漢字検定2級の問題集と出題範囲について、参考書は必要なのか

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漢字検定2級の勉強を始めたいけどどの問題集がいいか分からない、これは困りますよね。

書店で販売されている漢字検定2級の問題集のどれがいいのか、参考書の中身についてなど詳しく解説します。

漢字検定2級の問題集の種類や中身って?

日本漢字能力検定こと漢字検定では全部で12の級がありますけど、上から3番目の級が2級です。

この記事を書いている時点で、日本漢字能力検定協会のホームページに掲載されているデータの中で最も新しいのが2016年度第3回の試験ですが、受験者数で最も多いのは3級の145,668人、次が準2級の101,318人で、その次は4級の82,448人です。

漢字検定2級は難しいというイメージがあるのか、ちょっと受験者数が減っているのですが、それでも57,983人が受験していますね。

さらに上の漢字検定準1級と1級はある意味で異常な世界と言っても過言ではないので、漢字検定のラスボス的な立ち位置に近いのが漢字検定2級だと思います(2級より上は裏ボス的な扱いでいいでしょう)

この漢字検定2級に合格するためにどんな問題集や参考書を選べばいいかですが、私の経験から言わしてもらえば書店で売られている頻出問題集ならどれでも構いませんよ(頻出問題集については下の方で詳しく説明します)

以前にこちらの記事でも少し触れましたけど、漢字検定2級の問題集は私ではなく興味を持った家族が買ってきたもので、私自身は選んでないんですよね。

それを借りて1日に1時間程度の勉強をして合格できたので、そこまで気にする必要はありませんよ。

……これだとあまりに不親切な気もするのでもう少し詳しく話をすると、問題集の形態はどれもそう変わりありません。

まず、漢字検定の各級の問題は「読み取り」とか「書き取り」など種類が完全に決まっています。

そして、漢字検定2級の場合は、本番でも必ず以下の9種類の問題が出題されるんですよね。

漢字検定2級で出題される問題
  1. 読み取り
  2. 部首
  3. 熟語の構成
  4. 四字熟語
  5. 対義語・類義語
  6. 同音・同訓異字
  7. 誤字訂正
  8. 送り仮名
  9. 書き取り

漢字検定の問題集には過去問題集と頻出問題集があり、過去問題集は漢字検定を実施している日本漢字能力検定協会が発売している、過去の本番の問題をそのまま収録しているものですね。

この過去問題集については私は購入していませんが、実際の試験の雰囲気を知りたいならお好みで追加購入するといいって感じで、絶対に必要ではありません。

それに対して頻出問題集は、過去の試験の傾向から出題されやすいと思われる問題を各出版社が実際の試験風にしてまとめたものです(私が使っていた問題集は頻出問題集ですね)

上で書いたように問題の種類は決まっていて、頻出問題集では読み取りや部首などの具体的な問題が大量に収録されています。

基本、読み取りや書き取りなど配点が多い問題はページ数も多く、そうでないものはページ数が少なめではありますが。

そして、頻出問題集では巻末に模擬テストみたいなものが収録されていますが、これは本番を想定した問題ですね。

こちらも出版社が独自にまとめたテストではありますが、問題数や配点は本番と全く同じなので直前の総仕上げには最適ですよ(過去問題集があるなら無理にやる必要はありませんが)

漢字検定2級に合格してから準1級の勉強を始め、書店で問題集を探した時に改めて漢字検定2級の問題集をチェックしましたけど、頻出問題集の構成はどれも同じような感じでした。

漢字検定2級の出題範囲ってどのくらい?

常用漢字全て、2136字が漢字検定2級の出題範囲ですけど、漢字が苦手ならあまりに多過ぎると感じるかもしれませんね。

けれども、この文字数はそこまで多いわけではなくて、1つの頻出問題集を購入して繰り返し問題を解いていれば、ほぼ全てが出てきますよ。

実際、私が漢字検定2級を受験した時は、問題集で全く見たことがない漢字などなかったと記憶していますね(だいぶ昔の話なので絶対的な自信はありませんが)

この出題範囲には注意点があり、家族や知り合いが過去に漢字検定2級の勉強をしていたなどの理由で、問題集をタダで譲ってもらうなんてこともあるかもしれません(中古本、ネットオークションでの購入なんて可能性もありますね)

