痛風の痛みの応急処置は、何科に行くべきか、発作後の薬についても

この記事は約 8 分で読めますよ。

芸能人で痛風を告白する人も多く、とにかく痛いというのはよく知られていると思います。
しかし、いざ痛風と思われる痛みが出たら、大抵の人は痛みから何にもできなくなるんですよね。

痛風らしき痛みが出たら応急処置で冷やす

痛風の発作が出たことがない人からすれば痛みを想像しづらいのですが、発作を経験した人は「骨折したかと思った」と語るくらい酷い痛みなんです。
中には骨折より遥かに痛い、患部をカッターでグリグリされているよう、とかすさまじいコメントも多いんですね。

痛みの程度は人によって違うのですが、いきなりそんな痛みが出たら何もできなくなるのは当然のことです。
しかも、厄介なことに痛風は寝ている時に発作が起こりやすく、自宅で寝ている時に痛みに襲われるパターンがとにかく多いんですよね。

夜中に痛みに襲われたら病院の診察まで待つ必要もあり、それまでどう応急処置を施すかが重要なポイントです。
痛風は温めた方がよいという情報も出回っていますが、発作が出た時にはまず冷やしましょう。

こちらの痛風の記事でも少し触れましたが、関節部分に溜まっていた尿酸が剥がれ、それを白血球が攻撃することで発作が起こります。
基本的には体が冷えている状態っていいことはなく、温めた方がいいのですが、痛風の発作が出ている時に温めると血流がよくなって、白血球が活発に働くんですよね。

痛風を経験した人が「心臓が動くたびに痛い」なんて語るように、痛みがある時は血流をよくしてはいけません。
体温が高ければ痛風の発作は起きにくいのですが、こういう体を温める努力は痛風の発作が治まってからやるべきことですね。

発作が治まっているようなら冷やすのは問題なので、この辺りの対応の違いから「冷やすのがいい」「温めるのがいい」のような真逆の説が生まれたのだと思います。
痛みがあるなら痛み止めを飲む、これはごく常識的な行動ですが、痛風の発作が起きている時に飲んではいけない痛み止めがあるんです。

問題なのは使われている成分で、アスピリン(アセチルサリチル酸)という成分には痛風の原因の尿酸の排泄を抑制し、尿酸値を上げる働きがあります。
アスピリンが配合されている痛み止めはバファリンが有名で、他にエキセドリンやケロリンもアスピリンが使われていますね。

ロキソニンS錠があるならそれが有効ですが、ないなら成分にアスピリンやアセチルサリチル酸という文字がないかよく確認してから服用してください。
痛風が起こるのは関節なのですが、その中でも初めての発作は圧倒的に左足の親指の付け根が多く、指が痛くて歩けないというケースが非常に多いんです。

家族が自宅にいるならともかく、一人暮らしなら氷や薬を取りにいけないなんてケースも十分に考えられます。
動けないようならできることはほとんどないので、何とか足を心臓の位置より高いところに持っていきましょう。

スポンサーリンク

心臓の方が高い位置にあると足に血液が流れやすく、少しでも血液を流れにくくするために、机や椅子などの台代わりになるものの上に足を乗せてください。
氷を用意できた人や痛み止めを飲んだ人も、同じように足を心臓より高い位置に持っていき、安静にして病院の診察開始を待つしかありません。

痛風の痛みが出たら病院の何科にどんな方法で向かうか

何とか朝を迎えられても、次に待っているのはどうやって病院に向かうかという新たな問題です。
何しろまともに歩けないケースが多いので、当然ながら近所の病院まで歩いて向かうなんてまず不可能です。

家族に自動車を運転できる人がいるなら、乗せてもらって病院に行くのがいいのですが、これが無理ならタクシーか救急車を使うしかありません。
最近は救急車を簡単に呼ぶ人が多いということで社会問題化していますが、痛風の痛みで動けないなら救急車を呼ぶのも手です。

本当に玄関まで這うようにして出てきて救急車で運ばれたなんて例も多く、それくらい酷い状態なら救急車のお世話になるのも仕方がありませんよ。
また、救急車の場合は適切な病院を選んでくれるので、病院選びで悩まなくても済みます。

家族の自動車、タクシーで病院に行く場合は何科に行くか迷うところですが、痛風は内科ですね。
ただ、実際には痛みを骨折や捻挫と勘違いして整形外科に行く人も多く、整形外科の方で「これは痛風じゃないの」と指摘されて内科に回されることもあります。

個人病院の整形外科に行くと、また別の内科に行く必要が出てくるかもしれないので、足の痛みが骨折や捻挫、もしくは痛風か分からない場合は総合病院に行く方が確実ですね。

痛風の痛みが治まって薬を飲み始めてからが重要

病院に行けば恐ろしい痛みから解放される、藁にもすがる思いで期待するかもしれませんが、実は痛みはある程度は続きます。
病院では痛み止めとしてナプロキセンなどの非ステロイド性抗炎症薬が処方される場合が多く、痛みが治まるまでは薬を飲み続けなければいけません。

とてつもない痛みを伴うので、薬を飲んでもなかなか痛みが引かないなんてケースも多く、すぐに痛みから解放されるとは限らないのです。
本当に痛みが酷い場合にはステロイド剤を関節に注射する方法があり、こちらは効果は抜群です。

ただ、こちらは足首や膝などの大きな関節限定で使われるケースが多く、当然ながら注射自体もとてつもなく痛いので、足の指の発作ではまず使われないでしょう。
そして、痛みが引いてからが実は治療の本番で、尿酸値を下げる薬を飲んで対処をするのです。

発作が出ている時に尿酸値を下げる薬を飲むと、逆に発作を引き起こすので、時間差で治療を開始します。
ただ、痛風って恐ろしいことに発作が治まると、痛みがあったのが嘘のように本当に普通の生活に戻れるので、この尿酸値を下げる薬を真面目に飲まない人も多いのですよね。

そして再び発作が起きるなんて例が非常に多いので、一度でも発作が起こったら痛風の治療に対して真剣に取り組まないといけません。
医師からは食事制限を勧められるケースも多いですが、体質改善に東洋医学を利用する手もあります。

どんな方法を選ぶにせよ、今までの生活を続けていてはまた発作が起きるのがほぼ確実なので、食事や運動など生活習慣を改善して対処してくださいね。

おすすめ記事

まとめ

痛風の痛みが治まると、病気も終わったと思いがちですが、実際には痛みが治まってからが本番なんです。
尿酸値が高い状態が続くと命に関わるので、激痛はやり直しのチャンスが与えられていると捉えるのがいいですよ。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする