きですね。

注意点として、四十九日法要が終わっていない段階では使えず、その場合のお供えでは「御霊前」と書きます。

また、仏なんて言葉が入っていることからも分かるかもしれませんが、表書きの「御仏前」は仏教でのみ通用するフレーズです。

神道2)しんとう、日本古来の宗教。とかキリスト教を信仰している家で「御仏前」はアウトですので、ここは注意したいところですね。

彼岸のお供えで名前の書き方は?

水引の結び目の上に、縦書きで「御仏前」などと書きますが、結び目の下には自分の名前を縦書きで書きます。

自分1人の場合は名字と名前をそのまま普通に書けばOKですが、夫婦の連名の場合は右側に旦那さんのフルネーム、左側に奥さんの名前だけを書くんですね。

ただ、実際には連名でのしを書くことはあまりなく、旦那さんの名前を単独で書く場合が多いのが現実です。

このあたりはだいぶ意味が分からないのですが、そういう文化が広まっているからとしか言いようがありません。

もっと大人数、3人とか4人の連名でのし紙を書くこともありますが、お彼岸のお供えとして使うことはまずないでしょうね。

自分1人か、配偶者との連名のどちらかだとは思いますが、もし家族以外かつ3人以上の名前を書く場合は、全員のフルネームを縦書きで書けばOKですよ。

夫婦の連名だと名字は右の旦那さんのところだけに書くのが一般的ですが、家族以外の連名だと全員のフルネームを書きます。

この場合、立場が上だと名前が右に、立場が下だと名前が左に来るので、ここは押さえておいて損はありませんよ。

私は一度もやったことがありませんが、贈る相手の名前を左上に縦書きで書く場合もあるんですよね(フルネーム+様付けです)

その場合は連名の書き方が逆になり、左側が立場が上、右側が立場が下に変わりますので、これもあわせて押さえておきたいポイントです。

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まとめ

お彼岸のお供えの選び方、そしてのし紙や掛け紙をどう書くかはなかなか悩まされるんですよね。

のし紙や掛け紙は、書くことは少ない割に書き方で苦労するものですが、ぜひこの記事を参考にしてほしいと思います。

この記事のポイント
  • お彼岸のお供えに使うのは掛け紙、水引が黒白や黄白ののし紙。
  • お坊さんへのお布施は「御布施」や「お布施」で、お供え全般は「御供」か「御仏前」
  • 水引の下に自分の名前、もしくは連名で複数の名前を書く。


注釈   [ + ]

1. 角のように上に2つ飛びでている結び方。
2. しんとう、日本古来の宗教。

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