基本的に、漢字検定は過去の問題集であってもそのまま使えるのですが、2級に関してはちょっと例外です。

上の方で少し触れた2級で出題される2,136字は常用漢字の数で、この常用漢字は内閣が定めているんですね。

常用漢字はよく使われる漢字のリストみたいなもので、常用漢字表外の漢字はあまり使われなく一般的ではない漢字です。

この常用漢字が2010年に改定されたので、2012年度以降は新しい常用漢字で漢字検定2級の試験が作られているんですよ。

そのため、常用漢字の改定前の問題集を使うと、全く問題集に載っていない漢字が本番で出てくる可能性はあります。

言葉自体はあまりにも有名だけどなかなか書けない思われるのが「挨拶(あいさつ)」で、この2つの字は私が漢字検定を受けた時は常用漢字表外、準1級の出題範囲だったんですよね。

ところが、改定で2つとも常用漢字に加わったので、今では2級の方でも出題される可能性があるんです。

「勺(しゃく)」「錘(すい)」「銑(せん)」「脹(ちょう)」「匁(もんめ)」の5つは一般的ではないということで改定で常用漢字から姿を消しましたけど、逆に「挨」「拶」など196もの文字が常用漢字として加わり出題範囲が広がったので、昔と比べたら漢字検定2級はやや難易度が高くなっています。

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それでも、常用漢字の改定に対応した問題集を購入しているなら本番でまるで知らない文字が出てくるなんてことはまずありませんので、神経質になる必要はありませんよ。

誰かから2級用の問題集を譲ってもらうなんてことがあっても、できれば書店で売られている常用漢字の改定以降の問題集を購入する方がいいですね。

漢字検定2級の参考書って必要なの?

ここまで問題集の話ばかりしていて参考書の話題が全く出ていませんが、実は参考書は今まで購入したことがないので詳しくは語れないのです。

漢字検定の2級の合格を目指すなら参考書は無理に買う必要はなく、頻出問題集だけでも十分ですよ。

ただ、漢字検定2級の頻出問題集を書店で軽く見て、読み取りの段階で相当につまずきそうな気配があるなら参考書を合わせて購入した方がいいですね。

なかなか読めないということは、そもそも出題範囲の漢字自体に慣れていない可能性が高いとも言い換えられますから。

準1級だとまた話は違うのですが、2級で読み取りはできないけど書き取りはできるなんてケースはまずないと思いますので、読み取りでつまずいているなら参考書も合わせて購入するのがいいですよ。

書店で見た限りという但し書きがつきますけど、日本漢字能力検定協会が出版している「漢検2級漢字学習ステップ」はなかなか分かりやすかったですね。

徐々にステップアップできるように導いてくれる構成なので、どこから手を付けていいから分からないようなら頼れますよ(参考書という扱いですが、問題も収録されていますし)

以前に書いた漢字検定準1級の対策の記事では、漢字そのものの意味を意識するのが重要だと書きました。

ものすごく漢字に詳しくなれるわけではありませんが、頻出問題集のみで勉強するよりは漢字についての意識も高まりそうでしたね。

ただ、私自身も漢字検定2級の勉強をしている時は漢字そのものの意味なんてほとんど意識していませんでしたので、そこまで気にしなくても大丈夫ですよ(より上を目指すなら漢字検定2級の時点で漢字自体を意識した方がいいですが)

読み取りに関してある程度の実力があるなら頻出問題集で反復練習、そうでないなら参考書から始めるってのがおすすめですね。

こちらの記事では、漢字検定2級の勉強期間、勉強時間について解説しているので、勉強を始める前に合わせてチェックしてもらいたいと思います。


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まとめ

漢字検定の2級は合格率もそれほど高くはないですが、それでも理不尽って感じる難易度ではありません。

常用漢字の改定に対応した頻出問題集、そして参考書をうまく使って本番に備えてくださいね。

この記事のポイント
  • 過去の試験を収録した過去問題集、出題されそうな問題が収録された頻出問題集がある。
  • 漢字検定2級の出題範囲は常用漢字全てで、常用漢字の改定前の問題集には注意したい。
  • 頻出問題集のみでも大丈夫だが、読み取りで苦労しそうなら参考書も合わせるのがいい。

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