柿の栄養と効能とは、皮や干し柿を食べるメリットも紹介します

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秋らしく、日本ならではの果物といえば柿ですよね。
日本でおなじみの柿は中国から日本に入ってきた説が有力ですが、海外でも日本の柿は「KAKI」として通用するくらい日本らしさが出ている果物です。

柿に含まれている栄養と効能について

果物の中でも甘さが控えめで上品な味ですが、今は甘いお菓子などもあふれているので、昔ほど食べられていないかなという印象ですね。
「柿が赤くなると医者が青くなる」なんて言葉がありますが、実は柿はそれだけ栄養素が豊富なんです。

栄養素が豊富だからこそ、柿の実を食べる時期には医者が青ざめるなんて言葉が生まれました。
この言葉はちょっと大げさですが、それでも栄養素が豊富なのは事実で、特に以下の栄養素が多く含まれていますよ。

  • ビタミンC
  • βカロテン
  • ペクチン
  • タンニン

ビタミンCは疲労回復の効果、美肌効果があることで有名ですが、ほぼ野菜や果物からしか摂取できないんですよね。
ビタミンCは割と摂取しやすい栄養素なのですが、お肉や魚は好きだけど野菜や果物は食べない人の場合は不足しがちです。

まだまだ喫煙している人も多く、禁煙したいけれどやめられない、旦那さんが禁煙してくれない、このような悩みを抱えている主婦の人もいるでしょうが、喫煙はビタミンCを大量に消費します。
さらに、野菜や果物をあまり食べないならビタミンCの不足が深刻になってもおかしくないので、柿を食べるのが効果的ですよ。

柿1個、だいたい200gあたりにビタミンCは140mgも含まれていて、それに対して大人の1日のビタミンCの摂取量の目安は100mgなんです。
100mgを上回っていればいいというわけではなく、これを下回るとまずいですよって目安ですが、何と柿1個で上回るんですね。

そのため、柿がスーパーで出回るシーズンになったら、なるべく買うというのもありですよ。
βカロテンは抗酸化作用があり、アンチエイジングや美肌効果が期待できる栄養素ですね。

このβカロテンは体内で吸収されにくいので、なるべく意識して摂取して損はありませんよ。
柿はβカロテンがものすごく多いわけではなく、果物だとメロン、すいか、パッションフルーツなどのライバルの方がβカロテンを多く含んでいますが、気軽に食べられる果物の中では柿は上位です。

柿は皮ごと食べるのが栄養の面ではいいのだが

ビタミンCやβカロテンと比べるとペクチンはあまり聞き覚えがないかもしれませんが、こちらは食物繊維の一種ですね。
りんごジャムを作った時にゼリー状になるのは、このペクチンが有機酸や糖分と反応するからです。

ペクチンには腸内の善玉菌を増やす整腸作用があるので、下痢や便秘などの腸のトラブルがある人に向いている栄養素です。
また、コレステロール値を下げる効果も確認されているので、お肉を多く食べる人は摂取して損はありませんね。

ペクチンは果物全般に多く含まれていて、柿ならではの栄養素ではありませんが、それでもデザートとして柿を食べるのは有効です。
タンニンはこちらの栗の記事でも登場しましたが、ポリフェノールの一種で渋み成分ですね。

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このタンニンにも美肌効果、抗酸化作用があり、他の柿の成分と合わさることで効果が期待できるわけですよ。
タンニンといえば緑茶に多く含まれていることで有名ですけど、柿のタンニン含有量は緑茶を遥かに上回ります。

ちなみに柿の皮、正確に言うと皮と実の間の部分にはビタミンCやβカロテンが特に多く含まれているので、栄養のことを考えると皮ごと食べるのがいいんですよ。
このように柿に含まれている栄養素には美肌効果、抗酸化作用など体に役立つ効果が満載ですけど、やっぱり食べ過ぎは問題なんです。

柿自体がエネルギーを多く含んでいるのでカロリー的(1個あたり120kcal程度)にも問題ですし、体を冷やす効果もあります。
東洋医学では果物、糖分は体を冷やすものと定義されていて、冷え性の人にとってはつらい食べ物なんですね。

もちろん、柿を毎日1個食べた程度で体に悪影響が出たりはしませんが、美肌効果などがあるからといって毎日のように何個も食べるとメリットよりデメリットの方が上回ってもおかしくはありません。

柿と干し柿で栄養は変わってくる

柿はそのまま食べる方がいい、いやいや干し柿にした方がいいという風に意見が分かれると思いますが、実はこの2つは栄養素がだいぶ異なるのですよね。
干し柿のデメリットから見てみますが、柿の魅力であったらビタミンCは恐ろしいくらいに減ります。

干し柿100gあたりのビタミンCはおよそ2mgなので、ビタミンC目的なら干し柿を食べるのはよくないのです。
ゴーヤのように食材によって熱に強い場合もあるのですが、ビタミンCは基本的に熱に弱く、ドライフルーツにすると大幅に減少します。

逆に干し柿のメリットですが、βカロテンとペクチンは普通の柿と比べて大幅に増えるんですよ。
また、柿に含まれているカリウムなどのミネラルも濃縮され増えるので、ビタミンCを除けばいい効果だらけなんです。

それでも、普通の柿でも十分に栄養素は豊富ですし、そこまで神経質にならず好きな方を食べる感じで大丈夫ですよ。

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まとめ

柿は美容やアンチエイジングに大きく関わっている、女性にとっては非常に嬉しい果物です。
スーパーに行くと色々な果物があるので、柿に手を伸ばすことは少ないかもしれませんが、食べて損はありませんよ。


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