新幹線をお盆に格安で利用する裏ワザは、予約をどう使うのがいいか

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お盆の帰省はどうしてもお金がかかりますので、だからこそ新幹線を格安で利用できないかと思ってしまいますよね。
新幹線を格安で利用する方法はあるのか、お盆に使えるテクニックを具体的に解説していきます。

新幹線をお盆の時期に利用するなら格安チケットでいいのでは?

新幹線で格安と聞くと、金券ショップで販売されている格安チケットをまず思い浮かべるとものですけど、あれってお盆の帰省の時には使えないものが多いんですよ。
私も昔は「何で格安チケットが売られているのか」と疑問に思っていましたが、あの格安チケットの正体は以下の2つのどちらかです。

新幹線の格安チケットの正体
  • 回数券
  • 株主優待券

多いのは回数券の方で、6枚つづりの回数券で使われなかったものが金券ショップに持ち込まれるわけですね。
時々、テレビなどのメディアでは株主優待券でお得に生活しているなんて実例が取り上げられますけど、株主優待券は上場している企業の株式を一定以上所有している株主に送られる1)厳密には権利確定日の4営業日前の時点で、一定以上の株式を所有していることが条件。ものです。

企業に必ず株主優待券があるとは限らないのですが、JRグループのうち上場しているJR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州の4社は株主優待券がありますよ。
株主優待券の方はそのままでは使えず、みどりの窓口に持っていくことで割引を受けられる仕組みです。

このように金券ショップで販売されている格安チケットには2種類がありますが、回数券の方はお盆の期間には使えないんですよね。
回数券は有効期間が設定されているのでその期間を過ぎると使えず、さらに有効期間とは別にゴールデンウィーク、年末年始、お盆は使えないようになっています。

時々、金券ショップで買ったと思われる格安チケットが使えないので駅員さんにクレームをつけるなんて光景が見られますけど、大抵は使えない期間をチェックしていないことが原因なんです。
お盆の時期に新幹線の回数券を使おうとしても無理なので、残念ながらこの方法ではチケット代を抑えられないんですよ。

新幹線に格安で乗れる裏ワザってないの?

回数券の方はお盆には使えませんが、株主優待券の方はお盆でも使えるので、格安で帰省するなら株主優待券を狙って購入するといいですよ。
先に書いたようにJRの株主優待券は4種類あり、いずれも有効期間は6月1日から翌年の5月31日なので、お盆でも問題なく使えるんです。

この株主優待券を持っているとどんないいことがあるかですが、乗車券や特急券といった新幹線を利用するための代金の割引が受けられますよ。
新幹線の乗車券や特急券については、こちらの記事で詳しく解説しているので合わせてチェックしてくださいね。

特急券には自由席、指定席、グリーン席とありますが、いずれの席でも割引が受けられますよ。
割引の幅は株主優待券の種類によって異なっていて、JR東日本の株主優待券は1枚につき片道の運賃が2割引き、2枚まで同時に使えるので最大で4割引きでチケットを購入できます。

次に、JR東海の株主優待券は1枚につき片道の運賃が1割引き、2枚まで同時に使えるので最大で2割引きとやや割引率は控えめですね。
JR西日本とJR九州の株主優待券は1枚につき片道の運賃が5割引きなので半額になりますが、2枚以上は使えません。

こうして比較してみるとJR西日本とJR九州の株主優待券はかなりお得なので、金券ショップで狙ってみるといいですよ。
なるべく旅行費用を節約したいなら株主優待券は役立つのですが、利用する新幹線によっては割引が使えないんです。

株主優待券は4種類ありますが、それぞれの会社が管轄している区間内でないと利用できません。
例えば東海道新幹線は東京駅から新大阪駅までの区間を走りますが、この区間は全てJR東海の管轄です。

しかし、実際には新大阪駅の先の山陽新幹線の区間があり、東京駅から博多駅まで直通していますよね。
ところが、新大阪駅以降の山陽新幹線の区間はJR東海ではなくJR西日本の管轄に変わります。

東京駅から東海道新幹線で帰省する場合、JR東海の管轄である新大阪駅までで降りるなら株主優待券が使えますが、新大阪駅の次の新神戸駅以降で降りる場合は管轄が変わるので株主優待券による割引が使えないわけです。
このような管轄が違うケースは他にもあり、新大阪駅から鹿児島中央駅まで直通する新幹線はJR西日本とJR九州にまたがっています。

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東京駅と金沢駅が直通することで話題になった北陸新幹線は、東京駅から飯山駅までがJR東日本の管轄で、上越妙高駅から金沢駅までがJR西日本の管轄ですね。
ちなみに、上越新幹線、東北新幹線は全ての駅がJR東日本の管轄なので、株主優待券が問題なく使えますよ。

乗車駅と降車駅によって使える場合、使えない場合に分かれるのが株主優待券の難点ですね。
あと、株主優待券は投げ売りされているわけではないので、実際に購入してみると意外と割引されなかったなんてケースも出てきます(割引率が大きいほど、金券ショップでの価格が高くなりやすい点も注意したいですね)

まずはこちらのJRのサイトなどで運賃の方を調べて、株主優待券が何円以下ならお得かってのを計算しておくと安心です。

株主優待券は他の割引と併用できない、券売機やインターネットからの購入では使えず窓口に行く必要があるなど難点も存在しますが、それでもお盆に新幹線を利用するなら押さえておきたい割引方法ですよ。

新幹線のチケットを格安で予約できない?

東京から広島、福岡への帰省など株主優待券が使えない場合、こちらのゴールデンウィークの新幹線記事でも出てきたJR東海のエクスプレス予約を利用する方法があります。

エクスプレス予約とは東海道新幹線、山陽新幹線の新幹線を割安で予約できるJRの会員制サービスのことですね。
このエクスプレス予約の商品は、基本的に会員本人しか利用できないのですけど「EXきっぷ」や「e特急券」なら会員を含めて2名以上6名以内で予約ができるんです。

お盆期間を含めて期間にかかわらず利用できるのが魅力ですが、特定のクレジットカードが必要なので、対応のクレジットカードを持っていないならまずはクレジットカードの申し込みから始めないといけません(審査で弾かれたら利用は不可です)
また、年会費がかかるので年に何回も新幹線を利用するなら間違いなくお得なのですが、お盆の利用以外に新幹線に乗る予定が特にないならマイナスの方が大きいですね。

それでも、新幹線の利用で割引はなかなか受けられませんから、新幹線に乗る回数によっては利用を検討する価値はありますよ。
新幹線を利用する上で役立つ情報を他にも記事にしているので、ぜひチェックしてくださいね。

新幹線を快適に利用するためには?


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まとめ

新幹線はお盆期間は格安で利用しにくいので、あんまり割引の方に意識がいかないと思います。
しかし、株主優待券やエクスプレス予約などの方法はありますので、利用できるようならぜひ試してください。

この記事のポイント
  • 金券ショップの新幹線の回数券は、お盆には利用できない。
  • 株主優待券は色々と制限もあるが、お盆でも割引を受けられるのが魅力。
  • エクスプレス予約なら割安で予約できるが、特定のクレジットカードが必須。


注釈   [ + ]

1. 厳密には権利確定日の4営業日前の時点で、一定以上の株式を所有していることが条件。