台風で頭痛が起こる原因、気圧との関係性や予防法について

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夏から秋にかけてよく来る台風は、日本に大きな被害をもたらします。
直接的な被害も怖いのですが、台風が来ると頭痛の症状が出るのでイヤだという人も多いですよね。

台風が来ると頭痛が起こる原因は何

台風による頭痛は起こりやすい人、起こりにくい人がいて、男性よりは女性の方が起こりやすいのです。
台風は低気圧の一種ですが、台風が頭痛の原因というよりは低気圧の方が原因なんですよね。

低気圧が日本にかかると雨、風などが強まりますけど、雨の時に頭痛が酷くなるって女性は多いと思います。
実際、私の母がそのようなタイプで、まだ天気が悪くなっていなくても頭痛が来たから雨が降るみたいなことをよく言ってました。

ここまで強く感じない人も多いですが、ともかく雨が降る時に頭痛がするのと基本的には同じ原理ですね。
では、どうして低気圧だと頭痛がするのかですが、それは空気の酸素の量に原因があります。

酸素が不足すれば体に悪影響が出るのはイメージできると思いますが、実は高気圧の状態と低気圧の状態では酸素の量に差があるのです。
天気予報を見ていると高気圧は晴れ、低気圧だと天気が悪いみたいなイメージを持ってしまいますよね。

そもそも、気圧というのは空気による圧力のことで、実感はできないかもしれませんが空気がある地球にいる限りは必ず圧力がかかっています。
深海に行けば行くほど水圧がかかるので深海魚のような特殊な生き物でないと生きられませんが、実は地上でも深海と同じように気圧による影響を強く受けているんですよね。

高気圧の時は上空から地面に対してかかる力が強く、逆に低気圧の時は上昇気流といって、空気は上空の方に引っ張られています。
上空から地面に対して圧力がかかっている高気圧の時は酸素も地面付近に多く集まっていて、低気圧の時には圧力の向きが逆になるので酸素も上空に逃げていく、そう考えるとよいでしょう。

台風による頭痛を起こす気圧

体内ではどのような変化が起こるのかですが、まず気圧そのものによる影響は血行不良ですね。
圧力がかかっている状態は体に悪そうな気がするかもしれませんが、実は高気圧の状態の方が自然なんです。

外からの力が加わっているので血液やリンパがスムーズに流れるのに対して、その圧力が弱まる低気圧だと血液もリンパもとどこおりやすいのですよね。

そのため、この流れがスムーズにいかないことから、全身の様々なところに悪影響が出るわけです。
さらに、低気圧の時には圧力が弱まるので、高気圧の時と比べると全身の細胞が膨張します。

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気圧による悪影響は頭痛が代表的ですが、血管も気圧の影響で膨らみ、脳内の神経を圧迫することで偏頭痛が起こるのです。
もちろん、膨張といっても目に見えるような大きな変化ではありませんが、体内ではごく小さな変化でもトラブルが起きる場合があるんですよ。

山に登ったり、飛行機に乗ったりするとスナック菓子が膨らむ場合がありますが、あれが体内でも起こっているので、痛みなどが発生するわけです。
高い山に登ると高山病を起こすことがありますが、これは酸素の量が少ないのが主な原因です。

酸素が不足すると頭痛や吐き気、めまいなどの症状が出ますが、先に書いたように低気圧だと酸素の量もわずかですが減ります。
10ヘクトパスカルほど気圧が下がれば酸素の量も1%ほど減り、台風の時にはかなり酸素が減るんですね。

標準気圧は1013ヘクトパスカルですが、この時と比べると950ヘクトパスカルの台風が直撃した時は6%程度は酸素が少ないのです。
つまり、台風が来ている時は人によっては高山病のような症状が出るので、頭痛に悩まされるわけですね。

人によって頭痛が起きたり起きなかったりするのは、酸素を効率よく取り入れられるかどうかの違いです。
酸素を効率よく取り入れられるなら影響はほとんどないのですが、効率がよくないと体は酸素を求めます。

そのため、さらに血管が拡張してしまい、より神経を圧迫した結果として頭痛が悪化するわけです。

台風による頭痛の予防法、対処法

頭痛に悩まされている人が気になるのは予防法と改善方法でしょうが、体質にもよるのであらかじめ予防するのはなかなか難しいですね。
予防法を挙げるなら腹式呼吸にして酸素を効率よく取り入れられるようにすること、あとはストレスやホルモンバランスを整えることです。

腹式呼吸は高山病を防ぐ上では重要ですし、ストレスやホルモンバランスは偏頭痛を引き起こす原因なので対策が必要なのです。
寝不足などで疲れていると偏頭痛を起こしやすいので、台風が来ると分かっている時ほど健康的に生活をするのが重要ですよ。

気圧の変化では耳の奥のリンパに波が起こり、これが頭痛の原因になる場合もあるので、リンパの波を感じにくくする酔い止め薬をあらかじめ服用するのも手です。
また、今は「頭痛ーる」というスマートフォン用のアプリがあり、こちらは気圧を予報してくれます。

そのため、こちらのアプリをインストールしておき、危険な日に備えておくのもよいですね。
残念ながら偏頭痛が起こってしまったら、血管を収縮させるカフェインを摂取するのがオススメです。

コーヒー、緑茶、リポビタンDのような栄養ドリンク、この辺りはあらかじめ用意しておくとよいでしょう。
もし何らかの事情で家にいないなら使えないかもしれませんが、光などの刺激を避けて横になれば血管の拡張は抑えられるので、暗めのところでゆっくりするのも重要ですよ。

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まとめ

台風が近づいて気が気でない、そんな時に頭痛が起こったら痛みと不安で相当につらいですよね。
確実に頭痛を予防することはできませんが、呼吸法や酔い止め薬などの対策もあるので、ぜひ試してみてください。


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