初節句の五月人形のお下がりはありか、鎧兜は、誰が買うのか

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男の子にとっての大事な初節句、この場面に欠かせないのが五月人形ですよね。

どのような五月人形を選ぶかってのはなかなか悩ましいポイントなのですが、購入するのではなくお下がりって選択肢もあります。

初節句の五月人形はお下がりでも大丈夫なのか、それともお下がりでは何か問題があるのか、これは気になるところですよね。

今回の記事では以下の3つのポイントを中心に、初節句の五月人形のお下がりについてくわしく取りあげます。

今回の記事で取りあげるポイント
  1. 五月人形のお下がりってありなの?
  2. 五月人形と鎧兜のどっちを購入すれば?
  3. 五月人形を購入するのは誰?

初節句の五月人形のお下がりってどうなの?

まず結論から書くと、五月人形のお下がりはよくないこととされていて、これは五月人形の由来に関係しているんですね。

こちらの記事で書いたように、雛人形は子供に起こる災いを引きうけてくれる人形として広まったもので、五月人形も同じようなものなんですよ。

まだ子供の死亡率が高い時代、男の子が元気で育ってくれるようにと願いをこめて、代わりに病気とか怪我などの災いを引きうけてくれる五月人形が飾られはじめました。

工芸品であるのと同時にお守りとしての一面も持っている、これが五月人形の特徴なんですよね。

ここまでが五月人形の由来に関する話ですが、じゃあ次はお下がりがどうしてダメなのかって話で、五月人形はRPGの装備品みたいに誰しもに効果があるものではないとされています。

この五月人形は誰々の専用、みたいな感じで、お守りとしての効果は本人にしか効果がないとされているんですよ。

だから、初節句の五月人形をお下がりで用意するってのは問題があると言われているわけです。

……ここまで五月人形のことを書いてきましたけど、じゃあお下がりが絶対にダメかって言われると難しいところなんですよね。

上で書いたように同じような由来を持つ雛人形の場合、割と先祖代々のものを引きつぐなんてことがありますから。

雛人形も、お守りとしての効果は本人にしかないとされていますけど、何故か五月人形よりはお下がりに対して寛容な感じがあるんですよね(もちろん、新しいものを購入するって場合も多いはずですが)

そう考えると、五月人形だとお下がりがダメってのもおかしな話ですし、何とも判断に困るところです。

初節句は実家、義実家が絡んでくることも多いですから、そのあたりがどう考えているかもポイントですね。

実家や義実家から「お下がりなんてとんでもない!」って意見が出たら、それを無視するのはなかなか難しいですから。

お下がりという選択肢が使えるのか、周囲は反対していないのか、この2つで判断してほしいと思います。

初節句の鎧兜と五月人形ってどっちを選べば?

お下がりはダメって結論が出た場合は新しく購入するわけですが、どれを購入するかも悩むところですよね。

五月人形と聞くと鎧や兜を身にまとっている少年を思いうかべるものじゃないかと思いますが、鎧兜そのものを思いうかべることもあるはずです。

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鎧や兜を身にまとっている少年は、正確には「子供大将飾り」と呼ばれていて、上の段落で書いたように災いを受けもっててくれる的なご利益があるとされています。

しかし、子供大将飾りではなく鎧兜の方を用意するなんてケースもありますが、実はこちらも同じく災いを受けもってくれる存在なんですね。

どちらかが正解でどちらかが不正解ってわけではなく、どちらも正解で、用意するのは1つだけでOKですよ。

子供大将飾りがある場合は鎧兜はなしで大丈夫、鎧兜がある場合は子供大将飾りはなしで大丈夫、そんな感じです。

鎧兜のような鎧と兜のセットではなく兜だけってケースもありますが、こちらも意味合いは同じですね。

子供大将飾りと鎧兜(もしくは兜のみ)は内飾りと言われていて、内飾りのどれかと外飾りを用意するものなんです。

内飾りは室内に飾るもの、外飾りとは鯉のぼりのように自宅の外に飾るものですが……マンションだと鯉のぼりを飾りにくいのが難点ですよね。

最近は室内向けの鯉のぼりも増えてきたので、飾るのが難しそうな場合は室内に飾れる鯉のぼりを購入するのがおすすめです。

初節句の五月人形は誰が買うの?

内飾りと鯉のぼりを誰が購入するか、これも悩むポイント……というよりもめるポイントですね。

自分たちで購入するのではなく実家が購入するケースが多く、どちらの実家とも折りあいが悪いみたいな場合でもない限り実家に頼るのが普通です。

ただ、旦那さんの実家か奥さんの実家のどちらが購入するかでもめやすく、地域によって風習が違うのが問題なんですよね。

私が生まれそだった関西では、性別を問わず初節句の時に奥さんの実家が全てを用意するのが一般的だったのですけど、関東だとそうではないらしいですし。

関東だと男の子の初節句は旦那さんの実家が、女の子の初節句は奥さんの実家が用意するのが一般的なようですね。

だから、出身地で風習に差がある場合、実家同士でもめる火種となる場合があるんですよ。

こちらは明確な解決法はないものの、内飾りと外飾りをそれぞれ負担してもらうなんてやり方が使われることもあります。

もしかしたら、両家の間に立って仲裁するなんてこともあるかもしれませんが、両家を立てるみたいにプランを提案したいところですね。

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まとめ

お下がりの五月人形を飾る、これは由来を考えるとあんまりおすすめはできないんですよ。

ただし、お下がりがどうしてもNGというわけでもないので、そのあたりは実家との相談次第ですね。

この記事のポイント
  • 災いを受けてくれると言われていることから、五月人形のお下がりはNGとされている。
  • 子供大将飾りと鎧兜はどちらも災いを受けてくれるとされており、どちらかでOK。
  • 出身地の風習によっては、実家と義実家のどっちが購入するかでもめることもある。

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